
フジミより発売されています、九九式艦上爆撃機を2機分作っていきましょう。

前回は2機分同時に塗装とマーキングを行った。
今回はそのままウェザリングを行い、完成に持ち込む。

2機同時完成。
これで筆者の在庫も少しは片付いたかな?

残念ながら焼け石に水というやつです。
今回は元キットの箱もなかったので、積み山の箱も減っていませんし。

組みかけで箱と中身が一致しないものは同じ箱に複数入っているものも多いからね。
今回掘り起こした2機が入っていた箱には、まだもう1つ別のものが入っていたりする。
それでは作戦を再開しよう。
ウェザリング!



ウェザリングはいつもの3点セット。
- スミ入れ
- 銀の塗装剥げ
- 排気管汚れ
ですな。
横須賀海軍航空隊所属機はジュラルミン地で元々銀色なので、機首など銀ではない部分のみ銀剥げ表現を行う形に。

いつものウェザリング。
やり方は過去記事を参考にしてね。

完成へ



最後に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹きつけ。
風防のマスキングを剥がして完成です。
爆弾はトンボのピットマルチ君で留めていますな。

これであのボロボロだった放置品がなんとか観賞に耐えうるものになった。
以下、ギャラリーとなる。
フジミ 1/72 九九式艦上爆撃機一一型 完成!







まずは保安塗装の横須賀海軍航空隊のから。
九九艦爆でこの塗装は珍しいよね。

保安塗装機は九六~九七式辺りの名前がつく機体のイメージが強いですからね。
ここですと以前組んだ九七式一号艦攻がそれに当たります。








お次は空母赤城搭載機。
九九艦爆といえばこの塗装のイメージだよね。

この時期の艦載機は胴体の帯の色と尾翼の記号でどの母艦かがわかる。
赤城搭載機は胴体が赤い帯1本で、尾翼の記号が「AI-○○○」なのが特徴だ。


今回作った2機を並べて。
今回のキットではこの2種類のマーキングのみ収録ですが、現行品では更に増えている形に。

各種資料を参考に、更に塗り分けてみても面白いだろう。


零戦二一型や九七式三号艦攻と並べ、大戦初期の艦載機トリオで。
艦攻は艦爆と同じ空母赤城搭載機、零戦は瑞鶴搭載機となっていますな。



花形の戦闘機である零戦はさまざまなメーカーから発売されているけど、九七艦攻と九九艦爆が意外と少なめだ。
実は英国のエアフィックスはこの3種を全て発売していたりする。


国産メーカーではないところが意外な。

ただエアフィックスの零戦と九七艦攻は2010年代発売の比較的新しいものですが、九九艦爆は全身に凸リベットが施された古いものでしたな。
ここの解説以前に購入していたような。


エアの九九艦爆は以前放置品集計をした際に写っている。
画像右側の、彗星戊型の箱の下側に入っている水色の部品のがそれだ。
今回のフジミ製品同様、気が向いたら筆者がそのうちサルベージするかもしれない。

なんか他にも古いエアフィックス製品らしき水色の成型色のものがちらほらと……。

60~70年代初版のものが多く、精度にかなり問題のあるものが多いのですよ。
なので素人だった10年ぐらい前の筆者の手には負えず……。


以前組んだ二二型や、ここの解説以前に組んだ江草中佐機と。
こうして並ぶと塗装の個性が出ていますな。



二二型の際にも触れたけど、ここで一一型と二二型の外見上の違いをおさらい。
- 二二型は風防の後部が延びたような形をしている
- 二二型はプロペラにスピナーが追加され、機首もすぼまったような形になっている
といったところが特徴だ。

整流効果を向上させたみたいな。
作ってみた感想のコーナー


こうやって同じ機種がたくさん並ぶと爽快というか。

キット内容に対する詳細な感想は昨年組んだ二二型とほぼ同様なので、今回は割愛。
今回は金型修復前の古い製品だったので、爆弾フィンのバリ取り作業などが挟まった。
昨年組んだ、2025年再販版以降はここが改善されているので安心してほしい。


他にはプロペラ軸が短くてそのままだと「貧弱ゥ!」なのが気になる点だよね。
筆者は自作で対処したけど。

長さだけならともかく、キットによってはパーツのプロペラ軸がパーティングラインや金型のズレで歪んでいたりしますからね。
軸自作は他のキットでも応用できるので、できるようになると便利ですな。

このキットの現行品は今のところ昨年も作った一一型/二二型のキットだけど、近日また一一型のみのキットが再販されるとの情報が出ている。
気になる人はぜひとも調べてもらいたい。

2026年10月19日現在、まだ通販サイトとかには並んでいないみたいだけど。

今回はここまで。
次回も別のキットのサルベージを行う予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキットの改訂版



