ガンプラのHGUCシリーズにラインナップされているリバイブ版のザクII。
頭部と肩だけ白い、シン・マツナガ中尉機で作ってみましょう。
前回は四肢を組み、全体の組み立て作業を終えた。
今回はようやくマツナガ中尉機にするための塗装を施す。
6月の終わりまであと一週間を切っているよ。
今月もあっという間ですな。
もう2024年の前半が終了します。
今月が終わる前にはこのザクを片付けたいところだ。
それでは作業を再開する。
急遽追加装甲を増設する
塗装の前にやることが1つ。
筆者がどうしてもフロントスカートの薄っぺらさが気になったらしく……
急遽追加装甲を自作、取り付けている。
マスキングテープをパーツに貼り付け型紙にし、それを使ってプラ板を切り出そう。
この辺りの作業は以前のグフのと同じ様な感じだ。
なんか肩にも貼り付けているね。
強化位置は後のシン・マツナガ大尉搭乗機となる、R型ザクを参考にしているようですな。
あちらもフロントスカートと右肩が通常のR型ザクとは異なる形状をしていますからね。
下塗りをする
それでは塗装作業に入りましょう。
まずは下塗り。
- 全体の下塗り→Mr.サーフェイサー1000
- ヒートホークの刃→Mr.カラーの黄橙色(オレンジイエロー)
- 外装部分の下塗り→Mr.カラーのつや消しブラック
と塗っていきます。
1000番のサフ、ビンが写っているけど筆者は今回缶をメインに使っていたような。
実は手持ちのビンサフが残り少なくてね。
缶をさっと吹いて、足りない分をビンで補った。
黒もいつもならサーフェイサーの黒を使うけど、それも残りが少ないので通常塗料のものを使うことに。
この前ジオングを作るときに塗料を補充していなかったっけ。
筆者は忘れていたのかな?
筆者は補充するつもりでしたが、あの時は店側がビンサフを切らしていたようです。
なので代わりに缶サフを補充したり。
缶サフはコントロールが難しい代わりに、エアブラシとかをセットしなくてもすぐ吹けるところが利点だ。
今回もパテやプラ板で埋めた箇所があるから、先にそちらに吹き付けて確認作業を行っている。
本体色を塗る
ヒートホークの刃をマスキングしたら、本体の色を塗っていきます。
使用したのは
- 四肢のグリーン→旧ガンダムカラーのグリーン27
- 胴体のダークグリーン→旧ガンダムカラーのグリーン28
- 胸部やヒジ、ヒザなどのダークグレー→旧ガンダムカラーのファントムグレー
- バックパックのグレー→ガンダムカラーのMSグレー(ジオン系)
- 頭部とスパイクアーマーのホワイト→Mr.カラーの明灰白色1と旧ガンダムカラーのホワイト5を1:3で混ぜたもの
- ヒートホークのパープル→旧ガンダムカラーのパープル3
- 武器・関節→Mr.メタルカラーのアイアン
……ですな。
またなんか不良在庫と化した旧ガンダムカラーの大量投入……
現行品で復活しているファントムグレーならともかく、ほとんど生産休止品だから今の子達の参考にはならないよ。
グリーン27と28はMGのザクVer.2.0用セットに含まれていたもの。
これは現行品のMSグリーンとMSディープグリーンが近いですな。
余談ですがMGのザクVer.2.0と今回のHGUCザクII(リバイブ版)は、成型色がほぼ同じだったり。
確かHGUCのF2ザクも同じ成型色だったような……。
同じザクでも時代によって微妙に成型色が違ったりするんだよね。
結構期間が開いているキット同士なのに珍しいというか。
パープル3はMG・HGUCドムの四肢。
これは現行品だとMSパープルが近いかな。
特製ホワイトの材料になっているホワイト5は歴代ガンダムタイプに多用されている四肢の色。
ガンダムエクシア辺りからはホワイト17という似た色が登場したりも。
現行品だとMSホワイトがその役割を継いでいる感じだ。
使用した塗料名と比率が残された特製ホワイト。
元々は筆者がここの開設以前に作った、シン・マツナガ専用ゲルググJ用に作成したものの余りだそうです。
以前の高機動型ザクを塗る際にも使った、余りの余りなわけですが。
あの時はまさかガンダムカラーがリニューアル&旧製品の製造休止になるとは思ってもいなかったようだ。
筆者が大量に保有していた旧製品のホワイト5とホワイト17も、そろそろ在庫が尽きる。
現行品を導入するか、他の塗料で代用するか……。
スミ入れとドライブラシを施す
エアブラシの塗装はここで終了。
今回はシールによるマーキングをするので、先にスミ入れとドライブラシを済ませてしまいます。
シールを貼った後ですと、段差に塗料が流れ込むので……。
スミ入れはいつものタミヤエナメルスミ入れ用ブラック。
破損の危険があるので、極力パーツを分解した状態で流し込む。
ドライブラシもタミヤエナメルでそれぞれ
- 白以外の外装部分→明灰緑色
- グレー以外の外装部分→ジャーマングレイ
- 武器・関節→クロームシルバー
と施す。
傷などのダメージ表現のため、平面の部分にも少し塗料を置いておこう。
ドライブラシについては過去記事参照だよ。
明るい色の部分に暗い色を施して塗装剥がれ風に。
暗い色の部分に明るい色を施してハイライトに。
そんな感じかな。
ここでトラブルが。
筆者が一度割った脚の外装。
ここを再び破壊してしまいました。
塗装まで終わったこのタイミングで……。
とりあえず再接着。
整形して塗装からやり直すか、ダメージ表現でなじませるか。
それは次回までに考えておこう。
今回の戦果
とりあえず一度組み立てて確認。
特徴的な白い塗り分けのおかげで、ようやくシン・マツナガ機になりました。
今回はここまで。
次回はマーキングや先ほどの破損箇所をどうにかして、完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット