プラッツから発売されていますサイバーホビー製キット。
黒森峰のIII号戦車J型を作っていきましょう。
前回は砲塔を先に組んだ。
今回は車体下部を組んでいく。
今度はセオリーどおり、下から組んでいくんだね。
このキット、当初は下から組んでいたのですが……
履帯の件で少し混乱して、どこまで組んだのか把握できていなかった関係で後回しになりました。
なので一部画像は3年前に撮影されたものとなる。
微妙に不自然な画像だったり、妙にカッターマットがキレイだったりするのはそれだと思っていただければ幸いだ。
それでは作戦を再開する。
転輪内部を塗る
手始めに転輪組み立て。
III号戦車は片側6個の転輪、片側3個の上部転輪ですな。
転輪は2枚重ね。
後でスプレー類の霧が入りにくくなるので、内側を先に暗い色で塗っておこう。
これは3年前の画像かな?
筆者は黒で塗っているけど……。
本体の陰色はマホガニーにする予定ですが……
転輪はゴムリムもあるので、黒を陰色として塗ってしまっています。
組み立てるとこんな感じに。
一部取り付け基部や予備転輪もこの段階で作ってしまいます。
機動輪含め、見慣れたパーツだね。
機動輪は40cm幅履帯対応の新型ですな。
確か直前のH型の途中から導入されたので、J型は基本的に新型のみのはず……。
サスペンションの組み立て
続いてサスペンション。
ドラゴン・サイバーホビーのスマートキットらしく、内部のトーションバー部分まで再現されている。
以前のM型でも見た光景ですな。
組み立てるとこんな感じに。
オレンジ色の突起部分は不要だから切り取っちゃおう。
側面のエスケープハッチも、この段階ではまだありますな。
生産性や対弾性の他、シュルツェンを装備すると車体側面が塞がれるからそれと入れ替わりで廃止されたようだ。
どうやらL型の途中から廃止されたようだね。
トーションバーサスペンションはアームとバーで分かれて分割されているようだね。
アームとバーを合わせてから車体に差し込んで……。
後部パネルの組み立て
続いて後部パネル。
順番にパーツを整形して組み立て……。
ここでひとつ注意が。
後部パネル左下についているB27番パーツ。
これは説明書では取り付ける指示が出ているけど、黒森峰の車輌は取り付けられていない。
筆者は取り付けたみたいだけど……。
後で取り外す予定だ。
この画像も3年前のものなんでね……。
とりあえずこのまま進んでいますな。
さらに後部パネルのパーツを取り付ける。
ここは金網部分がエッチングパーツ。
先に取り付けるといいだろう。
ひっくり返さない限り見えないので、無視してしまってもよさそうですな。
エンジンデッキ上の吸気口部分の金網も、劇中車は省略されていますし。
金網パーツは排気口の小さい凸部分に接着する。
接着面積が狭いので、ゼリー系の瞬間接着剤でくっつけるといいだろう。
タミヤのエッチングパーツだとここは左右一体化されていたけど……
この製品のは左右で分かれているね。
マフラー配管が干渉するからかな?
組み立てるとこんな感じに。
元がスマートキットだけあって、精密ですな。
ここでまた筆者がやらかしている。
マフラー排気口を覆う整流板のB21・B22番パーツ。
これも黒森峰の車輌には装備されていない。
後で外しておこう。
結構がっちり接着していたけど、大丈夫かな?
今回の戦果
そんなこんなで車体下部がだいたい形になってきた。
この辺りは何度も見てきた形だ。
III号系列、筆者は結構作っているからね。
今回はここまで。
次回は問題の履帯をいったんすっ飛ばして、車体上部に向かう予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット