ハセガワ社の夜間戦闘機型のMe262を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回は仕上げのウェザリングをして完成させよう。
なんか駆け足だなぁ。
また筆者の作業と記事の間が離れ過ぎてきましたからね。
今回のMe262のほかに完成品が2つも待機しています。
あんまり離れすぎると月末の集計にてこずるんだ。
それでは作業を再開しよう。
スミ入れ!
まずはスミ入れ。
機体上面はいつも通りタミヤのスミ入れ用塗料ブラックを流し込みます。
下面は元々黒色で、そこに黒い塗料を流し込んでも目立たないです。
ここはグレーを流し込みましょう。
はみ出した分はエナメル溶剤を含ませた筆やら綿棒やらガイアノーツのフィニッシュマスターで拭き取る。
レーダーアンテナを始め細かい部品に引っ掛けてしまわないよう、注意しながら進めよう。
銀剥げや噴射口を軽く汚す
コクピットの風防周りはタミヤエナメルのクロームシルバー。
噴射口部分はタミヤウェザリングマスターBセットのスス&サビで焦げたような感じに。
新鋭機というイメージなので、今回はほどほどの汚れにします。
ここまで、筆者のいつもの3点セットだね。
最後の仕上げ!
最後は水性ホビーカラーのつや消しクリアーを拭きつけ、ウェザリング資材やデカールを定着させよう。
主脚を取り付けるとそのままでは機体が尻餅をつくことがわかる。
なので機首部分にオモリを突っ込もう。
今回は筆者がダイソーで調達してきた割りびしを突っ込んで、瞬間接着剤で固定している。
足りないと相変わらず尻餅をつくし、入れすぎると部品に負荷がかかるから注意だよ。
実機では機首に武装が内蔵されているので、バランスがとれているのですけどね。
風防のマスキングも忘れずに剥がしましょう。
また吹き込みによって曇りが生じていたので、一度取り外して内部を拭き取り後、再接着しています。
これで完成だね。
以下、ギャラリーだよ。
ハセガワ 1/72 メッサーシュミットMe262B-1a/U1(第11夜間戦闘航空団) 完成!
最初の実用ジェット戦闘機に機首のアンテナ。
この秘密兵器の塊感がいいんだよね。
このキットではレーダーアンテナをプラ製の基部と金属線で再現している。
そこまで複雑な作業ではないので組み立ても簡単だ。
単座型と比較するとこんな感じに。
複座だと伸びたような風防が特徴的ですな。
あれ、こんなの作っていたっけ。
筆者がここの開設以前に作ったエアフィックス社製品だ。
初出が2017年のキットで新しく、筆塗りを考慮したからかモールドが深めなのが特徴となっている。
欧州(イギリス)メーカーのものだからか、鉤十字が付属しない点は注意だけどね。
筆者はハセガワ製品の余剰品から流用している。
ちなみにこれは単座の戦闘機型だけど、同社からは戦闘爆撃機型や今回作ったハセガワ製品同様の夜間戦闘機型も発売されているようだ。
メーカーによって一長一短、色々あるんだね。
筆者の手元には他に単座型でドイツレベル製品とアカデミー製品が控えていますな。
今回作ったハセガワ製品の金型は、その中でも最古参の部類に入るようです。
早く作って並べないと……。
作ってみた感想のコーナー
一昔前のハセガワというか。
コクピット内含め部品は少なめですぐ形になる。
今回のは風防正面と胴体の間に少し隙間が出来た。
おそらくハセガワA帯シリーズが問題なく組むことが出来る人なら心配ないだろう。
他に注意する点といえば一部モールドが浅い箇所があることかな。
気になる人はラインチゼルなどを用意してヤスリがけの前に彫りなおしておこう。
後は入手性ですな。
2022年9月現在、ハセガワ社のMe262は定番品外。
増してや今回のキットはデカール変更の限定生産品のはずなので……。
また中古品店コースかな?
極端に組みにくいわけでもないキットなので、機会があったら是非とも手に取ってもらいたい。
今回はここまで。
次回も引き続き航空機模型を紹介することになるだろう。
次回も、お楽しみに~。