ブロンコのオチキスH39ロケットキャリアーを作っていきましょう。
前回は車内を塗って車体上下を合わせた。
今回は放置していた足周り、サスペンションを進めていこう。
やっと最初のところに戻ってきたね。
しかし今回のキットは随分引き伸ばしているというか。
先月駆け足だった反動……
とはいうものの、予想以上に遅れていますな。
その分語る箇所が多いんだ。
それでは作戦を再開する。
サスペンションの組み立て
まずはサスペンションから。
コイルスプリングつきのボギーが6つついていますな。
スプリング部分は金属パーツで再現されています。
ボギーの表側は凹んだ部分にゲートがあるね。
ちょっと処理が面倒そうな。
さて後回しに至った理由がこちら。
仮組みしてみましたが、ボギーの表裏で少し座りが悪いといいますか。
真ん中にある仕切りパーツが少し厚くて干渉するのかな?
広がって見えるというか。
というわけで真ん中の仕切り部分を少し削ってみたりすることに。
画像の左側に赤く示した部分の辺りだ。
組んでみるとこんな感じに。
何とか形になりましたな。
筆者が一部削り過ぎて、逆に隙間ができてしまったものもある。
そちらは伝家の宝刀伸ばしランナーを埋め込むことで対処している。
転輪の裏表に注意!
……で、なんか筆者が壊しているんだけど。
わかりにくいのですが、実は転輪には裏表があります。
画像左の、軸周りにリベットモールドがあるのが表面。
右側の、なにもモールドがないのが裏面です。
筆者がそれに気づかず裏面を表側にして接着していたようで……。
あわてて外したが、完全に固着したのが1つあり、それは軸が折れてしまった。
なので修復が必要に。
軸は1.5mm径が丁度よさそうだった。
ただ筆者は1.5mm径のプラ棒を持っていない。
真鍮線は?
ここは同じプラ剤のほうがスチロール系の接着剤が効き、接着強度を出しやすい。
なので伸ばしランナーの丁度いい径のものを使用した。
そのままでは強度が出ないので、ボギー部品を貫通しない程度に凹みをつけている。
転輪側に折れた軸が残っているが、これもピンバイスでさらって削り取った。
これでボギー6個が揃った。
スプリング周りは接着しない指示が出ているけど……
筆者は強度を確保するため接着している。
ボギーの表面も、四角いディティール入りのものが2つとデイティールなしのものが4つですな。
間違えないように……。
その他足周りの組み立て
ボギー以外の車輪も用意しましょう。
機動輪・誘導輪・上部転輪(補助転輪)
ですな。
誘導輪基部など、接着面に押し出しピン跡が飛び出している。
そのままだと浮いてしまうので、ここは削っておこう。
機動輪の基部にあるカバーパーツは合わせ目ができます。
筆者は伸ばしランナーで埋めてしまっていますが、今確認したところ実物は合わせ目があるようにも見えますな……。
彫り直すか、泥とかを盛って見えなくさせるか……。
足周りの下塗りをする
そのままサスペンション類を取り付けたいところですが……
先に奥まって塗りにくくなる場所を、筆塗りしてしまいましょう。
今回はダークイエロー系の塗装になる予定なので、下地はマホガニーのサーフェイサーに。
適当にペタペタと。
どうせロケット砲で隠れちゃうんだよね。
今回の戦果
その後はサスペンションなどを接着。
機動輪は回転するほうが履帯セットに好都合なので、接着していません。
それとサスペンションは四角いディティールがあるものが2つ存在します。
キットの指示では左右ともに最前列にこのタイプのをセットするようになっています。
間違えないように……。
詳しくは次回以降になるけど……
履帯のセット時に各部がやたら引っかかるので、フェンダーや上部転輪・誘導輪は後で接着するべきだった。
今回はここで中断。
次回がその問題となる履帯の組み立てになる予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット