ホビーボスのタシュ(タッシュ)駆逐戦車を作っていきましょう。
前回は車体上部の組み立てを終えて、全体の組み立てが完了した。
今回は塗装作業を行ってみよう。
なんか急に暑くなってきたかな?
気が付いたら4月も終わりに近いですな。
筆者の完成品、今月はいい感じに揃っていているようだ。
詳しくはまた月末に紹介するとして、早速今日の作業に入っていこう。
塗装図の確認
キット付属の塗装図はこちら。
マーキングの違いで、塗装自体はグリーンの単色迷彩となっていますな。
グリーンの指定はMr.カラー303番、グリーンFS34102ですね。
ただタシュ駆逐戦車は実際には1輌も完成していない。
なので塗装は好きにやってしまおう。
今回は筆者が今まで作ってきたハンガリー軍戦車同様、グリーンを基本にした3色迷彩で塗ってみよう。
下地を作る
とりあえず金属パーツを多用したのでそれ用の下地を。
せっかく黒く塗った部分をグレーで塗りつぶしたくないので、ガイアノーツのマルチプライマーを吹き付けます。
エンジングリルの真鍮色が目立っているね。
これは先に黒く塗っておいたほうが良かったかな?
それも考えたのですが、今度は接着強度の問題が出そうだったので後塗りに。
金属下地が出来上がったら、今度は陰色をつける。
クレオスのフィニッシングサーフェイサー1500番ブラックを全体に吹き付ける。
さっきのエンジングリル周辺は特に念入りに……。
本体の色を塗っていく
ここから先は本格的に色をつけていきます。
まずは足元から。
モデルカステンの履帯色を、履帯やゴムリム部分にふきつけます。
なんかあんまり黒と違いが無いような。
筆者がいつもより薄めて塗ったのが原因かもしれません。
実際はもっと茶色っぽい感じのグレーですね。
そしてベースのグリーン。
前述通り、キット指定のグリーンはMr.カラーの303番。
グリーンFS34102となっています。
ただ今回は以前のハンガリー戦車に合わせて、Mr.カラーの草色を使ってみましょう。
この色は本来大日本帝国陸軍車輌の後期迷彩色だ。
以前作ったトルディIIaはこれをグリーンに指定していた。
筆者が使っているのは古いセット商品のものだけど、現在は単品売りされているからより手に入りやすいかな。
筆者は旧日本軍車輌は幾つか作っているけど、ほとんどが前期迷彩の車輌なんだよね。
そのうち後期の車輌も作らないのかな?
続いて迷彩色。
まずはイエローから。
ガイアノーツのダークイエロー1を吹きつけ、迷彩にしていきます。
今回は雲形迷彩に。
イエローをクローバー状の形にしながら、車体各部に吹き付けていく。
この辺りもあまり厳密には考えず、なんとなくやっている。
最後にブラウン。
ガイアノーツのレッドブラウンを使っています。
こっちは細長い感じの迷彩だね。
筆者曰く
「ダークイエローに沿うように細く描いている」
とのこと。
これで車体のエアブラシ塗装は終了ですな。
マーキング作業
キット付属のデカールはこちら。
2枚の国籍マークと車番のみです。
ここも多少好きにしても大丈夫そうだね。
実車が完成しなかったわけだし。
あれこれ考えるのが億劫だったので、筆者は今回塗装図と同じ内容にした。
車体右側は牽引ロープと被るので、一度ロープを外してから貼り付けている。
デカールはやや薄いので破れないように……。
用が済んだら瞬間接着剤で再接着ですな。
今回の戦果
その後は部分塗装。
工具類を塗り分けます。
ここは前に作ったIII号突撃砲と同様ですな。
新しく買ってきたメタルブラックを今回も投入しているね。
んでまた工具の柄はバフ。
木目の表現方法をまた試すようだ。
今回はここで中断。
次回ウェザリングをして完成に持ち込もう。
続きは次回!
この記事で作っているキット