SEED MSV HGシリーズより、ジンハイマニューバを作っていきます。
前回は頭部の組み立てと塗装を行った。
今回はマーキング作業やウェザリングをして完成させよう。
今回は完成回だね。
10年以上の放置品がようやく完成・・・・・・。
筆者の手持ちには10年以上の放置品がゴロゴロ転がっていますな。
この先も完成品を増やしていきたいところ。
それでは作業に入ろう。
別売りデカールでマーキングをする
キットにはマーキングシールが付属しています。
ただ筆者の手元にあるガンダムデカールNo.42、1/144スケールSEEDシリーズ用の中にも同じものが収録されています。
今回はシールを使わず、デカールでマーキングをしてみましょう。
当該デカールだけでなく、1/100スケールのSEEDシリーズ用やジオン軍MS用③も動員。
それぞれ使っていく。
右肩のザフトマークは1/100スケールのSEED用、膝の三角マークはジオン用③を使って、その他は1/144スケールSEED用を使っている。
やや古いものだからか、前面スカートの数字部分が崩れてしまった。
これはウェザリングで誤魔化そう。
左肩のマークが特徴的だね。
本機のパイロットの1人であったミハイル・コーストのパーソナルマークだそうです。
元々天才的な腕前を持つ外科医だったことから、この両手を模したマークになったのだとか。
スミ入れ作業
続いてスミ入れ作業を。
基本的にはクレオスのウェザリングカラー、マルチブラックを使います。
一部強調したいところはタミヤエナメルのフラットブラックも併用して・・・・・・。
バーニア回りはフラットブラックで塗り潰してしまうとそれらしくなるかな。
エナメル塗料は溶剤で簡単に拭き取れるのが利点だ。
ドライブラシ!
続いてドライブラシ。
今回は緑色の機体なので明るい緑色、明灰緑色を使ってみます。
長年筆者がザク系のドライブラシに使ってきた明灰緑色。
今回の作業でようやく1本使い切ることに成功した。
これ以降は・・・・・・。
予備をあらかじめ購入していたから大丈夫だ。
ドライブラシについては過去記事参照だよ。
銀の剥げチョロ
続いてタミヤエナメルのクロームシルバーを使った銀の剥げチョロ。
これはモールドや関節等、可動部や端など剥がれやすそうな場所を狙って・・・・・・。
ここまでで全体図はこんな感じ。
モノアイレールの内部が部品各色に分かれていたので、この段階で筆で黒く塗り分けている。
脚の甲にある金色のノズル部分、実際黒く塗り潰しているのはノズル内側だけで、外側はライトグリーンのままなんですよね。
筆者は内側外側共に黒く塗り潰してしまっていますが。
これはこれでカッコいいから、いいんじゃない?
修正するのもアレだし、このまま仕上げてしまおう。
最後の仕上げ
エンジンやバーニア類周辺はタミヤウェザリングマスターBセットで軽く汚す。
アクリル溶剤を少し染み込ませて液状にしたマスターを、ドライブラシ感覚で擦り付ける。
その後はアクリル系のフラットクリヤーでつや消しをして・・・・・・。
最後にモノアイを取り付け。
今回はWAVEのH・アイズ3に収録されている1.8mm径を、自作したモノアイパーツにはめ込みます。
裏側からアルミテープを貼っておくのを忘れずに・・・・・・。
頭部パーツは後ハメや改造で強度が落ちている。
この段階で接着してしまおう。
お疲れ様です。
これでHGのジンハイマニューバは完成となります。
以下、ギャラリーだよ。
HG ジンハイマニューバ 完成!
ポジション的には高機動型ザクに該当するジンハイマニューバ。
ザクとはまた違ったかっこよさがあるね。
キットには機甲突撃銃のみ付属します。
他のキットや別売り品と組み合わせて、持ち替えてみるのもいいですね。
作ってみた感想のコーナー
少し手間がかかったかな?
ガンプラの進化速度は速い。
このキットは2004年発売だけど、流石に最新キットと比べると可動範囲は狭い。
それと部品が単純なモナカ割りなので合わせ目も目立つ。
合わせ目については筆者は消して塗ってしまうのであまり気にしていないようですが。
寧ろ変に消しにくい位置に来たほうが作業しづらいので・・・・・・。
可動範囲は狭いと言っても、2004年製としては脚が意外とよく動くほうだとは思っているけどね。
それと以前のゲルググJでは棒軸の肩関節を改造した。
今回のハイマニューバは作業速度を優先してキットの棒軸まんまだ。
ここはお好みで選ぶといいかな。
肩は後ハメのために接続方法を少し変えたね。
パーツ同士の間隔が変わって、ちょっと干渉しそうになったけど。
筆者の手元にはまだジン系列はありますな。
ここは残りのジンを作る際に生かしたいところです。
2022年2月現在、このキットの定価は税込み1320円。
古い製品は最新キットに比べて比較的安価なのが魅力だ。
機会があれば是非!
今回は以上としよう。
さて記事が筆者の作業に追いつきそうだ。
次回は何を作るかわからなくなってきたね。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット