ガンプラHGシリーズのガンダムアストレイ。
それのブルーフレームを作っていきましょう。
前回は脚部を組んだ。
今回は武器を組んで組み立て作業を終えよう。
ちょっと製作の勢いが戻ってきた感じかな?
まだまだ難所はありますな。
筆者は塗装手順に悩んでいるようですが。
塗装に関しては次回以降の予定だ。
それでは作業を再開する。
武器の製作
このキットに付属する武器は
- ビームライフル
- 500mm無反動砲
- ビームサーベル
- シールド
ですな。
サーベル柄は胸部を組んだ際に一緒に作っています。
筆者の放置品にレッドフレームがあるけど、無反動砲だけブルーフレーム特有の付属品みたいだね。
それ以外の武器はレッドフレームにも付属するよ。
こちらのキット特有の無反動砲。
設定上はブルーフレームのパイロット、劾がブルーフレーム以前に乗っていたジンの装備だったようですな。
ブルーフレーム以外では、スターゲイザーシリーズのジンタイプインサージェントにも付属します。
その無反動砲だけど……
キットの手首の可動範囲が狭く肩に上手く担げられない。
肩に担ぐにはこんな感じに、グリップの位置をずらして持たせることになる。
ジンは構造上余裕があったから無改造でも大丈夫だったけど、アストレイは違うみたいだね。
それと後部から見るとわかるんだけど……
- 無反動砲はスコープ基部に肉抜き穴がある
- 後部のマルイチモールドは合わせ目が中央に存在し、そのままだと凸凹の部分を整形しなければならない
などの問題がある。
この辺りを処理してみよう。
とりあえずライフルを先に合わせ目接着しておきましょう。
ライフルの製作
先にライフルを仕上げてしまいます。
ここは単純に合わせ目を消すため接着と整形を行います。
上部は奥まったところの中央に合わせ目が存在するので……
薄手のプラ板を貼り付けてフタしてしまいます。
スコープ周りの改造
その後は無反動砲。
まずはスコープ周りに手を加えていきます。
- 肉抜き穴部分はタミヤのエポキシパテ(速硬化タイプ)を盛り付ける
- レンズ部分はクリアーパーツを取り付けるため、2.0mm径の穴を開けておく
といった準備をする
パテが乾いたら平らに削って処理。
念のためMr.500サーフェイサー(溶きパテ)を塗って確認。
大きな凹みとかはなさそうだね。
この辺りはまだ序の口ですな。
グリップの可動化改造を施す
さて問題のグリップ部分。
キットでは本体が真っ二つになっており、D1番パーツ(本体右側)にグリップが一体成型されている。
本体左側のD2番パーツはグリップ本体がないものの
「使ってください」
といわんばかりの位置にパーツの接続ピンがある。
これを今回利用してみよう。
どうなるのやら。
とりあえずD1番パーツのグリップをエッチングのこで切り出す。
なんか盛大に変なところを刻んでいない?
刃が滑って筆者が盛大にやらかした。
後で埋めておこう。
切り出すとこんな感じに。
グリップの前部に接続ピン用の穴が開いている。
これを先ほどのD2番パーツと組み合わせると。
D2番パーツはまったくの無改造。
そのままで大丈夫ですな。
こんな感じに前後に可動し、角度がつくようになった。
特に問題なさそうなので、可動に関してはこれで進もう。
思ったよりはシンプルな構成になりましたな。
後は切り口をヤスリで整えて真っ直ぐにする。
塗装のことを考えるとぴったりするよりも隙間があったほうがいいので、多少削りすぎても問題ない。
ここも合わせ目を接着ですな。
先ほど筆者が間違えて切り刻んだ場所は伸ばしランナーでも接着して埋めておきましょう。
可動化したグリップを固着させないよう注意してください。
パテよりも、同じプラのほうが接着強度とかがあっていいね。
後部のマルイチモールドを作り直す
続いて後部のマルイチモールド。
まずは元のモールドを切削し、まっ平らにしてしまう。
そこに別売りの改造パーツを貼り合わせる構成にしよう。
用意したのはウェーブのUバーニアフラット2。
これに含まれる9mm径がぴったりだったので、それをベースにする。
いわゆるマルイチモールドはほかにもいくつか発売されていますが……
筆者の手持ちだと9mm径のがこれしかなかったので、これを改造のベースに。
マイナスモールド部分はタミヤの2.0mm径角棒を適当に切り刻んでそれらしく作る。
奥行きは2.0mmのままで、幅は切り取って狭くしておく。
組み合わせるとこんな感じに。
元のものはパーツ同士の合わせ目部分が存在しなかったけど、モールドっぽく見せたいので合わせ目はあえてそのまま残している。
別売りパーツを使ったディティールアップ方法。
何か参考になれば幸いです。
シールドはそのままゲート部分などを処理するのみ。
これで武器類は組み立て完了ですな。
無反動砲のグリップ、何とかなったね。
思ったよりは簡単だったというか。
改造にかけた時間のほとんどは筆者の思考時間ですな。
今回の戦果
これで全ての部品がそろいました。
グリップ可動改造により、無反動砲も問題なく肩に担ぐことができますな。
今回はこれで中断。
次回は塗装作業になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット