模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回は中断期間を挟みながらも、ハセガワ/ドラゴンのHe162戦闘機が完成しましたな。
今回は……。
He162にかなり苦戦したので、今回は組みやすいキットにしよう。
というわけで、久々のガンプラ製作となる。
とはいっても、ガンプラも複雑な可変機構とかがあると組む難易度が上がるよね。
今回のは大丈夫かな?
簡単だという保障はあるので安心してほしい。
これは……
以前組んだもの、もしくはそれに似たものが来る流れですな。
今回のお題 HGUC グフ(リバイブ版)
今回作るのはこちら。
ガンプラのHGUCシリーズより
HGUC グフ(リバイブ版)だ。
あれ、これは以前組んでいなかったっけ。
私はまだその頃いなかったけど。
2020年1月に組んでいますな。
現在が2024年12月なので、約5年前。
懐かしいものです。
あのグフの最後に、小隊編成を組もうと他の2機を並べて写していた。
しかし仕様が決まらず、約5年の月日が流れた。
ようやく仕様が決まってきたので、この機会に進めてしまおう。
随分と長い時間を。
他にもここでの記事の扱いもですな。
筆者は一度組んだものを再度どうやって紹介するか悩んでいたようで……。
同じことの繰り返しになる可能性が高いからね。
ただ5年近く歳月が経つと、以前の記事では少し読みづらく感じることもあった。
記事のリメイクも兼ねて、改めて紹介しよう。
黎明期の記事の1つなので、まだごちゃごちゃしているといいますか。
製品に関して改めて紹介を。
このキットはガンプラのHGUCシリーズの第196弾として2016年4月に発売された。
2024年12月現在、価格は税込み1650円。
ここで価格についてお知らせが。
2025年4月以降の再販品について、価格改定(値上げ)があるようです。
バンダイの公式サイトにも掲載されていますので、詳細は下記の外部リンクから……
40年以上そのままの価格で続いてきたガンプラも、ついに値上げ。
とはいっても、200~300円ぐらいの値上げがほとんどという。
筆者はスケモで3~4000円のキットが10000円になったりするのを見ていたからね。
それに比べれば大した問題ではない。
寧ろあの価格でいままでよく続いたものだ。
仮組み品簡易レビュー
とりあえず、改めて仮組み品を見ていく。
まずは前後から。
このグフはリバイブ版。
旧製品もあったんだよね。
旧製品はHGUCでも初期の製品。
なので胴体が胸部・腹部・腰部まとめて一体成型になっていたりと、可動面では気になるものがありましたな。
リバイブ版は直前にビルドファイターズシリーズで発売された、グフR35の部品を一部差し替える形でキット化されています。
それで思い出したことがあったので、以前の記事の画像を引っ張り出して解説。
このリバイブ版グフには新規で起こされたグフ用頭部と、グフR35用の頭部両方が付属する。
上の画像の1枚目が新規のグフ用頭部。
下の画像がグフR35用の頭部だ。
キットでは新規の頭部を使用するよう指示されているが、もちろんR35用頭部を使っても組み立てはできる。
筆者は好みの問題でR35用頭部を使用した。
両者を並べるとわかりやすいかと。
左が新規付属頭部。
右がR35頭部。
この外装部分のみ別々で、アンテナやパイプパーツは共用ですな。
新規頭部はなんかTVアニメ版イメージで、丸っこくて垂れた感じというか。
R35は旧HGUCとかグフカスタム似の、釣り上がった感じだね。
筆者が初めて見たグフは2000年代初頭のガンプラ、HGUCやMGのグフですからね。
R35版のような釣り上がったタイプの刷り込みが強いようです。
初期のHGUC版キットは基本的にTVアニメイメージの丸っこいシルエットのものが多いけど……
グフの場合は逆に旧HGUCは角ばったスタイルで、リバイブ版のほうが丸っこいTVアニメイメージのものとなっている。
おそらく旧HGUC版はHGUCの前身となった、08小隊HG版グフカスタムのデザインに引っ張られているのだろう。
可動は旧版に比べて大幅にパワーアップ。
特に旧版では一体成型だった胴体が分割されているのが大きい。
前面スカートパーツはパイプの裏に分割線が来るので、外からは見えづらい。
ただパイプのデザイン上、ちょっとひざ立ちは難しいかも。
関節はポリキャップとKPSの組み合わせ。
ポリキャップはPC-002。
2008年ごろから使われるようになった新型、PC-001の数を減らしたようなものですな。
この辺りからポリキャップを抑えて、KPSの関節が主流になっていくというか。
直後の2017年辺りの鉄血シリーズでそれが本格的に……。
キットの付属物。
武器は
- ヒートサーベル×2
- シールド
- ヒートロッド
となっている。
手首は
- 右握り拳
- 右握り手
- 左フィンガーバルカン(平手)
- 左フィンガーバルカン(握り手)
- 左握り拳(余剰品)
- 左握り手(余剰品)
だ。
なんか付属物が多いのか少ないのか……。
頭部同様、グフR35用のサーベルや左手首がそのまま付属するというやつです。
他キットに流用したり、このグフ自身をお好みの姿に変えることができるという。
これも以前の記事の画像で……
今回のキットの握り手はヒートサーベルの細い長方形の柄に合わせた造形となっている。
なのでザク用のヒートサーベルのような、棒状のものには対応していないので注意だ。
その他付属物はホイルシール。
モノアイ部分のみですな。
筆者は今回塗装で再現予定です。
次回、製作開始!
今回はここまで。
次回から本格的な作業になる。
2機あるんだよね。
なんか差をつけるのかな。
この画像ではジャイアント・バズを持った機体が写っていますが……
まず片方はこのスタイルで組む予定のようですな。
バズ自体は以前組んだリックドムの余剰品です。
銃器持ち手首はグフには付属しないので、ここではHGUCのドラッツェ付属のものを使用しています。
もう1機は……。
フィンガーバルカンを取り外し、余剰の左手首に交換予定と筆者が言っている。
射撃武器がなくなったので、こちらも何か流用パーツで銃器類を持たせる予定だ。
5年前のグフが増加装甲をつけたぐらいで、装備は通常と同様でした。
それらと差をつける感じですな。
1機ずつ組んでいくことになるだろう。
どうなるかは、完成パートまでのお楽しみだ。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット