ハセガワA帯より、九七式三号艦上攻撃機を作っていきます。
前回は機首のプロペラ軸の新造で終わってしまった。
今回は風防の取り付け作業を行う。
またわざわざ記事を分けているということは・・・・・・。
お察しください。
まぁ、見ていればわかるさ。
風防を取り付ける
本キットでは風防の後部を切り取ることで、後部の開閉を選択します。
今回は開けた状態にするので、指定された位置で切り落とすことに。
モールドに合わせてエッチングソーで切り落としてしまいましょう。
風防の上にはアンテナ線支柱の取り付け穴が空いているけど・・・・・・
どうやら実機では窓の部分ではなく、窓枠の上にアンテナ支柱がくっ付いているらしい。
クリアパーツの穴埋めは難しいので、今回は無視して進める。
その後はいつものセメダインで風防を接着。
ある理由で接着面積が狭いので、しっかりテープで抑えつつ接着しよう。
ある理由?
それが今回のメインにもなります。
風防の隙間を埋める
さて、本キット最大の難関がきた。
どうも風防の窓枠が欠けた状態で成型されているらしく、その影響で胴体と風防の間に盛大な隙間が出来る。
これ成型不良の不良品じゃ・・・・・・。
いえ、昔からこんな感じでしたね。
筆者が今まで作った2機も、最初はそんな状態でしたし。
筆者が素人時代に最初の艦攻(画像左の空母飛龍搭載機)を購入。
隙間埋めの方法がわからず、しばらく放置してから完成させた記憶があるね。
今回もこの隙間を埋めていこう。
まずはパテ盛り。
今回はタミヤのポリパテを使って埋めることに。
風防と機体の間に盛っていこう。
隙間に押し込みすぎると内側にはみ出るので注意ですな。
また、透明部分を汚さないように・・・・・・。
乾燥したら大まかにデザインナイフや平刃の彫刻で削り、当て木付きの紙やすりで削って窓枠を形作っていく。
風防本体を傷つけないように、テープで保護しながら削るといいかな。
何となくそれらしくなってきたかな?
多少隙間や段差が残っていたら、そこはラッカーパテや溶きパテを塗って再度削る。
何回か繰り返して納得いくまで調整しよう。
窓枠の部分と機体の間に軽くスジ彫りをしてやると、より窓枠らしくなりますな。
後はマスキング。
九七艦攻は3人乗りだけど、窓が比較的大きくマスキングはしやすい。
細切れにしたマスキングテープで進めていこう。
側面と底面の窓も忘れずにマスキング。
それと開放された後部は丁寧にマスキングをしましょう。
パテで風防をがっちりと留めてしまったので、吹き込んだ際に外すのが困難なですからね・・・・・。
今回の戦果
その他の部品も整形して、この状態で塗装に入る。
ようやく塗装直前まで来た感じかな。
乾燥時間でそれなりに足止めをくらいましたからね。
他のキットと並行して進めるか、乾燥の速いエポパテを使う方がおススメかもしれません。
筆者は乾燥待ちに他の物を進めていました。
今回はここで中断。
次回は塗装作業となる。
続きは次回!
この記事で作っているキット