RSモデルズより、ハインケルHe112戦闘機を作っていきます。
前回は主翼やら機首の調整をしていた。
今回は残りの部分を仕上げて組み立てを終えよう。
気がついたら今月も残り半分を切ったね。
なんかあっという間というか。
筆者の在庫処理が追いつきませんな。
積むは易し、作るは難しと言ったところだね。
そんなわけで今回も簡易インジェクションキットを進めていこう。
排気管の選択
このキットは排気管が2種類付属する都合上、機首側面が別パーツ化されています。
今回作るドイツ軍所属の機体は排気管が1本のみのパーツを選択しましょう。
先に排気管を外装の内側から貼り付け、続いて外装を機首に取り付けます。
He112Bは搭載発動機の違いでB-0型とB-1型の2種類がある。
説明書によるとそれぞれユンカースJumo210CとJumo210Eを載せているようだね。
このパーツもそのままじゃ上手くはまらないね。
パーツの接点を少しずつ削って、様子を見ながら整形しよう。
尾翼の軸を作る
続いて水平尾翼。
ここも他の部品同様、取り付けのための凸ピンがありません。
その気になればそのまま接着も出来ますが、今回は強度を確保するためにピンを新造します。
今回は0.5mm径の真鍮線を使用。
先に尾翼側に同径の穴を開けて真鍮線を埋め込み。
その後本体側に押し付けて跡をつけてから、それをアタリにして穴あけ。
これで取り付けが出来るようになる。
左右で区別がつきやすいように、片側は1本。
もう片側は2本埋め込んでいるよ。
タイヤ類の取り付け
ここに来て1つ問題が。
筆者が尾輪を取り付けようとしたところ、胴体側の中身がすっからかんで接着が出来ません。
どうする?
とりあえず筆者はエポパテを先に内部に詰め、土台を作ったところで尾輪を埋め込む形で固定した。
使用したのはタミヤの即硬化タイプ。
主脚も取り付け位置に関しては曖昧。
先に主脚側を組み立て、その後ピンバイスで接着位置に凹みをつけて強度を確保します。
接着するのは完成直前に。
追記 筆者はここで脚がBf109のようにハの字になるようにしているけど、どうやら地面に対して垂直になるようにするのが正しい様子。
完成後に気付いたため、そのまま完成まで角度がついてしまっている。
風防の取り付け
風防は1パーツ。
ただ本体に取り付ける前にアンテナ線支柱を先に取り付ける。
しかし風防側に支柱を通すための穴が空いていない。
ここもセルフサービスかぁ。
風防を取り付ける前に周囲をコクピット色で塗ったり、44番パーツ(照準器)をとりつけるのも忘れずに。
説明書などを見ながら0.8mm径のピンバイスで風防に穴あけ。
本体側にも1.0m径のピンバイスで凹みをつけて、支柱を埋め込むように接着する。
支柱は先にRLM70グラックグリーンで塗っている。
クリアーパーツの穴あけはヒビが入りやすいので注意です。
いきなり目的のサイズの穴を開けるのではなく、一回り小さい径で開口するのが良いかと。
支柱が固定できたら、風防を接着。
……なんか思いっきり浮くね。
前後が全く合わず、浮いていますな。
というわけでパテで埋めている。
今回は先ほども使ったエポパテを使用して埋めている。
エポパテはポリパテやラッカーパテに比べて硬いので盛りすぎに注意ですな。
その分広めの隙間を埋めるには丁度いいですが。
今回の戦果
後は風防のマスキング。
幸い窓が大きめでそこまで数は多くないので容易。
これで終了ですかな。
これ以上調整しようとすると完成しなくなりそうだったので、これで組み立て完了としよう。
次回、塗装作業となる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット