タミヤWBコレクションより、零戦の三二型を作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
例によって、コクピット回りから組み立てていこう。
今日は七夕。
アドルフはなんか願い事はあるかな?
ガンプラ市場が落ち着いて欲しいですな。
今年はずいぶん平和的だねぇ。
去年は随分過激なこと言っていたのに。
冷静に考えると筆者はガンプラの在庫に余裕があるので、争ってまで急いで買う必要性がないですな。
ここ1年で完成したのも約10個ほどですし。
なにより
「値段が気に入らなければ買わなければいい」
で済むので、わざわざ他者に口や手を出す必要は皆無という。
ここ最近、筆者と一緒に調べものをしていると
「転売ヤーを潰す」
という名目で、反転売を掲げた過激派が魔女狩り行為をしているのを見かける。
どうも
「適正価格でガンプラを購入、作って楽しむ」
という本来の目標から逸れているようにも思えるね。
しかし1年経ってもまだ品薄は続いているね。
何時になったら解消されるんだろう。
バンダイも2024年に新工場を稼働予定だと、今年の4月末に発表していますな。
好転はしていくと思われますが……。
ネガティブな話題はここまで。
ここから先は楽しい零戦の組み立て作業だ。
筆者にとって、プラモは作ってなんぼなんだよね。
まずは合わせ目消し
胴体や主翼は先に色を塗るので、とりあえず増槽だけ合わせ目消しのため接着します。
いつも通りタミヤの速乾流し込み式で……。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
コクピットの組み立て
その後はコクピット内部から組み立てていきます。
細かい部品が多いので紛失に注意しつつ……
基本的に他の零戦シリーズと共通のAランナー部品を使う。
ただ計器板パーツだけEランナーの部品なので注意だ。
筆者にとっては見慣れた部品群です。
タミヤの零戦は何度も作っていますからね。
組み立てるとこんな感じ。
今回は塗装のしやすさを考えて、前後で分けた状態にするよ。
座席は0.5mm径のピンバイスで軽め穴を開けて……。
細かい部品が多いですが、パーツはぴったりはまります。
昔のキットなんかだと取り付け位置が曖昧で、後で他の部品の噛み合わない……
みたいなことがありますが、このキットはそれがありません。
組み立て説明書ではエンジンを組み立てる指示が出ているけど、いったん飛ばす。
コクピット側壁を組むため胴体を取り出す。
ここも胴体パーツはEランナーですが、内部の機器類は共通のAランナー部品。
ぴったり合うところや細かい部品群であるのも共通です。
組み立てるとこんな感じ。
色違いの部品も多いけど、後から接着すると接着剤で塗装面が荒れることが懸念される。
なので筆者は先に接着。
後から面相筆で機器類を塗り分けていく予定だ。
ついでに主翼類も用意。
奥まった部分も色をつけたいので、接着前に塗装の準備をしておきます。
切り出して整形した細かい部品が山積み。
部品をなくしたり番号がわからなくなるから、よい子のみんなは真似しちゃダメだよ。
コクピット内の塗装
部品が揃ったのでここで塗装を。
- プロペラやエンジン、機体内部→ガイアカラーのスターブライトジュラルミン
- 搭乗員区画→Mr.カラーのコクピット色(三菱系)
- 主脚格納庫周辺→Mr.カラーの青竹色
で塗っています。
零戦は三菱と中島で生産されていることが知られていますが、どうやら三二型は全て三菱製との情報が。
あれ、機内が青竹色じゃなくてシルバー指定なんだ。
キットではそうなっている。
ちなみに本物の青竹色は模型塗料のようなメタリックブルーではなく、シルバーのジュラルミン地の上にクリアーブルーの色を塗っているとのこと。
なんか綺麗な色だよね。
他のプラモにも塗ったら映えそう。
後は面相筆で細かい部分を塗り分け。
主にアクリル系塗料を使用している。
黒とか赤とか。
塗り分け後、計器やシートベルトのデカールを貼り付けます。
凹凸面に貼り付けるので、マークセッター・ソフターがあると便利でしょう。
そうそう、二一型ではクルシー無線帰投装置がついていた操縦席後部。
三二型ではここの接着箇所になっていた胴体内部後方の凸ピン部分を削る必要がある。
筆者も忘れていて急遽このタイミングで削っている。
外からほとんど見えないので、適当に切り取っても問題ないですな。
今回の戦果
コクピットは下から組み込める構造になっている。
胴体の操縦席上面の合わせ目消しを先に行いたいので、この時点で接着してしまう。
せっかく作ったコクピットに合わせ目消しの際の削りカスが入り込まないように……。
接着剤の乾燥待ちついでに今回の作業もここで中断。
次回はコクピットのウェザリング作業になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓