グリーンマックス社より発売されています、旧型客車の寝台急行列車を作っていきましょう。
前回はスハネ16を組み立て、5両すべてが揃った。
今回は塗装作業となる。
5両一気にとなると手間がかかりそうな。
塗る面積自体はそうでもないんですけどね。
少々マスキングで時間を食うぐらいだ。
それでは作業を再開しよう。
下地を整える
手始めに下地を。
今回は発色重視にしたいので、白いサーフェイサーを使います。
ガイアノーツのサーフェイサーエヴォホワイトを吹き付けましょう。
床下は黒く塗りつぶすのでそこまできれいに吹かなくていい。
今回は特にグリーン帯を施すスロ62とオロネ10の側面を重点的に……。
グリーン帯を吹き付ける
前述通り、スロ62とオロネ10はグリーン帯を施すのでそれを吹き付けます。
以前夜行急行列車セット時に作った、グリーン帯用塗料を使用しましょう。
確か
- ガンダムカラーのMSグリーン
- ガイアカラーのエメラルドグリーン
を大体3:1で混ぜているんだっけ。
ですな。
乾燥したら1.0mm幅のマスキングテープを貼り付けてしまいます。
このグリーン帯、1978年(昭和53年)ごろに廃止されているようだ。
再現したい列車がそれ以降のものなら施さないほうがいいだろう。
屋根の色の塗装
続いて屋根の塗装を。
キットではシルバーかグレーで指定されています。
今回はオロネ10のみグリーンマックス鉄道カラーのダークグレー。
それ以外はMr.カラーのシルバーで塗ってみました。
これも謎なんだよね。
筆者の手持ちのKATO製品でも、シルバーだったりグレーだったり。
本体色の塗装
屋根をマスキングして、ようやく車体色に。
旧型客車の色といえばぶどう色2号か青15号。
今回は整った急行列車ということで、青15号で塗ってみましょう。
そういえばここではまだぶどう色2号の客車は作っていないような。
戦後間もないころの旧型客車はぶどう色2号が基本。
10系客車などでは1964年ごろから青15号に変更されたようだ。
塗装を変更しただけでなく、内装もリニューアルしているとのこと。
1964年……
東京オリンピックの年でしたな。
床下はMr.カラーGXのウイノーブラックだね。
完成品と並んだ際に違和感がないよう、黒一色に。
実物はもっと汚れて茶色っぽい感じだけど。
今回の戦果
これで塗装作業は終了。
マスキングを剥がして確認しよう。
グリーン帯周りはそこまで問題はなさそうだね。
屋根周りが少しあいまいな感じかな。
雨どい周りに屋根の色がついているようにもみえるけど。
よく見るとホコリとかも巻き込んでいますが……
とりあえずそのまま進めましょう。
今回はここまで。
次回は細かい塗りわけやマーキング作業をしよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット