サイバーホビー T-34-747(r) STZ 1942年後期生産型 製作記③

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

サイバーホビーから発売されています、ドイツ軍が鹵獲したSTZ製T-34を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は足回りを組んでいった。

今回は履帯を装着し、車体上部を合わせよう。

レーナ
レーナ

……なんか工程が少ないような。

アドルフ
アドルフ

作業を進めている最中に気付いたのですが、どうもこのキットには重大な問題があるようでして……。

ヴァルダ
ヴァルダ

厳密にはこのキットの前身のキットの時点で問題があったようだ。

詳しくは当該箇所に到達してから説明しよう。

レーナ
レーナ

気になるなぁ。

 

 

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履帯の組み立て

アドルフ
アドルフ

今回は履帯の組み立てから作業を再開します。

説明書では最後に取り付ける指示が出ていますが、筆者はここで組んでいきます。

本キットの履帯は接着組み立て式。

切り出し済みのマジックトラックが用意されています。

レーナ
レーナ

既にランナーから切り出されているから、整形不要で作業効率がいいってやつだね。

アドルフ
アドルフ

説明書には枚数指定が記載されていせんでした。

少し前に作った1940年型が76枚だったので、今回もとりあえず76枚で進めていきます。

MONO/ドラゴン T-34/76(1940年型) 製作記③
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レーナ
レーナ

履帯も改良されているのか、1940年型が装備しているのとはパターンが大幅に異なるね。

アドルフ
アドルフ

並べた履帯に接着剤を流し込んで、完全乾燥する前に巻きつけます。

起動輪上で両端を接着し、誘導輪のアームを動かし張りを調整。

上部の履帯は弛ませて転輪に接着してしまいます。

転輪は車体と接着していないので、ロコ組みとなります。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回は76枚では多かったので、2枚1組を外して片側74枚で組んでみた。

あまりキツめにすると誘導輪の軸が内側に引っ張られるので注意。

レーナ
レーナ

履帯の接着組み立ては過去記事参照だよ。

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車体上部の組み立て

アドルフ
アドルフ

車体下部の組み立てがあらかた終了したので、続いて車体上部を用意。

キットではSTZ特有の、装甲がジグザグに組継ぎされた溶接跡を再現したパーツをセットしています。

レーナ
レーナ

シャープなモールドでいい感じの部品だね。

アドルフ
アドルフ

ところがこの部品が後に猛威を振るうことに。

レーナ
レーナ

えっ?

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみにキットに付属していた謎の紙切れ。

どうやらここの後部についたランナーを切り取る指示のものだったようだ。

レーナ
レーナ

なんかそこまで重要でなさそうな。

合わない後部をもう一度描いて

アドルフ
アドルフ

1940年型と違い、内部から取り付ける部品はありません。

なので細かい装備を取り付ける前にセットしようと思いますが……。

レーナ
レーナ

なんか後部パネルはきっちり合っているのに、側面が合わないね。

レーナ
レーナ

……どうやっても車体上部が斜めになるんだけど。

アドルフ
アドルフ

あまりにも合わないので筆者が先人たちの情報を探してみたところ、どうもこの車体上部に問題があったらしく……。

ヴァルダ
ヴァルダ

このSTZ製T-34はかつてサイバーホビーの限定生産品、ホワイトボックスシリーズの一員として本来のソ連軍仕様として発売された。

今回のドイツ軍仕様はそのキットを元にしているようだ。

サイバーホビー白箱 6388 1/35 T-34/76 STZ Mod.1942
ノーブランド品
レーナ
レーナ

白い箱のキット、筆者の部屋にもいくつかあったね。

アドルフ
アドルフ

このシリーズ、筆者はいくつか中古品店で購入していましたな。

ヴァルダ
ヴァルダ

んでそれを作った先人たちの情報によると……

  • 通常のT-34と比べて、何故か車体上部の戦闘室部分が若干長くなっている
  • 機関室部分は通常型と同じ長さ
  • 後部パネルも同じ長さ。しかし通常型の流用品である車体下部と長さを合わせるためか、パネルの角度が通常型よりも急になっている

とのこと。

レーナ
レーナ

……とにかく、車体上部が微妙に長いってことなのかな。

アドルフ
アドルフ

なのでそのまま取り付けようとすると、長い車体上部と急角度の後部パネルのせいで斜め後方に尻上がりな形になってしまうとのことです。

ヴァルダ
ヴァルダ

ちなみに前身のキットでは車体前部も浮いてしまい合わなかったようだ。

今回のは前部に関しては修正されているのか、そこまで問題ない様子。

正面のC3パーツ取り付け穴が少し浅いので、ピンバイスで広げてやるぐらいだ。

レーナ
レーナ

さて、筆者はどうするのかな。

アドルフ
アドルフ

本来なら

  • 長い戦闘室を短くする
  • 後部パネルの角度を変える

などを行うと正しい寸法になるはずです。

ただ現在の筆者の実力ではキットを切り刻むと間違いなく完成しなくなるので……。

ヴァルダ
ヴァルダ

今回は車体下部のパネル、R5番パーツを削って短くすることでなんとか部品を合うようにする。

とりあえず2mmほどの長さ削るので、簡易的なアタリ線をつけて……。

ヴァルダ
ヴァルダ

アタリ線を目安に大まかに削っていく。

とりあえず長さ的には合った。

後は切り口の角を削って、上部パネルとの角度を合わせる。

ヴァルダ
ヴァルダ

切り口の角を丸く削りながら上部のパネルと角度を合わせる。

とりあえずこんな感じでいいだろう。

削り取ったパネルのヒンジ部分は後でプラ板を使い再生する。

レーナ
レーナ

細かい寸法はこの際無視して……。

ヴァルダ
ヴァルダ

どうしても細かい寸法が気になる人は注意だね。

筆者は細かい寸法とかはそこまで気にしないので、これで行く。

アドルフ
アドルフ

筆者は細かい寸法よりは組みやすさを気にするタイプですな。

 

 

今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

後部を削ったことで、なんとか車体が垂直になった。

前部フェンダー周辺など下からみるとまだ隙間があるが、ひっくり返さない限り見えないのでこれはそのままにする。

レーナ
レーナ

今回は細かいところは気にせず、とにかく形にするのを優先にして……。

ヴァルダ
ヴァルダ

予想以上に時間を使ってしまったので今回はここまで。

次回はこの車体上部に部品を取り付けていく予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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