ブロンコ 41MトゥラーンII重戦車 製作記⑤

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ブロンコのトゥラーン戦車を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は車体下部を形にした。

今回は車体上部を組んでいこう。

レーナ
レーナ

やっとこさ車体上部の組み立てに。

ずいぶん時間かかっているね。

アドルフ
アドルフ

部品が多いですからね。

ただ着実に進んでいることは確かです。

ヴァルダ
ヴァルダ

残る難所はオールエッチングパーツのシュルツェン類だけど……。

それでは完成を目指して今日も作業を進めよう。

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フェンダーの組み立て

アドルフ
アドルフ

まずはフェンダーを用意。

このキットには3種類付属しますが……

その内の1つ(画像左)はズリーニィ突撃砲用のものなので、今回のキットでは余剰品となります。

ヴァルダ
ヴァルダ

実物はトゥラーン中戦車からズリーニィ突撃砲が派生したけど……

ブロンコのキットではズリーニィが先に発売して、トゥラーンがそれの派生品となっている。

残りのフェンダーは本キットで使うもの。

画像中央のがシュルツェンなしの前期型で使用するもの。

画像右のがシュルツェン付きの後期型で使うのものだ。

今回は後期型で作るので、画像右のものを使用する。

レーナ
レーナ

フェンダーの前後パーツは前期後期で共通のようだね。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

本体への接着は一度保留にしておきます。

筆者がなにやら塗る予定らしく。

ヴァルダ
ヴァルダ

後に判明したんだけど、フェンダー前後は後で接着したほうがよかったかもしれない。

車体と後部フェンダーの間にエッチングパーツをとりつけるんだけど、それの邪魔になる。

車体上部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて車体上部の組み立てに移ります。

基部は一体成型なので、これに各パーツを取り付けていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

右側には牽引ロープを取り付けるためのフックがエッチングパーツとなっている。

説明書ではこの段階で取り付ける指示が出ているけど、実際は作業中によく触れる場所なので後回しにするのがよさそうだ。

筆者は最初説明書通りに取り付けたけど、触れまくるから内側に曲がってしまっている。

曲げて戻してを繰り返すと金属疲労による破損の原因になるので、ここはそのまま放置。

レーナ
レーナ

なんか側面後部の格子部分が荒れているね。

アドルフ
アドルフ

筆者が内側に取り付ける部品を外側に取り付けるものだと勘違いしたらしく。

それの接着剤の影響ですな。

アドルフ
アドルフ

更にハッチや工具類を取り付けていきます。

エッチングパーツも引き続き使っていきましょう。

レーナ
レーナ

車体後部に取り付ける発煙筒みたいなものはもっと後で取り付ける指示が出ているけど……

ついでだからここで接着しちゃうよ。

アドルフ
アドルフ

こんな感じになりました。

エンジンデッキのハッチ類は開閉の選択が可能ですが、内部再現はされていません。

今回は閉めた状態で固定してしまいましょう。

レーナ
レーナ

内部再現は操縦席周りぐらいのようだね。

ジャッキの組み立て

アドルフ
アドルフ

続いてジャッキ。

トゥラーンのジャッキはドイツ軍のものに似ていますな。

後部に2つ装備されています。

この辺りはホビーボスのタシュシリーズに似ているといいますか。

ヴァルダ
ヴァルダ

省略されがちな4つ脚部分も再現されているんだけど……

留め具周りが細かすぎる上に、留め具の一部であるC29番パーツが千切れて破損している。

切れ端部分はそのまま筆者が紛失してしまった。

レーナ
レーナ

とりあえずそのまま組み立てて……

タシュのときもそうだったけど、コの字フックはイモ付け。

強度的に気になったから、ピンバイスで凹みをつけてから接着しているよ。

アドルフ
アドルフ

車体にはジャッキ受け部分のエッチングパーツを接着。

ただ接着箇所にリベットがありますな。

筆者は強度確保のために干渉する部分を削っています。

アドルフ
アドルフ

さて問題のC29番パーツ。

片方が下半分の止め具部分が欠損しています。

レーナ
レーナ

筆者はどうするのかな?

ヴァルダ
ヴァルダ

なんのことはない。

ゲート処理をしている際に出てきたプラの破片で適当に作り直した。

残っていたコの字ディティールはそこに接着剤でイモ付け。

レーナ
レーナ

これまたずいぶんと適当な。

ヴァルダ
ヴァルダ

極端に小さいからこれで何とかごまかそう。

案の定、画像だとまったくわからない。

アドルフ
アドルフ

説明書を見ていて思いましたが、少し取り付け位置がわかりにくいですな。

説明書だと

「C34番パーツを基部の左側にはみ出るように接着、C29番パーツを基部を右側に接着」

みたいな図ですが、実際は

「C34パーツでジャッキフタをするように接着、C29番パーツを基部の左側に接着」

が正しいのかと思われます。

レーナ
レーナ

C34番パーツ左の鉤状部分がジャッキのハンドルを押さえる形になるよ。

ここの図はなんか変なんだけど、以降の図では普通の作画になっていたり。

迷ったら説明書内の他の図を参考にするといいかも。

車体前面の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて車体前面装甲。

他の戦車同様に操縦主用バイザーや機銃が装備されています。

レーナ
レーナ

機銃部分はボールジョイント内蔵で可動式だね。

基部は挟み込み式で、合わせ目ができるみたいだけど。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

機銃部分の基部は上からカバーをかぶせるので、合わせ目はそこまで見えませんな。

神経質に処理しなくても大丈夫なようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

車体前面左側にはアンテナをセットする。

ここは作業中に外れることを考慮して、後で接着することにした。

足周りの下塗り

アドルフ
アドルフ

ここまでできたら車体上下を合わせてしまいます。

その前に、陰色で奥まった部分を中心に筆塗り。

使用したのは水性のブラックサーフェイサーですな。

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レーナ
レーナ

使っている筆はいつものクレオス製、Mr.ブラシだけど……

グリップが太いからか、奥まったところには入らないね。

転輪なんかは2つ重ねにする前に塗ったほうがよかったかも。

アドルフ
アドルフ

ただ先に塗ってしまうと、塗料が接着剤の阻害をすることも考えられますな。

ある程度塗って、後はエアブラシにお任せしてしまいましょう。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

後は車体下部・車体上部・フェンダーを接着。

多少浮きそうになるので、瞬間接着剤を流し込んだ後クリップで留めてしまいます。

レーナ
レーナ

ようやく形になったかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

まだ一部装備がとりつけられていない。

今回はここまで。

次回は残りの装備を取り付けるところからは再開予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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