ブロンコモデルのオチキスH39ロケットキャリアーを作っていきましょう。
前回は車内を組んでみた。
車内は他パーツとともに、内部を一緒に塗りたいので一旦保留。
今回はロケット砲・ヴルフラーメン40を組んでみよう。
いつもは後回しになる武装が早々と。
筆者も迷走しているね。
他の部品の組み立てで迷ったというのもありますが、どうもロケット砲の支持架とフェンダーが接続されるものらしく……。
- 支持架とフェンダーの接続で加工が必要
- フェンダーも一部車内に入り込むため、車内色で塗る必要がある
ということもあり、今回は先に組むことになった。
それでは作戦を再開しよう。
ロケット弾の組み立て
まずはロケット弾パーツから。
28cmと32cmがあったようですが、今回作るのは28cmのようですな。
パーツはモールド部分で分かれて成型。
合わせ目消しとかの必要がないのがいいね。
……というかロケット弾って聞くとなんか別のものを思い出しそうになるんだけど。
レーナ殿が思い浮かべているのはおそらくロケット弾ではなくロケット団かと。
ちなみに筆者の好きなポケモンの1体がマタドガスです。
ゲートを整形し組み立てるとこんな感じに。
4つあるのですべて組んでしまいましょう。
なんかマラカスみたい。
ロケット弾というと安定翼がついたイメージがありますが……
どうもドイツ軍のものは弾自体が回転することで真っ直ぐ飛ぶようになっていたのだとか。
フレーム部分の組み立て
続いてフレーム部分。
実物は格子部分が木製であるようですな。
キットでもパーツ表面に木目がモールドされています。
とりあえず説明書の指示通り、枠を組んでいく。
上下の大枠を組んでから、更に基部や残りのフレーム部分を組む。
木枠部分は内側に押し出しピン跡があるね。
筆者は軽く削っていくよ。
とりあえず一組。
キットでは4組あるので、残り3組ですな。
先が長いなぁ。
キットでは
「上下の大枠と基部を合わせてから、側枠を合わせる」
ような順番で組む指示が出ている。
ただ筆者は
「上下の大枠と側枠を合わせて木枠を完成させてから、基部と接着」
している。
こっちのほうが接着剤が完全乾燥する前に形状を整えやすい。
こういう箱組みパーツって先に全部部品を整形してから一気に組んだほうがいいんだよね。
歪みが見つかったときに接着剤が完全乾燥していると微調整しづらいし。
4組できるとこんな感じに。
向きの違いで左右2組ずつなので、注意ですな。
どういうわけか、このキットは片側分しか組み立て方が掲載されていない。
先に説明書に掲載されている片側2組を作り、その後余った部品でもう片側2組を作ろう。
基部は車体色。
木枠はウッドブラウンの塗装指示ですな。
パーツの合いが気になったので、筆者は全て接着してしまっていますが。
木枠部分は後で筆塗りかな?
支持架の組み立て
続いてフェンダーに接続する支持架部分を組みます。
支持架本体は見える場所に深めの押し出しピン跡があるので、まずはここから埋めてしまいましょう。
画像の右下側に写っている真っ直ぐな支持部品であるD3番パーツ。
これは裏側が車体で完全に見えなくなるから、押しピン跡を整形しなくても大丈夫だ。
筆者はこのことには作業後に気づいたから、埋めているけどね。
代わりにプレート部品であるD24/25番パーツは車体側から押し出しピンが見えるので、裏側を軽く削っている。
左右の支持架を組むとこんな感じに。
ここも片側しか組み立て説明書に掲載されていないので注意ですな。
似たような部品なので、左右の向きと前後の位置がごっちゃにならないように……。
D25番パーツ(プレート上部が斜めになっている)が左右それぞれの前側につく。
後ろ側にD24番パーツ(プレート上部が水平)だ。
どちらも下部のギザギザ部分が車体前側に来るように揃えて接着しよう。
その後はフェンダーパーツへの取り付け。
キットでは単にイモ付けの指示に見えますが……
実はフェンダー裏に四角い穴が4箇所あり、ここにはめ込めるようになっています。
開口してしまいましょう。
穴は0.5mm径のピンバイスで開口。
その後デザインナイフで広げて整えるよ。
今回の戦果
フェンダーに支持架をはめ込むとこんな感じに。
塗装に備えて、まだ接着はせずはめ込んだだけですが。
木枠も支持架にはめ込んだだけ。
ただ軸が細いから、かなり緩いという。
取り付け軸に薄く瞬間接着剤を塗って調整しておくといいよ。
今回はここで中断。
次回は内部パーツのある部分ということで、砲塔を組む予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット