ホビーボスから発売されています、ハンガリー軍のタシュ重戦車を作っていきます。
前回は合わせ目箇所を接着して、砲塔を組み立てた。
今回は接着済みの板バネを整形し、足回りを組んでいこう。
今日はそこそこ進むのかな?
そこそこ進みますよ。
相変わらず作業が記事を引き離せていないけどね。
それでは今回の作業に入っていこう。
足回りの組み立て
ベースとなる車体下部パーツはこんな感じ。
バスタブ状の一体成型パーツに各部品を取り付けていきます。
なんか後ろにいろんな部品が転がっているね。
合わせ目部分の乾燥待ちに整形していた他の部品ですな。
タシュのサスペンションは板バネを用いたリーフスプリング式。
パンターに似た外見をしているけど、ここは異なる場所だ。
パンターはトーションバー方式でしたからね。
まずは貼り合わせていた板バネ部分の合わせ目を整形。
基部パーツに接着します。
上部転輪基部と干渉するからか、基部パーツは切り欠きの有無で2種類ある。
切り欠きなしのB5番パーツを4つ。
切り欠きありのC8番パーツを2つ用意して組み立てよう。
そして接着。
他の各基部パーツもここで接着してしまおう。
上部転輪基部パーツもサスペンションと被るから、形状違いで3種類あるね。
間違えないように・・・・・・。
車輪の組み立て
続いて車輪類の組み立てに入ります。
タシュは起動輪・誘導輪のほか転輪が片側6個と上部転輪が片側5個となっています。
いずれも2枚重ねの構成なので、やや処理に手間がかかりますな。
重なった部分は奥まってエアブラシの霧が入りにくそうだった。
なのでこの段階で黒く塗りつぶしている。
手持ちにあったタミヤアクリルのフラットブラックで適当に処理。
下地なので綺麗に塗りつぶさなくても大丈夫だ。
黒く塗った後は組み立て。
上部転輪は部品同士のはめ込みがキツめでした。
ここで流し込み式を使うと浸透して割れそうだったので、トロトロタイプのセメントを使って接着しています。
パンターに似てる云々言っていたけど、車輪類だけ見るとKVシリーズにも見えるんだよね。
部品をいったんセット。
ただしこの後ロコ組を行う。
なのでこの段階ではまだ接着をしない。
履帯を組み立てる
本キットの履帯は接着組み立て式。
まずはランナーから切り出そう。
全て同じ部品なので安心だ。
履帯が収まったEランナーは3枚。
ランナー1枚に63枚の履帯が入っているね。
ということは全部で189枚かな?
使用する履帯は片側86枚の指示になっています。
両側で172枚ですな。
指示通りでうまくいけばの話ですが。
いきなり86枚2本を作ろうとすると混乱する。
なので先に10枚の束16つと6枚の束2つを用意する。
ここでまだ接着せずに、それぞれはめ込むだけ。
なんか履帯の合いがあまりよろしくないですな。
キツめというか。
以前のトルディのときみたいだね。
もっとも、タシュの履帯はまだ大きいから割れたりしない分まだマシだけど。
んで接着開始。
今回は手早く行いたかったので速乾流し込み式接着剤を使っている。
そのまま足回りに巻きつけ。
ロコ組みだから、履帯と車輪類だけ接着する・・・・・・
なんか転輪がポロポロ取れてすごい鬱陶しいんだけど。
このキット、転輪を通すサスペンションの軸が短めですからね。
逆にキツめでも着脱に苦労するのですが・・・・・・。
ついでにいうと、履帯の長さもかなり微妙で指定の枚数だとかなりテンションがかかる。
これについては後述・・・・・・。
今回の戦果
とりあえず両側を巻きつけて転輪と履帯を接着。
これでロコ組み完了ですな。
左側は何とか巻くことができたけど、右側はうまく巻くことが出来ずどうやっても引っ張った際に履帯が千切れてしまった。
なので1枚履帯を追加している。
多少緩くなるが繋がらないよりはマシということで。
幸い履帯は大量に余るから大丈夫だね。
左側も1枚増やしたほうがよかったかな?
左側は今のところ問題はないですが・・・・・・・。
履帯組み立てに時間を結構使ってしまったので、今回はここまで。
次回は車体上部の組み立てになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット