ホビーボスのハンガリー軍兵器、チャバ装甲車を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングをして完成させよう。
さあ早く完成させていかないと。
……なんか様子が変だね。
諜報部隊からの情報によりますと……
先ほど筆者がなにやら大量注文をしたようで。
8月購入分がようやく片付いたところに……。
とりあえず、その8月購入分最後のキット、チャバ装甲車がどうなるのか確認しましょう。
実際は先月の時点ですでに完成していましたが。
タイヤの塗装剥がれを修正せよ
ウェザリング前に塗り分けが済んだタイヤをセットします。
しかしここで事故が。
タイヤに塗った塗装が剥がれてしまいました。
あらら。
ガイアノーツのプライマーでもダメだったのかな。
ひび割れたように塗装が剥がれているね。
おそらくはめ込むときにタイヤが変形。
それに塗膜が追従できずにひび割れて剥がれたのかもしれない。
とりあえずタイヤをはめ込んだ状態でプライマーと塗料を筆塗り。
これでどうにかしよう。
少々塗装の粗さが気になりますが……
そこはウェザリングで誤魔化しましょう。
エナメル塗料によるウェザリング
ここから先はウェザリングです。
まずはスミ入れ兼ウォッシング。
いつものタミヤエナメルスミ入れ用ブラウンとガイアエナメルの埃色を使います。
リベット車体だから、ここはブラウンを流し込んで強調だね。
ウォッシングについては過去記事参照だよ。
続いてドライブラシとオイル染み。
これも過去記事参照に……。
クレオスのウェザリング用品を使いこなす
さらに傷、錆、雨だれなど。
傷と錆はクレオスのウェザリングカラー。
雨だれは同社のウェザリングライナー泥色セット、ディープブラウンを使用しています。
傷はいつも通りグランドブラウンだね。
錆については過去記事参照だよ。
今回は工具類の錆はほどほどにするけど。
足回りは筆者愛用のグレイッシュブラウン。
うっすらと塗りつけてから軽く擦ってぼかす。
修復したタイヤ部分は強く擦らないようにしているけどね。
そろそろ仕上げです。
この辺りでタイヤを接着してしまいましょう。
つや消しして完成へ
最後に水性のつや消しクリアーを吹きつつウェザリングマスター。
Aセットを使って主に砂埃を再現します。
タイヤのドレッドパターンが浮かび上がるくらいを目安に……。
ここも強く擦り過ぎないようにしている。
とりあえずこれで完成だ。
以下ギャラリー。
ホビーボス 39M チャバ装甲車 完成!
もうすこしグリーンの面積を広めにとったほうが良かったかな?
なんかドイツ軍迷彩とあまり変わらないような。
車体下部の単色グリーンがウェザリングで上書きされてしまっているのもありますな。
以前作ったトルディIIa軽戦車と。
軽戦車と装甲車はほぼ同じぐらいなんだ。
初期のトルディはチャバ装甲車と変わらない20mmライフルとマシンガン装備。
IIaでは20mmライフルを40mm砲に換装しています。
それでも威力不足だったわけですが……。
作ってみた感想のコーナー
筆者はサクサクッと完成させたね。
部品が少なめですぐ形になるからね。
部品の合いも車体上下が上手く合わないだけで、それ以外は良好。
その車体上下も瞬間接着剤を使えば問題なく接着できる。
この製品に限らずホビーボス製品は全体的に値段が高いので少々手が出しにくいのが難点ですな。
チャバ装甲車のように、採算の取れなさそうなマイナー兵器が多いというのもありますが。
いい意味で、一昔前では考えられないような状態ですね。
箱の値札シールを見たところ、筆者は6020円で購入したみたいだね。
海外製品だから、販売店だけでなく時期によっても多少変わりそう。
キット自体は比較的組みやすく良いもの。
ハンガリー車輌に興味がある、お財布に余裕がある人には是非とも挑戦してもらいたい。
AFVといえば戦車が花形ですが……
装輪装甲車も悪くないですな。
今回はここまで。
次回は筆者が長年放置していたあのキットを紹介予定だ。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット