フジミ模型の彗星艦爆一二型を作っていきます。
前回は胴体内部を組み立てた。
今回は残りの部分に手ををつけ、全体の組み立て作業を終了しよう。
苦戦すると思いきや、そこまで苦戦していない感じかな?
今回のパートでもチョコチョコ細かい調整をしていますな。
極端に変なところはないけど、パチピタともいえない感じだ。
詳しくは後述する。
それでは作業を再開しよう。
風防周りの組み立て
前回接着した箇所が乾燥しましたので、胴体や主翼の合わせ目部分を整形。
整形時に削ってしまった塗装箇所はここで筆塗りして再度塗装します。
こういう場所って削った際に削りカスが内部に入らないか不安になるよね。
削る際はテープ類を貼り付けて一時的にコクピットに封をするのもアリだ。
ここで風防を取り付け。
このキットの風防は一体成型ですな。
そういえばこのキット、後部座席の機銃がないね。
やっぱり内装は簡略化されているというか。
いつものセメダインハイグレード模型用で接着。
座席仕切り部分をはじめ少し隙間ができますな。
元の風防の合いというより、筆者が削りすぎたから隙間ができたのかもしれない。
いずれにしろ隙間を埋めよう。
極々狭い面積なので、Mr.サーフェイサー500の溶きパテを塗って隙間埋め。
隙間めがけて塗り、乾燥後にテープで風防を保護しつつ削ります。
後は風防をマスキング。
細切れにしたマスキングテープを貼り付けるよ。
日本機は窓枠が多いので少し時間がかかりますな。
機首の組み立て
ここで一旦機首の組み立てに。
彗星艦爆の特徴ともいえる、液冷エンジン「アツタ三二型」を搭載したスマートな機首ですな。
アツタという名前はエンジンを作っていた愛知航空機の所在地、愛知県愛知郡熱田区(現在は愛知県名古屋市熱田区)が由来だとか。
プロペラは機首内部から軸パーツを差込み、そこにペラ本体とスピナーを接着する方式。
軸パーツ自体の精度はいいので調整はほぼ不要だ。
筆者は以前にプロペラ裏の押し出しピン跡を埋めていたみたいだけど……
これはあんまり目立たないからやらなくてもよかったかも。
ここは機首の機銃口周辺が大きくヒケて凹みが出来てしまっている。
タミヤパテを盛って削って埋めてしまおう。
画像で色が違う部分が当該箇所だ。
浅いものなら軽く削れば問題ないですが……
これはパテが必要なレベルですな。
プロペラはここではまだ仮留め。
塗装時は別々に塗る。
機首はややはめ込みがきつめ。
今回は機首側の取り付け部の内側を削ることで対処している。
風防のマスキングが戻っているような。
実際はパテの乾燥時間のため、機首と風防は並行して作業していたというやつです。
説明時に混乱するので、ここでは各部位ごとに分けて解説しています。
脚の組み立て
大まかな部分は出来上がったので後は細かい部分脚パーツを。
本キットの主脚カバーは一体成型です。
飛行状態で作る場合はそのまま接着。
着陸状態で作る場合は3つに分割しましょう。
今回は着陸状態にするのでデザインナイフを入れて分割する。
本体に接着するものは細かいので紛失に注意だ。
筆者もここで1つ飛ばして余計な捜索時間を使っている。
今回の戦果
これですべての部品の準備が整いましたな。
後は塗装だけです。
機首は塗り分けのため、瞬間接着剤を点付けして仮留めしている。
塗装完了後、機首を外しプロペラを組み込み再度接着予定だ。
……あれ、風防上のアンテナ線支柱がないような。
アホな筆者が紛失したようです。
捜索しても見つからないですな。
今回はここまで
スケジュールの都合でアンテナ線支柱は放置して、次回はこのまま塗装に入ってしまう予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版