ブロンコのズリーニィII突撃砲を作っていきましょう。
前回は転輪を組んだところで中断した。
今回は機動輪や誘導輪を組み足周りを形にしてから、車体上部を組んでいこう。
足周りはまだトゥラーンと同じ箇所が多いから、それも参考にしてね。
反対に車体上部は新規ですな。
どうなっているのか気になるポイントです。
それでは作業を再開する。
機動輪・誘導輪などの組み立て
まずは機動輪・誘導輪、そして補助転輪を組んでいきましょう。
この辺りからトゥラーンとは異なる部品がいくつか出てきますな。
機動輪・誘導輪の基部なんかはトゥラーンで使ったものとは似ているけど違うものだね。
車体幅が広がったことも関係しているのかな?
組んでいくとこんな感じに。
機動輪・誘導輪は前後で似たような形をしています。
部品が混ざらないように注意しましょう・
どっちも歯があるんだよね。
ここまでで揃った足周りの部品。
早速取り付けていきましょう。
泥かきパーツやワイヤーカッターパーツの保護具など、ここからエッチングパーツも使用するようになる。
瞬間接着剤を用意しておこう。
筆者は今まで使っていたのが固まって使用不可になったので、このタイミングで買い直している。
補助転輪の一部分が基部の内部にきます。
両方同じタイミングで取り付け、調整しつつ合わせていきましょう。
この棒状のC24番パーツ、トゥラーンのときはこの合わせるタイミングで取り付ける指示が出ているんだよね。
ズリーニィは先に補助転輪側に取り付ける指示が出ているけど、この2つを合わせるタイミングで取り付けたほうがやりやすいかも。
取り付けが完了しました。
ようやく形になってきましたな。
これで難所は1つ越えた。
もっとも、この後も難所はいくつかあるんだけどね。
この辺りもトゥラーンの下塗り時に塗料の霧が入らなくて苦戦しました。
なので暗色である程度塗りつぶしておきます。
使用したのはクレオスの水性ブラックサーフェイサーです。
どうせウェザリングするし、多少雑でも問題なく……。
車体上部の組み立て
続いて車体上部。
突撃砲だけあって、戦車型とは大きく異なる姿となっています。
以前組んだタシュ駆逐戦車も似たような形をしていましたな。
画像左側に写っている牽引ロープの止め具。
これらは取り付け位置の指示が曖昧な上、よく触れる部分に接着することになる。
なのでこの段階では取り付けず後回し。
牽引ロープを組む際に一緒に取り付けよう。
とりあえず取り付けられる部品を次々と取り付けていく。
細かい部品が多いので、筆者みたいに複数の部品を一度に切り出さないように。
1つずつ切り出して接着、そしてまた切り出す……
これを繰り返していこう。
特にハッチのヒンジ周りは似たような部品が多いから注意だね。
側面につくB33番パーツとB34番パーツ、そのままではうまく合いませんな。
逆にしたらうまい具合にはまったので、おそらく指示が逆なのでしょう。
この側面部分、P18番という極小エッチングパーツを取り付ける。
この段階で取り付けると作業中に紛失しそうだったので、後回しにしておく。
またここに接着するスコップなども、先に組むと下のエッチングが取り付けにくくなる。
なのでこの段階ではまだ取り付けない。
ランナーからリベットパーツを取り付ける
このキット、金型の抜きの都合か一部のリベットが省略されている。
これはランナーの裏にリベットが整形されているので、それをデザインナイフなどでそぎ落としてから貼り付けよう。
まずは車体後部。
右と左でそれぞれ6個貼り付けるよ。
トゥラーンのときはこの部分を別パーツ化することで、この面倒な手順を省略していたけど……。
続いて吸気口部分も。
前後に3つずつ、左右に4つずつですな。
目立つ箇所なので特に注意だ。
この場所もトゥラーンでは箱組みの別パーツ化することで解消している。
さすがにメーカー側も手間だと思ったのかな?
今回の戦果
とりあえずこんな感じに。
急に後回しにする部品が出てきて少し混乱しますな。
実際車体下部と合わせるまで内部の部品以外は後回しにしてもよさそうだ。
場合によっては上下を合わせるために抑えるから、その際に細かい部品が外れたりする。
今回はここまで。
次回は一旦主砲の組み立てに移る予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット