ミニアートのSU-85を作っていきましょう。
前回はこまごまとした部品を組んで全体の組み立てを終えた。
今回は塗装作業に入ろう。
ここからはいつもと変わらない感じになりそうな。
組み立てで少々時間がかかりましたな。
遅れを取り戻したいところです。
それでは作業を再開しよう。
塗装図の確認
本キットの塗装は7種。
ただ部品の選択で初期型3種類と、後期型4種類に分かれています。
まずは初期型から。
- 第23装甲師団第128戦車猟兵大隊第2中隊所属車(212・213号車の選択)
- グロース・ドイチュラント師団所属車
となっています。
今回はこの初期型、第23装甲師団の212号車で進めてみましょう。
こちらは後期型。
- 所属不明車輌(鉤十字旗つき)
- 第12装甲師団所属車(ロシアングリーンにダークイエローの迷彩)
- 第6装甲師団所属車(鹵獲前との選択)
となっています。
下地作り
今回は金属部品を多用しています。
なのでクレオスのプライマー入りサーフェイサーを吹き付けておきましょう。
プライマー入りサーフェイサー、久々の登場だね。
最近はガイアノーツのマルチプライマー、無色のやつが多かったけど。
今回は金属パーツが多いですからね。
どこに塗ったかを確認しやすくするためでも、こちらを使っています。
続いて陰となる色を。
今回はマホガニー色のサーフェイサーで全体を塗ってしまいます。
そのまま足周りには履帯色も塗ってしまいましょう。
この辺りはいつも通り……。
削り忘れた箇所や取り付け忘れた部品を処理する
ここで見落としがいくつか発覚した。
まずは天板。
ここは突起があるんだけど、今回のものでは不要。
削り落としておこう。
他に見落としがないか確認しましょう。
見落としその2。
車体左側面のフック類がついていません。
とりつけましょう。
なんか太さが微妙に違うような……。
話をまとめると……
- 筆者がEa10番パーツを2つ取り付けようとする
- しかしEa10番パーツが1つしか手元になかったので、細いF6番パーツを代わりに取り付け
- 後に調べたところ、消えたEa10番パーツはすでに戦闘室左側面に接着済み
- ただ並んだフックの細さが気になったので、戦闘室左のをF6番パーツにして、車体後部左側面の2つをEa10番パーツにした
……といったようです。
なぜかEa10番パーツが2つしかないのに、3つ使う指示が出ている。
ということになっている。
なので余剰になっていたF6番パーツを代用品として使用した感じだ。
車体色の塗装
問題が解決したので、車体色の塗装に入ります。
今回のSU-85はマークだけでなく、塗装もドイツ軍風に改められていますな。
ガイアカラーのダークイエロー2で塗ってしまいましょう。
いつもの色だね。
続いて迷彩色のグリーン。
同じくドイツ軍車輌向けのオリーブグリーンで塗っています。
この車輌は対空識別用か、グリーンの円が天板に描かれている。
筆塗りやマスキングは手間に感じたので、そのままエアブラシで吹き付けて塗っている。
とくに違和感ないし、これでいいね。
細部の塗り分けやマーキング
ここでエアブラシ塗装は終了。
細部を筆で塗り分けます。
とはいっても、あまり工具類がないので塗り分け箇所は少なめですな。
見た感じ正面の予備履帯も車体と同じ色で塗られている感じだし。
そのままデカールも貼り付け。
付属のデカールはこんな感じですな。
大戦後期のドイツ軍戦車はシンプルなものが多いけど……
この車輌は鹵獲車輌で、誤射防止目的か目立つマーキングが施されている。
一部のマークは手すり部分をまたぐように描かれています。
一度パーツを外してからマークを貼り付け、その後手すりを取り付け直しましょう。
このために被りそうな場所はあらかじめ接着は弱めにしています。
デカールは薄くやわらかめ。
よく馴染んで本体との段差もほとんど残らないけど、やわらかいから丸まりやすいね。
崩れないように注意だよ。
今回の戦果
そんなこんなでここまでの作業での状態です。
塗装とマーキングで、ドイツ軍らしくなってきましたな。
今回はここで中断。
次回はウェザリングを施して完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット