マッチボックス ハインケルHe170A 製作記③

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航空機等製作記
アドルフ
アドルフ

マッチボックスのハインケルHe170A偵察機を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は機内を組んだ。

今回は主翼と胴体、その他部品を合わせて全体の形を整えよう。

レーナ
レーナ

ICM金型のドイツレベル版と連続で作っているけど……

比較してどうなのかな?

アドルフ
アドルフ

まだ途中ですが、どちらも少し組みにくいところはありますな。

ドイツレベル(ICM)は胴体周りが独特な部品分割で、マッチボックスはオーソドックスな部品分割と違いはありますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

さらに組んで確かめてみよう。

それでは作業を再開する。

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窓の取り付け

アドルフ
アドルフ

とりあえず前回合わせ目接着をした箇所を削って整形していきます。

……しかし成型色がバラバラなのでわかりにくいですな。

特にシルバー成型の部分は粒子が合わせ目に沿って変色してしまっているという。

レーナ
レーナ

シルバー成型の合わせ目は以前もJu52で苦戦したよね。

アドルフ
アドルフ

とりあえず窓パーツを取り付けてしまいます。

ドイツレベル(ICM)の場合は外側から取り付けられましたが、今回のものは内側からはめ込むものとなっています。

レーナ
レーナ

微妙にテーパーとかがついていて、外からははめられないみたいだね。

作業中に筆者が押して中に入れたりするから、内側からより外側からのほうがいいんだけど。

アドルフ
アドルフ

取り付けるとこんな感じに。

幸いほぼぴったりサイズですな。

右前の丸いものだけ少し削る必要がありましたが。

機体上部の取り付け

ヴァルダ
ヴァルダ

続いて機体上部。

ここも軍用型か旅客型かで部品を選択する。

今回は軍用型なので、後部座席上面が開いたものを選択しよう。

レーナ
レーナ

上部パーツは少し胴体側と幅が合わなくてガタついているかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

なので削ってラインをそろえる。

窓にヤスリの傷がつかないように、テープで保護しよう。

上部の開口部も削りカスが入らないようにテープを使う。

アドルフ
アドルフ

やはりシルバー成型なのでわかりにくいですな。

後でサフを吹いて確認したいところです。

エンジン周りの組み立て

アドルフ
アドルフ

ハインケルHe170Aの特徴である空冷エンジン。

キットではご覧のとおりのパーツ構成となっています。

レーナ
レーナ

エンジン本体は板の上に刻印されているだけの一昔前のスタイルだね。

ここにプロペラ軸を通して、中で留め具を取り付けるという。

ヴァルダ
ヴァルダ

キットでは先端のリング部分とエンジン・プロペラを組み合わせてから機首本体に取り付ける。

それだと塗り分けで不便なので、機首・エンジン側とプロペラ側に分けて組み立てる。

まずはエンジンを機首内部に組み込む。

アドルフ
アドルフ

エンジンパーツは少し大きいのか、機首内部に入りませんな。

パーツ外周を1回り削ったほうがよいでしょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

エンジンパーツは機首内部のどの位置に固定するか迷ったけど……

一番手前側に接着しよう。

リングパーツに接するように接着するとちょうどいい感じになる。

レーナ
レーナ

位置が奥過ぎるとプロペラがセットできないからね。

ヴァルダ
ヴァルダ

これで機首の組み立ては完了。

プロペラやスピナーは塗装後に接着する。

レーナ
レーナ

オリジナルのHe70は2枚羽根だったけど、He170Aは3枚羽根なんだね。

胴体と主翼を合わせる

アドルフ
アドルフ

機首はプロペラ塗り分けの都合で一度保留。

先に主翼と胴体を合わせてしまいましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうも胴体と主翼はうまく合わず、上下どちらかに大きな隙間ができる。

とりあえず上部をしっかり合わせ、下側はパテで隙間埋めをする。

溶きパテタミヤパテなどラッカー系のパテを練りこみ、乾燥後に溶剤でふき取り均す。

レーナ
レーナ

隙間は埋めたい。

ただモールドとしては残したいときにこの手法は便利だよ。

アドルフ
アドルフ

まだ少しガタついているようにも見えますが……

あまり時間をかけても進まないので、この辺りで妥協しましょう。

細かい部品の取り付け

アドルフ
アドルフ

さらに部品を取り付けます。

排気管や尾翼などですな。

この辺りも選んだ機体によって少し異なるので注意です。

ヴァルダ
ヴァルダ

水平尾翼は取り付けピンの位置がズレているらしく、そのままだと前寄りになる。

ピンを削ってもう少し後ろ寄りになるようにしよう。

レーナ
レーナ

機体下部のこのパーツ、イモ付けかな?

強度が気になるんだけど。

アドルフ
アドルフ

0.5mm径の真鍮線でも通して強度を確保しましょう。

ちなみに取り付け位置の明確な指示はされていませんが、それらしい部分が微妙にヒケて凹んでいます。

そこを目印にするとよいかと。

今回の戦果

アドルフ
アドルフ

そんなこんなで形にはなってきましたな。

機首の排気管はピンバイスで凹みをつけて、排気口を再現しています。

ヴァルダ
ヴァルダ

大体形になってきたところで今回は終了。

次回は残りの風防や主脚を組み立てる予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

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