HGUC ザクIスナイパー(冬季迷彩) 製作記③

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

HGUCのザクIスナイパータイプ、カークス機。

これをオリジナルの冬季迷彩仕様に仕上げてみたいと思います。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は頭部と胴体を組んだ。

今回は手足を組んでみよう。

レーナ
レーナ

タイトルの冬季迷彩まではまだまだ先だね。

アドルフ
アドルフ

後ハメ箇所が多いんですよ、このキット。

ヴァルダ
ヴァルダ

バンダイさんの色々模索していた時期なのだろう。

現在のガンプラではKPSという素材がABSにとって代わっているけど……

どうやらプラとは違うABSは再利用が難しいという、生産者側でも問題があったようだ。

アドルフ
アドルフ

作り手としては、ABSは塗装時に割れやすいといわれていますな。

筆者は濃い塗料を使っているからか、単純な基本塗装でABSを割ったことはありませんが。

ヴァルダ
ヴァルダ

ウェザリングでは溶剤でPS、ABS双方を何度も叩き割っているけどね。

とりあえず、話はこれくらいにして作業に入ろう。

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腕部の組み立て

アドルフ
アドルフ

腕部も胴体同様、通常の旧ザクとは異なった形状となっています。

袖の部分に段が付いているのが特徴ですね。

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ヴァルダ
ヴァルダ

08小隊に出てきたトップ機、ゲームに出てくるランバ・ラル機などはこちらの形状に近い。

改造して色々できそうだ。

ヴァルダ
ヴァルダ

さて、この部分も盛大に合わせ目ができる。

ただ、ABS製の肘関節を肩・前腕双方から挟み込む構造になっている。

ここを後ハメ加工しよう。

アドルフ
アドルフ

この世代のキットにはよく用いられている構造ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは前腕側。

円状のABS製接続部分を切り取り、C字状にする。

レーナ
レーナ

C字状といっても結構切り取る感じ。

かなりきつめだから、後の作業での破損が心配だけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

肩ブロック下部と肘関節肩側は3.0mm径の穴を開ける。

この後ブロック側に適当なランナーを差し込んで接着する。

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レーナ
レーナ

今回はプラ製のランナーをチョイス。

セメント接着剤で肩ブロックとがっちり接着できるからね。

アドルフ
アドルフ

ここで合わせ目消しのため接着をします。

前腕、肩ブロックのほかに、肩アーマーを接着します。

ヴァルダ
ヴァルダ

後ハメの結果、こんな感じに。

前腕はC字にした関節を押し込んで装着。

肩ブロックは、関節に開けた穴と肩ブロックに接着したランナーを組み合わせる。

レーナ
レーナ

ABSとプラの組み合わせだから、強度的にも問題ないよ。

アドルフ
アドルフ

可動させていると磨耗しそうですが……。

その場合はその都度調整が必要ですね。

ビニール類を噛ませる、瞬間接着剤を薄く塗るなどなど。

アドルフ
アドルフ

そんなこんなであとは整形作業。

これで腕部の組み立ては終了です。

脚部の組み立て

アドルフ
アドルフ

脚部はこんな感じに。

やはり真っ二つの各部外装が目立ちますね。

それと、膝関節。

ザクIスナイパーは姿勢制御用のジャッキが追加されているのが特徴です。

ヴァルダ
ヴァルダ

これは膝関節に直接取り付けられている。

その影響か、HGUCザクIIでははめ込むだけだった膝アーマーが、旧ザクでは挟み込み式になっている。

レーナ
レーナ

全体の構成はこんな感じ。

膝の甲は一体成型。

だけどザクIIとは違って足首関節が独立しているんだ。

ヴァルダ
ヴァルダ

後ハメが必要な箇所は膝アーマーと膝関節。

ここに手を加えていこう。

ヴァルダ
ヴァルダ

まずは膝アーマー。

ここは単純にC40パーツの接続軸を短くするだけ。

アドルフ
アドルフ

なんかパーツが2つありますよ。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が勢い余って短く切りすぎた。

なので、参考に放置品からもう1つとってきた。

画像で膝にはめ込まれているのと同じぐらいにカットするのがベストかな。

レーナ
レーナ

続いて膝関節。

ポリキャップを仕込んだ膝関節を、腿で挟み込む構造になっているよ。

アドルフ
アドルフ

まずはポリキャップを取り出して、腿に装着します。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここの後ハメは幾つか方法があるみたいだけど、最も簡単なものを行おう。

膝関節を一部切り欠いてコの字状にする。

これだけ。

アドルフ
アドルフ

単純ですな。

レーナ
レーナ

これだと側面から切り欠き部分が見えるんじゃない?

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しくは後で確かめよう。

アドルフ
アドルフ

膝のジャッキ部分も切り欠いて後ハメ。

最も、膝と同じ色で塗る予定なので、挟み込んでしまっても問題ありませんが。

アドルフ
アドルフ

ここまで出来たら膝関節は接着してしまいます。

ただ、この膝関節はABS製です。

タミヤセメントなどプラ用接着剤は使えないので、ABS用接着剤を使いましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

と思ったがすまない、訂正だ。

本キットのヒザ関節はジャッキ部分のみABS製で、関節本体はプラ製だ。

なので通常のプラセメントで問題なく接着できる。

アドルフ
アドルフ

なんと・・・・・・。

レーナ
レーナ

説明書を見た感じ、このキットはA2ランナーとD2ランナーの部品だけABSのようだね。

このジャッキ部分のほか、頭部のカメラ基部やバックパックのバーニアなどがD2ランナーのパーツだね。

A2ランナーは主に肘関節や肩関節とか。

ヴァルダ
ヴァルダ

そしてプラパーツ類も合わせ目消しのため接着。

真っ二つな分合わせ目部分も単純だ。

接着剤を普通に流し込んで、乾燥するまでクリップで留めておく。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみに膝関節はこんな感じに、ポリキャップを90度曲げた状態で挿入する。

レーナ
レーナ

やっぱり側面から切り欠き部分が少し見えるね。

ヴァルダ
ヴァルダ

他にも膝関節の上を切り欠く方法もあったけど……

こっちだとパーツがH型になって、強度が不足するんだ。

なによりスナイパーは膝立ち姿勢をとるから、その時に切り欠きが見えるのが気になってね。

アドルフ
アドルフ

削った影響で脛側に腿のマルイチモールド部分が触れそうですな。

気になる方は接続部分にプラ板でも噛ませてやると良さそうです。

ヴァルダ
ヴァルダ

足首関節も合わせ目があるけど、外かほとんど見えないから放置。

膝関節は後ろの複雑な面にも合わせ目が来る。

溶きパテでも盛って適当に均しておく。

アドルフ
アドルフ

相変わらずの突貫工事ですな。

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

後は各部整形。

これで脚部の組み立ては終わり。

レーナ
レーナ

そういえば、ジャッキがある右膝関節の上部にはディティールが追加されているね。

ヴァルダ
ヴァルダ

これのこともあってか、今回筆者は上部ではなく、側面を切り欠く後ハメを行った。

今回はここまで。

次は武器であるスナイパーライフルを作るところからになる予定だ。

アドルフ
アドルフ

ある意味本機のトレードマークとも言える装備ですな。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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