
HGUCグフ(リバイブ版)の2機目を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回は仕上げのウェザリングを施し完成させよう。

筆者がなんか今日になってフライドチキンを食べていたんだけど。

昨日・一昨日と食べ損ねたそうなので、今日の夕飯がフライドチキンになったようです。
近所の惣菜売り場で値引きされていたものを……。

後は年末が残るのみだ。
それでは作戦を再開する。
ウェザリング!


手始めに傷やら錆びだれなどのダメージ系ウェザリングを。
詳しくは過去記事の通りですな。

傷(チッピング)のメインに使っているのはクレオスのウェザリングカラー、グランドブラウン。
ただ定着力がそんなに高くなかったりする。
タミヤエナメル辺りを混色して、こげ茶色を作って使うのもいいかもね。

雨だれ・錆びだれに使っているウェザリングライナーをチッピングに使用してもいいかも。
というか極端に細かい部分はそれを使っているみたいだね。


噴射口や銃口部分はタミヤのウェザリングマスターBセットのスス。
そのまま擦り付けてもいいですが、筆者は少し濃い目の色をつけたかったので、タミヤアクリル塗料の溶剤を染みこませて擦りつけ。
定着力を上げています。

マスターに溶剤を染みこませて液体にし、それを筆に含ませてガサガサになるまで一度ふき取り。
ドライブラシに近い感覚というか。
水分が多すぎるとビチャビチャした感じになるから注意だよ。


足元はウェザリングカラーのグレイッシュブラウン。
一度塗ってから擦ってぼかし気味に。
土埃感を出すため、極力筆の跡は残らないようにします。

こっちは戦車模型みたいな汚し方だよね。
キット表面のツヤに注意だよ。
ツヤ有りが強すぎると擦ったときにウェザリングカラーが落ちすぎるし、つや消しが強すぎると凹凸に引っかかって落ちないという……。

リカバリーが効くことを考えると、つやあり寄りのほうがいいと思うけどね。
つやを消して完成に


最後につや消しクリアーを吹きつけ、最終組み立てを行い完成させます。
ここからでは見えませんが、マシンガンのスコープはクリアーパーツ化。
ウェーブのHアイズ3(ピンク)の2.2mm径を取り付けています。
無論、裏側にはアルミテープを貼り付けていますな。

モノアイと不揃いになるから、モノアイもクリアー化しておけばよかったかな?
そっちについては過去記事も参考にしてね。

5年前のグフに合わせた結果、今回のモノアイは塗装になっている。
あっちはグフ本来の装備しか使っていないから、不揃い問題はなかったんだ。
機体全体はつや消しだけど、モノアイ部分だけは光らせたかった。
なのでそこだけは筆で光沢のクリアーを塗っている。
使用したのは手持ちにあった水性アクリジョンのクリアーだ。

とにかく、これで完成としましょう。
以下、ギャラリーとなります。
HGUC グフ(リバイブ版) 完成!







左手首を普通のものにしたから、汎用性の高そうな感じに仕上がったね。

媒体によっては
「グフの固定武装は扱いにくいということで、取り外すパイロットもいた」
みたいな記述も見かけますな。



5年前のグフと並べて。
筆者がどこにしまったか失念していて、ついさっき掘り出してきたものだ。
なのでちょっと様子が違った仕上がりに。

5年前のは足元のウェザリングがキツめだったり、各部の増加装甲が特徴的だね。
より古参感があるというか。

今回のグフ、手首関節部分を塗り分け忘れていますな。
これは後で追加塗装しておきましょう。
作ってみた感想のコーナー


グフはいいゾ♪

過去に一度組んだけど、かなり前なので改めて筆者の感想を。
- 旧HGUC版に比べて色分けや可動範囲が大幅に向上。特に胴体が一体成型だったものが分割されているのが大きい。ただしパイプがある都合上多少の制約は有り
- グフR35からの派生キットなので通常手首や頭部、ヒートサーベルなどが余分に付属する。今回のように好みでこちらを選んだりしても楽しめる
- ヒートサーベル持ちの手首はサーベルに合わせたためか、ザクのヒートホークなどにはそのまま使えない。武器を取り替えたりする場合は手首ごと交換するなどする必要がある
- 胴体の動力パイプの曲げ部分が細く破損に注意。もう1機筆者の手持ちにある個体は破損しかかっている
……といった感じ。
特に可動面では旧HGUCを凌駕している。
どちらがおススメかと聞かれたら、今回のリバイブ版になるだろう。
入手難易度とかの問題は一旦置いといて。

ただ形状に関しては筆者は旧版のほうが好みのようですな。
筆者は角ばったスタイルのものを好みますが、リバイブ版はTVアニメやMGのVer2.0に近い丸みを帯びたスタイルといいますか。
大型化されたサーベルやシールドなど、武装に関してはリバイブ版のほうが好みみたいですが。

筆者が初めて見たグフというのが、旧HGUC版やMGのVer1.0というのもある。
グフに限らず、一年戦争系列の機体はシンプルな塗り分けや機構のものが多い。
塗装や各部の工作もしやすいのが利点だ。

おかげで筆者の在庫には可変機がたくさん……。

何事も経験だ。
比較的難易度の低そうなところから順に進めていこう。
今回はここまで。
次回はこのグフと一緒に紹介していた、3機目のグフに着手する予定となる。

続きは次回!
この記事で作っているキット