タミヤ 1/35 IV号戦車J型 製作記①

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
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気が付いたら8月も終わりが近づいてきました。

そういえば本ブログ1年目の総括を行ってから、まだ通常の製作記を一度も進めていませんでしたな。

ヴァルダ
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昨年はこの頃、タミヤの零戦を製作していたね。

筆者のよくわからない技法や今後の方針は切り上げて、今回は通常の製作記に戻ろう。

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アドルフ
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今回は何を作るのやら。

ヴァルダ
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前回のツィンメリットコーティング記事で引っ張り出してきたあの戦車キットを完成させよう。

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今回のお題 タミヤ 1/35 IV号戦車J型

ヴァルダ
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んで前回ツィンメリットコーティング実演の犠牲車となったこの戦車。

タミヤのIV号戦車J型を進めて行こう。

アドルフ
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安定のタミヤキットですな。

・・・・・・アホな筆者は本年度の目標として「海外製AFVキットを5個以上完成させる」と宣言していたはずですが。

ヴァルダ
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それも考えたけど、ここでコイツをやっつけておかないとまた筆者の気が変わって製作スケジュールのクレバスに転落してしまう。

それと、犠牲車の後2輌は海外製だからミッション分はそちらで稼ぐ。

アドルフ
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確かアカデミーとサイバーホビー(ドラゴン)でしたな。

ヴァルダ
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うむ。

ちなみにこのIV号J型のキット、2018年のタミヤMMシリーズ50周年を記念して別売オプションのコーティングシート・戦車兵セット・エッチングパーツの全て同梱した特別版も発売されたことがある。

実車の簡単な説明

アドルフ
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IV号戦車・・・・・・確か第二次世界大戦全期間を通して第一線で活躍したドイツ軍の戦車でしたな。

ヴァルダ
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うむ。

J型はそのIV号戦車の最終生産型だ。大戦末期の1944年6月から生産が始まっている。

アドルフ
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丁度連合軍のノルマンディー上陸作戦が始まった時期ですな。

ヴァルダ
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IV号戦車のJ型は直前のH型の改良型ではなく、生産性を上げるために各部の簡略化を図った形式なんだ。

最も手を加えられたのは砲塔旋回装置。

H型では電動だったけど、J型では手動になった。

手動になったことによって、砲塔旋回用モーターと電源用補助エンジンが廃止、空いたスペースに燃料タンクを増設したことにより航続距離が増している。

外見としてはその補助エンジン用のマフラーも廃止されているので、車体後部下部を見ればH型との区別が出来る。

アドルフ
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後には上部転輪の数が片側4個から3個に減ったり、シュルツェンが金網型になったりと順次変化していったようですな。

見た感じ今回のタミヤキットはそれらの導入以前の、比較的初期の型のようですね。

 

中身の確認

アドルフ
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新品なのでまず中身から見ていきましょう。

まずはAランナー。二枚入りで主に足回りのパーツですね。

ヴァルダ
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Bランナーは車体パーツ。

細かい部品が程よく一体成型された、組みやすい構成となっている。

アドルフ
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Cランナーは大半が砲塔パーツです。

車体のシュルツェンは付属しませんが、砲塔のシュルツェンは付属します。

前述した金網式ではなく、旧来の板状のものですね。

アドルフ
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Dランナーは主に車載装備ですね。

ちなみにこのランナーの右側区画の付属品を削り、左側に別の新規パーツを追加した、車外装備セットも発売されています。

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アドルフ
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その他牽引ロープ用のタコ糸、ポリキャップ、履帯と車体下部パーツ。

履帯は接着、塗装が可能なベルト式となっております。

アドルフ
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デカールは車番と国籍マーク、キルマークとシンプルな構成。

塗装は3種類となっております。

 

塗装を選択しよう

ヴァルダ
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本キットは3種類の塗装から選べる。

内1種類はツィンメリットコーティングが必要になる。

今回はこのコーティング計画が先行したため、必然的にダークイエローの下地にグリーンの斑迷彩が施された806号車を選択する。

アドルフ
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そのほかはコーティングなしです。

  • イエロー下地にブラウンの帯迷彩が施された1032号車。
  • イエロー下地にグリーンとブラウンの帯迷彩が施された723号車

となっています。

ちなみに筆者はここの開設依然にこのキットを1032号車で製作しています。

ヴァルダ
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案の定、奥底にしまっちゃうおじさんしていて直ぐには取り出せないけどね。

 

製作開始!

アドルフ
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それでは作戦を開始しましょう。

まずは合わせ目消し。見た感じ砲塔部品に合わせ目は集中しているようです。

ヴァルダ
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その後足回りから組んでいく。

IV号戦車のサスペンションは保守的なリーフスプリング方式。

パーティングラインがあるけど、下面はひっくり返さない限り見えないので時間短縮のため上部だけ処理する。

アドルフ
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誘導輪は前期型と後期型の選択式となっています。

今回は後期型で組んでみましょう。

ヴァルダ
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単純に調べるのが面倒だったので、説明書の完成見本に合わせてこちらを選択しただけだったり。

アドルフ
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車輪の整形が完了しました。

転輪は片側8つ。上部転輪が片側4つと数が多いので注意です。

ヴァルダ
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この画像には写っていないけど、車体に乗せる予備転輪も2つある。

アドルフ
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転輪類は塗装の便を考えてここではまだ接着しません。

先にサスペンションなどを接着してしまいます。

ヴァルダ
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次は後部パネルを接着。

普通なら細かい部品も接着して1区画ずつ完成させていくけど、今回はツィンメリットコーティングをするので、先に表面だけ組んでいく。

アドルフ
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続いて車体上部。

ここも表面だけ箱組みしていき、細かい部品は後回しに。

製作上のチェックポイント!

アドルフ
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後部フェンダーのB4、B5パーツは裏面に押し出しピン跡があります。

外から微妙に見える部分なので処理してしまいます。

浅いピン跡なので軽くヤスリで均してしまえば問題ないです。

ヴァルダ
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本キットにはシュルツェンステーを取り付けるためのガイドが存在する。

普通ならフェンダー側面をこのガイドに沿って切り欠くんだけど、今回は車体のフェンダーがない車輌を作るので、ここは触れずにおく。

アドルフ
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車体上下の外装が組み終わったので、この状態で上下をあわせてしまいます。

今回の戦果

ヴァルダ
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その後は一旦ツィンメリットコーティングを行う。

幾つか手法はあるけど、本車は別売りのコーティングシートを使用した。

この件については、前回の記事で詳しく取り扱っているのでそちらを参照に・・・・・・。

今回はここで一旦作業を止めよう。

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アドルフ
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次回はツィンメリットコーティング後の部分から作業を再開したいと思います。

この記事で作っているキット

 

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