ブロンコより発売されています、ハンガリーの突撃砲ズリーニィIIを作っていきましょう。
前回は箱の中身を確認した。
今回は組み立て開始。
足周りを中心に進めてみよう。
車体はトゥラーンのものに近いズリーニィ。
ということはほとんど同じ内容かな?
そうなりますな。
なのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
記憶を辿りつつ進めていこう。
それでは作戦を開始する。
まずは合わせ目消し
とりあえず合わせ目部分を接着。
- 砲尾
- 駐退器
- サスペンションアーム
あたりですな。
後に主砲の砲口部分も合わせ目消しが必要なことが発覚した。
かなり後になってからだけどね。
合わせ目消しについては過去記事を参照にしてね。
履帯の組み立て
まずは履帯を組んで片付けてしまいましょう。
成型色は違いますが、トゥラーン同様のパチパチはめて組むタイプですな。
成型色というか、材質が少し違うのかな?
トゥラーンのものはもっとやわらかい感じにみえたけど……。
組んでいきますが……
筆者が結構接続ピンをつぶしていますな。
右端のものは全てつぶしたものです。
おかげで足りずに……。
トゥラーンのとき同様、斜めにして先に片側に引っ掛けるようにしてはめ込む。
……ただ材質が硬いのか、反対側のピンがつぶれまくっているんだけどね。
ピンをつぶしすぎて数が足りなくなったので、瞬間接着剤を接続部に塗ることで潰れたピンの履帯も再利用している。
いっそ可動をあきらめて接着して組んでもいいかも。
キットの指定では片側101枚。
前回トゥラーンで片側100枚だったけど、それだとギリギリで取り付けるときに苦労した。
なので今回は102~3枚と多めに組んでいる。
はっきり覚えていないのは筆者の記憶が飛んでいるため。
操縦席の組み立て
履帯はこれで一度中断。
車体に入っていきましょう。
まずは前面の操縦席周りから。
ここはトゥラーンとほぼ同じですな。
主砲を直接セットするからか、フレームパーツみたいなのが追加されているね。
操縦席はトゥラーン同様だけど。
ズリーニィはオリジナルのトゥラーンから車体幅を広げている。
キットでも異なる車体下部パーツでそれを再現しているんだ。
取り付けるとこんな感じに。
やけに気合の入った操縦席周りですが、それ以外の箇所はそうでもなかったりします。
トゥラーンでもそうだったね。
あっちは砲塔持ちだったから余計に車体内部はがらんどうに。
転輪の組み立て
続いて転輪類。
まずは上部転輪から。
これもトゥラーンと同じ部品ですな。
片側5個と数が多いですが組んでいきましょう。
車体幅が広がっただけだから、基本的に転輪の形や配置はあまり変化がないんだね。
通常の転輪も組み立て。
まずは先ほど合わせ目接着をしたサスペンションアームを整形します。
そのままでは凹みがあるので、ラッカーパテも練りこみつつヤスリがけをしていきましょう。
ただこの合わせ目部分、部品を組んでしまうと隠れて見えづらくなる。
そこまで神経質にならなくても大丈夫だ。
更にパーツを組んでいきます。
細分化されているので、本キット最初の難所ですな。
これもトゥラーン同様だね。
奥まった部分は後でエアブラシの霧が入りにくいから、暗い色で塗りつぶしておくよ。
今回は黒で。
またトゥラーンであった部品番号間違えはズリーニィでも健在。
サスペンションボギーの上部左右につく
「C36番パーツ」
「C37番パーツ」
が逆になっているので注意だ。
寧ろこちらが先に発売されたので、ズリーニィの間違いをトゥラーンのキットでも修正していないという。
今回の戦果
とりあえずサスペンションボギーを組んでそろえました。
これで難所は一つ終わりましたな。
サスペンションと同じで、可動するから部品が細分化&強度が不足しているという。
気になる人は接着固定して進めるといいかも。
今回はここまで。
次回は残りの機動輪などを組むところから再開する。
続きは次回!
この記事で作っているキット