タミヤ T-34/76(1943年型) 製作記⑥(完成)

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

タミヤのT-34/76(1943年型)を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とステンシルによるマーキングを行った。

今回はウェザリングを行って完成させる。

レーナ
レーナ

ここからはいつものパターンになりそうな。

アドルフ
アドルフ

例によって過去記事のオンパレードですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

完成品をすぐに見たい人は目次の

「タミヤ T-34/76(1943年型) 完成!」

から飛んでほしい。

それでは作業を再開しよう。

 

 

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ウォッシング!

アドルフ
アドルフ

手始めにウォッシング。

奥まったところにタミヤエナメルのフラットブラウン

全体にはガイアエナメルの埃色

薄く塗ってから溶剤で流すようにしてふき取ります。

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レーナ
レーナ

少し前までは1色だけだったけど、最近は2色使うことが多いね。

1色のときのは過去記事を参照に……。

お手軽戦車ウェザリング!伝家の宝刀バフウォッシング
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ドライブラシ! オイル染み!

アドルフ
アドルフ

続いてドライブラシとオイル染みですな。

これも過去記事を参照に……。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ドライブラシには明るい緑ということで、タミヤエナメルの明灰緑色

オイル染みは過去記事にも載っているタミヤエナメルの混ぜ物。

最近はガイアノーツからオイル色も発売しているけどね。

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傷と錆

アドルフ
アドルフ

続いて傷と錆。

傷はウェザリングカラーのグランドブラウンをチョコチョコと。

ハッチのヒンジや装甲の角などぶつかりそうな場所に。

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ヴァルダ
ヴァルダ

錆は過去記事でティーガーIIを使って詳しく解説している。

やはりウェザリングカラーを使っているけどね。

今回は予備履帯と排気管を中心に錆びさせている。

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雨だれ錆びだれ

アドルフ
アドルフ

筆者の最近のお気に入りである雨だれや錆びだれ。

ウェザリングライナー泥色セットのディープブラウンを使います。

  • 線を軽く引く
  • ウェザリングカラー用溶剤を浸したガイアフィニッシュマスターで伸ばす

これだけでお手軽に再現できます。

ヴァルダ
ヴァルダ

T-34は比較的面が広い。

これで単調さを解消できる。

足回りをドロドロにする

アドルフ
アドルフ

足回りも過去記事を参照に……。

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ヴァルダ
ヴァルダ

ただ今回は少し泥っぽさを付け加えるため、ウェザリングペーストのマッドブラウンも使っている。

これは顔料の塊なので、盛り上がった土や泥を再現するのに便利だ。

アドルフ
アドルフ

東部戦線の泥を意識しつつ……。

最後の仕上げ

ヴァルダ
ヴァルダ

最後は

  • 水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹き付ける
  • 作業中にタミヤウェザリングマスターAセットをこすり付けて砂埃表現
  • 転輪や履帯を取り付け、接着する

といった流れに。

レーナ
レーナ

ポリ製履帯だけど、プライマーのおかげで何とか接着できたみたいだね。

アドルフ
アドルフ

強度的には少し不安が残りますけどね。

先人たちの作例を見ていると、ポリ製履帯のたるみ表現は車体に真鍮線やピアノ線を通して上から押さえつけるのが一般的だとか。

ヴァルダ
ヴァルダ

ハブキャップ部分は別にウェザリングしていたからか、転輪本体よりも綺麗だった。

色調を合わせるために追加でウェザリングカラーを塗っている。

これで完成だ。

レーナ
レーナ

以下、ギャラリーだよ。

タミヤ T-34/76(1943年型) 完成!

レーナ
レーナ

古いキットだけど、完成したらちゃんと見慣れたT-34に。

アドルフ
アドルフ

同じナット型砲塔を装備したアカデミー製品と。

タミヤ製品はモーターライズの名残だからか、少し前後に長いように見えますね。

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アドルフ
アドルフ

ここ最近作ったドラゴン・サイバーホビー製品のピロシキ砲塔型も含めて。

  • 1940年型(後列左)
  • 1941年型(後列中)
  • 1942年後期型STZ製(後列右)

ですな。

主砲や砲塔形状など、こうして並ぶと違いがわかるというか。

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ヴァルダ
ヴァルダ

1942年に入るとナット型砲塔のT-34が登場し始める。

しかし一輌でも多くの戦車を前線へ送るため、STZ(スターリングラード・トラクター工場)はピロシキ砲塔のまま生産を続行。

同年冬のスターリングラード戦で工場が壊滅するまで生産を続けるんだ。

レーナ
レーナ

しかしずいぶんと増えたなぁ。

アドルフ
アドルフ

他にもいくつかのT-34がまだ作りかけで筆者の部屋に転がっていますよ。

 

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

タミヤMMシリーズの中でも古参のキットだったけど……。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者が今回の製品で気に入ったところとしては

  • 比較的大柄な中戦車だがボリュームの割りに安価(2022年11月現在定価は税込み2420円)
  • 選択式の天板を含めアクセサリーパーツが豊富で、組み合わせ次第で様々な車輌を作れる
  • 部品が少なくすぐ形になる

逆に気になった点としては

  • モーターライズの名残で見える場所にいらない穴がある
  • ポリ製履帯がややきつめなのか、誘導輪が引っ張られて転輪に接した形になる
  • アイプレートや牽引フックなど、実車とは異なる取り付け指示をしているものが幾つかあった

といったところ。

レーナ
レーナ

この辺りはいままで作ってきたタミヤ旧製品達とほぼ共通というか。

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アドルフ
アドルフ

T-34の履帯は前後幅が広いので、ベルト式ですとどうしても折り返し部分で丸まって板感がなくなりますな。

どうしても気になる方は別売り品などでディティールアップするのも手です。

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ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤMMシリーズには幾つかT-34やその派生種であるSUシリーズがラインナップされている。

しかし大半はスポット生産品で時期によってはあまり見かけない。

2022年11月現在定番品なのか、このT-34/76(1943年型)は比較的手に入れやすい。

部品も少ないので、入手しやすく作りやすいT-34として入門用にもいいだろう。

アドルフ
アドルフ

他に現時点で手に入れやすいのはこのキットの姉妹品であるチェリヤビンスク版ですな。

天板まで一体化された砲塔を持ち、アクセサリーパーツの代わりに歩兵や重火器が付属します。

ヴァルダ
ヴァルダ

そちらのキットはここの開設以前に筆者が一度組み立てたことがある。

そのうち再び作ってみたいものだ。

アドルフ
アドルフ

チェリヤビンスク版はドイツ軍鹵獲車輌で作れるよう鉄十字のマークが付属することはナイショです。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回はここまで。

次回は久々に航空機キットを紹介する予定だ。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

この記事で作っているキット

 

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