ブロンコ 41MトゥラーンII重戦車 製作記⑧

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

ブロンコモデルより、ハンガリー軍のトゥラーンII重戦車を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は砲塔と牽引ロープ周りを組んだ。

今回は残るシュルツェンを組み、全体の組み立て作業を終えよう。

レーナ
レーナ

あれだけあった部品もほとんど組み終わりで、後は最後の難所のシュルツェン。

ここを越えれば組み立ては完了なんだけど。

アドルフ
アドルフ

ほぼエッチングパーツの塊。

金属部品の接着が苦手な筆者はどう攻略するのか……。

ヴァルダ
ヴァルダ

前進あるのみ。

それでは作業を再開しよう。

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エッチング製のシュルツェンを組もう

アドルフ
アドルフ

さてシュルツェンを組みます。

説明書ではこんな感じになっていますな。

レーナ
レーナ

これはまた細かそうな作業が連続しそうだね。

ヴァルダ
ヴァルダ

説明書を眺めているだけでキットは完成しない。

実際に作業をしてみよう。

アドルフ
アドルフ

使用するパーツ類。

付属のエッチングパーツ2枚のほか、わずかに残ったプラパーツですな。

レーナ
レーナ

ドイツ軍のシュルツェンと違って、板部分は一体成型なんだね。

取り外しとかが大変そうに見えるけど。

砲塔シュルツェン架の組み立て

アドルフ
アドルフ

まずは砲塔シュルツェンのシュルツェン架から。

切れ込みに合わせてパーツを曲げ、瞬間接着剤を使い所定の位置に貼り付けていきます。

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ヴァルダ
ヴァルダ

シュルツェン架には穴が開いており、それを車体のリベット部分に合わせればよい。

説明書をよく見て、どのリベットに合わせるか確認しよう。

アドルフ
アドルフ

組み立てるとこんな感じに。

リベット部分に合わせればいいだけなので、取り付け位置ははっきりしているのがうれしいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

パーツの曲げ角度は大体でいい。

後でシュルツェン本体と組み合わせる際に、現物合わせで微調整しよう。

あまり曲げを繰り返すと金属疲労で折れる可能性も高い。

砲塔シュルツェンの組み立て

アドルフ
アドルフ

続いてシュルツェン本体の組み立て。

まずは裏側のコの字フックを接着。

エッチングパーツにエッチングパーツを組み合わせる形になりますな。

レーナ
レーナ

これはかなり難しそうな。

アドルフ
アドルフ

ところが実際に行ってみるとそうでもなかったりします。

  • 取り付け位置がはっきりと示されている
  • 取り付け位置は微妙に凹んでおり、そこに押し付けるように接着するとピタリとはまる

と、意外と組みやすいようになっています。

網目を埋めないように、接着剤のはみ出しに注意しましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

たまたま作業中の筆者は爪が長かった。

なのでエッチングパーツの曲げや接着部分への押し付けに有利に働いたようだ。

アドルフ
アドルフ

基本的に爪が長いと作業しづらそうな気がするんですけどね。

ヤスリがけ時には削りカスが入ったり、塗料や接着剤が流れ込んだりしますし。

エッチングパーツの取り扱いはピンセットが基本です。

アドルフ
アドルフ

コの字フックが取り付け終わりましたら、表面のパーツ類も接着。

その後は仮組みをしてシュルツェン架の角度を微調整しましょう。

これで砲塔シュルツェンは組み立て完了です。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみにコの字フックはP4番パーツとP12番パーツの2種類がある。

筆者は側面に貼り付けるP12番をP4番パーツと間違えてしまい、一度やり直している。

レーナ
レーナ

実際は

  • P4番パーツ→砲塔後部、車体
  • P12番パーツ→砲塔側面

に使うよ。

車体シュルツェンの組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて車体シュルツェンを組みます。

こちらはプラ製のシュルツェン架を設置済みなので、本体側だけ作りましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

フックパーツは非常に細かく、一個ずつ作っていくのは骨が折れる。

なので

  • 先にフックを全て折り曲げて加工(紛失しないように塗料皿などに入れておく)
  • ゼリー状瞬間接着剤をビニールなどの上にあらかじめ出しておく
  • ピンセットでつまんだフックを、出しておいた接着剤に軽く付けてから所定の位置に接着

といった手順で進めている。

レーナ
レーナ

筆者は紛失しないように皿とかに出しても、皿ごとひっくり返したりするんだけどね。

今回は大丈夫だったみたい。

アドルフ
アドルフ

組み立て後はこちらも仮組み。

シュルツェン本体が一体成型なので、前後全てのフックを合わせるのが難しいですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

シュルツェン架もプラ製で溶着済みなので、やや微調整が難しい。

斜め配置であることもしっかり確認しよう。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

履帯も仮留めして、ようやく組み立ては完了です。

長かったですな。

レーナ
レーナ

まだ組み立てが終わったところなのに、もう8記事目だよ。

アドルフ
アドルフ

難所と思われたシュルツェンでしたが、そこまで苦戦しませんでしたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回はようやく塗装作業になる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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