ガンプラのHGUCシリーズより、旧ザクことザクIを作っていきましょう。
前回は頭部と胴体を組み立てた。
今回は四肢と武器を組み立てていく予定だ。
なんか筆者がまた通販サイトを物色していたよ。
タミヤの新作KV-2重戦車ですな。
近々発売するそうで。
それのほかにもポチり済みキットや、来月発売の気になるキットがあるらしい。
また積みが増えそうだね。
なんとかして崩していかないと・・・・・・。
腕部の組み立て
腕部はこんな感じになっています。
ABS製の二重関節を採用しており、ヒジは180度曲がるようになっています。
手首も
- 右握り手
- 右銃持ち手
- 右バズーカ持ち手
- 左握り手
- 左平手
と豊富だね。
ハンドパーツがしっかり指の形を造形しているのも魅力だ。
これ以前のキットはもっと単純な形をしていて、見方によっては手の平と手の甲の間に武器を差し込んでいるようなものだった。
現在はコスト面や強度を考えてか、再び古い設計に戻っているハンドパーツもありますな。
さて、ベタほめはここまで。
このキットではそのヒジ関節を前腕と肩で挟み込む構造となっている。
そのまま合わせ目を消そうとするとヒジ関節が取り出せなくなる。
塗装派には厳しい仕様だ。
この頃の(2000年代後半)のHGUCでは頻繁に見かける構造ですな。
近年はKPS製部品や新型ポリキャップの投入によって改善されていますが。
なので後ハメ加工を施そう。
まずは前腕側から。
画像のようにヒジ関節側の円形部分を切り欠き、Cの字状にする。
これで関節を押し込むことで接続可能な構造になる。
作業後は念入りに確認を・・・・・・。
肩側はまずヒジ、肩側双方に3.0mm径の穴を開ける。
その後肩側の開けた穴に同径のプラ棒かランナーを接着する。
穴を開けた部分に接着するので強度は確保されるはず。
ただ軸を肩内部まで押し込みすぎると肩関節に引っかかるから注意だよ。
ここも確認を忘れずに・・・・・・。
その後は接着ですな。
旧ザクのトレードマークでもあるスパイクのないショルダーアーマーも接着、合わせ目消しの準備です。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
接着剤乾燥後は削って整形。
前腕部は上手く部品同士が合わさっておらず、隙間が出来ているものもあった。
それらは伸ばしランナーやらパテやらを詰めて埋めている。
あらら。
それと調整不足だったのか、更にヒジ関節を削っている。
ここで上手くはまらなかったのでね。。
なんか失敗している感じだなぁ。
ここは接着面付近なので特に念入りに調整したほうがいいですね。
キツめにセットしていると、はめ込んだ衝撃で接着面から割れることがあるので・・・・・・。
前腕部もまとめてではなく、内側と外側に分けて合わせ目を消したほうがよかったかもしれないね。
画像は筆者が作りかけで放置している黒い三連星の旧ザク。
こちらは塗り分けの都合上、色違いの箇所で後ハメ分割している。
見た感じピンを削除して、部品をスライドして組み込めるようにしているみたいですな。
こっちのほうが組み込む際に内部でヒジ関節がひっかからなそうです。
いくつか不手際はあったけど、とりあえず腕はこれで組み立て終了としよう。
今後改善が必要ですな。
昨年のスナイパータイプのときは特に問題なかったみたいだけど・・・・・・。
過去記事では今回と同じく腕と脚の記録が掲載されているね。
脚部の組み立て
続いて脚部。
ここもザクIIとは違って動力パイプが内装されているため、すっきりとした外見となっている。
強いて他の違いを言うならカカト付近のえぐれがある位かな?
まずは挟み込み式のヒザ関節を後ハメ。
ポリキャップJをモモ側に組み込み、ヒザは側面を切り欠きCの字状にする。
これでヒザをポリキャップに被せるようにして組み込める。
過去に筆者が作った旧ザクでは関節上部を切り欠いて後ハメ化したものもありますな。
ただこちらだと膝を曲げた際に切り欠き部分が目立つという欠点があります。
パーツがH型になり、強度もあまり高くないという。
スネはヒザアーマーを一部切り取って挟み込み式から後ハメ式に。
とはいっても同じ色なのでこれはやらなくてもいいかもしれません。
メリットはヒザアーマー付近が整形しやすくなるぐらいだ。
気にならない人は普通に無改造で作ってもいいだろう。
スナイパータイプの場合はヒザアーマーが色違い&ジャッキ化しているから後ハメしたほうがいいけど。
後はモモ・ヒザ関節・スネを接着して合わせ目消しの準備。
真っ二つのパーツを貼り合わせるだけ。
単純だね。
そして整形。
これで脚部の組み立ては終了です。
なんか合わせ目消しした部分の変色が気になるなぁ。
どうしても接着剤の成分で変色してしまう。
主に黒や青の部品がそうなりやすいね。
筆者は当初ガンプラに関しては成形色仕上げ派だったんだけど、この変色が気になったから早々と塗装派に切り替えたという過去があるんだ。
武器の組み立て
キット付属の武器がこちら。
- 105mmマシンガン
- 280mmバズーカ
- ヒートホーク
- スパイクシールド
- シュツルムファウスト
となっています。
安価ながら豊富な武装が魅力のHGUCザクI。
ただ今回は全部使わず、更に一部別キットから装備を流用してみよう。
本キットのもので使うのは105mmマシンガン。
これはエポキシパテを使ってドラムマガジン裏側を埋めている。
120mmマシンガンと違って縦向き装備だから、より裏側が目立つからね。
そのほかの装備としては、ヒートホークとハンドグレネードをF2ザクから流用しています。
前者は放熱孔をピンバイスで穴あけ。
接続は旧ザク側のヒートホークホルダーが無改造で使えます。
後者も整形のみ。
こちらも無改造で旧ザクの腰に装備できます。
F2用のヒートホークって旧ザクのものとだいぶ大きさが違うんだよね。
旧ザク用のヒートホークはヅダや旧HGUCザクIIに付属するものと同型ですな。
筆者としては
- 小さすぎて迫力が無い
- 柄が細いので手首から抜けやすい
のが気になったそうです。
今回の戦果
そんなこんなで無事全ての部品が揃いました。
組み立てるとこんな感じに。
今回はこれで一旦中断しよう。
次回はいよいよ塗装作業だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット