サイバーホビー T-34-747(r) STZ 1942年後期生産型 製作記②

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

筆者が長年放置していたサイバーホビー製品、スターリングラード・トラクター(STZ)製のT-34を作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は箱の中身を確認した。

今回は足回りを主に作っていく。

レーナ
レーナ

STZ、どんな違いがあるのかな。

ヴァルダ
ヴァルダ

実際筆者もよくわかっていない。

なので作りながら調べているようだ。

アドルフ
アドルフ

昔は冷戦期であったこともあってか、ソ連戦車は資料が少なかったようです。

なので模型でもその辺りの細かいことはほとんど気にされていなかったのだとか。

レーナ
レーナ

情報が入りやすくなった結果、逆に大変なことに……。

ヴァルダ
ヴァルダ

とにかく極端に細かいところは気にせず、形にするところを目標にしていく。

それでは作業開始だ。

 

 

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合わせ目消しをする

アドルフ
アドルフ

手始めに合わせ目消しをしますが……

早速サイバーホビーらドラゴン社系列恒例の謎選択があります。

レーナ
レーナ

どっちを選べばいいんだろう?

ヴァルダ
ヴァルダ

駐退器カバーはHランナー(画像下)のものとSランナー(画像上)のものの選択式。

今回は後者を選択。

アドルフ
アドルフ

筆者の

「迷ったらとりあえずボックスアートと同じものを選ぶ」

戦法ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

本キットはSTZで製造されたT-34を再現しているようだけど、どうやらこのSランナーのカバーはそこの後期生産車でよく見られたようだ。

通常のT-34はHランナーで収録されている、下半分が垂直になったものが使われている。

アドルフ
アドルフ

とりあえず駐退器カバーのほか砲尾、砲塔外装を接着してしまいます。

今回排気管や主砲は一体成型のものなので接着は不要です。

レーナ
レーナ

合わせ目消しについては過去記事参照だよ。

初心者向け? HGUCグフで学ぶ合わせ目消し
アドルフ 最近更新速度が遅いと思ったら今度は一日二回投稿ですか。 ヴァルダ うむ。 また筆者が初心者向けの記事を考えたのでそれをまとめる。 アドルフ 何をするのやら……。 合わせ目消し...

 

 

車輪の組み立て

レーナ
レーナ

続いて車輪。

T-34は大型転輪が片側5個だから比較的楽だね。

ヴァルダ
ヴァルダ

ここもSTZ製の特徴が現れている。

STZ製の車輌は工場の立地の都合や資材節約の目的で、生産途中からゴムリムの無い鋼製転輪を装備していた。

ゴム自体は転輪内部に装備されており緩衝能力は問題なかったようだ。

転輪の金属部分と履帯が直接触れるので走行時の騒音が大きくなったようだけど。

アドルフ
アドルフ

ドイツ軍も大戦後期には資材不足で、鋼製転輪のティーガーなんかが登場しましたな。

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ヴァルダ
ヴァルダ

誘導輪も水滴型の穴が空いている。

これもSTZ製T-34の特徴らしい。

レーナ
レーナ

なんか細かい部分がいろいろと……。

ヴァルダ
ヴァルダ

あまりあちこちこだわりすぎても完成しなくなるから、ほどほどにしておこう。

アドルフ
アドルフ

車輪が整形完了しました。

同社のゴムリムつきとは違い、パーティングラインが部品端に来るので整形作業が楽ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

ドラゴン・サイバーホビー系列は部品が柔らかめでちょっとヤスリがけが手間だからね。

 

車体下部の組み立て

アドルフ
アドルフ

続いて車体下部。

ここは以前組んだMONO/ドラゴンの1940年型とほぼ同様ですな。

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レーナ
レーナ

ただサスペンションパーツが新しい部品になっているようだね。

取り付け穴も径が合わないっぽいし、ピンバイスで広げながら進めよう。

筆者は何mm径で進めているのかな。

画像を見た感じ2.5mm径っぽいけど……。

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アドルフ
アドルフ

筆者が

「記憶にございません」

などと供述しており……。

ヴァルダ
ヴァルダ

なるほど、シベリア送りだ。

レーナ
レーナ

ドラゴン系列のT-34はいつも転輪がうまく軸にはまらないね。

筆者は例によってピンバイスで径を広げているけど……

表面のキャップを貫通しちゃったよ。

アドルフ
アドルフ

こっちのほうがシベリア送り案件ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

幸いジャンクパーツ入れに予備のキャップパーツがあったのでそれを使う。

径を広げるのは組み立て前にして、広げるほかにもサスペンションの軸を短くカットしておくといいかな。

アドルフ
アドルフ

膨大な数のドラゴン社T-34用ジャンクパーツ。

ようやく活用されましたな。

アドルフ
アドルフ

後部パネルも取り付けていきます。

以前組んだ1940年型とは異なる形ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

所謂1941年型戦時簡易型に該当する車体のようだ。

例によってSTZ製なので、細部が他の工場の車輌とは異なるようだけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

パネルと車体側面が上手く合わないので、伸ばしランナーでも突っ込んで適当に埋めてやる。

多少の粗さはあとでウェザリングをするから大丈夫。

レーナ
レーナ

伸ばしランナーの活用法は過去記事でも取り上げていたね。

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今回の戦果

ヴァルダ
ヴァルダ

車体下部がだいたい形になってきたところで今回は中断しよう。

例によって誘導輪アームはまだ接着していない。

アドルフ
アドルフ

今後の履帯装着に備えてですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

次回はその履帯装着をする予定だ。

レーナ
レーナ

続きは次回!

この記事で作っているキット

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