フジミ模型の夜間戦闘機月光、23型名義のキットを作っていきましょう。
前回はこのキットの難所であった、胴体後部の整形を終えた。
今回は残りの部品を取り付けて、全体の組み立てを終えよう。
7月も後半戦。
セミの鳴き声が聞こえてきて、夏本番だね。
学生はそろそろ夏休みシーズンですな。
筆者は積み崩しがオールシーズンだ。
それでは作戦を再開する。
細かい部品の取り付け
これが残りの部品。
筆者が乾燥待ちに整形、備えておきました。
主脚は機内と共に塗装済み。
増槽は合わせ目部分を接着して整形している。
整流板らしき部分周辺の合わせ目は隙間ができたので、ここは前回の胴体後部同様伸ばしランナーを突っ込んでから整形している。
今回はクリアーパーツ多めだぞ
エンジン部分はカウリングとエンジンを組み合わせて、内部から軸を通す感じだね。
塗り分けを考えて、ここは接着しないほうが良さそう。
プロペラ部分だけ接着して組んでおくよ。
塗り分けてから接着なので、部品の合いは念入りにチェックしておきましょう。
塗った後に部品が合わない……みたいなことがないように。
他にはクリアーパーツの取り付け。
機首部分は先端と底部にクリアーパーツがある。
先に底部のものから取り付けて、先端のは後にするといいだろう。
この辺り、胴体接着時の圧力で胴体の幅が狭まっていることがある。
いきなり取り付けず、クリアーパーツが上手くはまるか仮組みして確かめておこう。
今回は少し幅が狭まっていたようですな。
そのままではクリアーパーツが収まらなかったので、周囲を軽く削って調整しています。
それ以外の部品の合いは良好でしたな。
その他
- 排気管先端
- クリアーの翼端灯
- 風防
と取り付けていきます。
排気管パーツはよく似た異なるパーツなので、左右で間違えないように……。
見た感じ取り付けピンの位置が異なるようですな。
風防はパテなどを使わず、そのまま接着。
フジミ製キットは時々合いが悪いものが出てくるけど、このキットは問題なかった。
接着にはいつものセメダインを使用。
翼端灯はクリアーパーツで再現されているね。
普通なら主翼と一体のプラなのに。
クリアーパーツですが普通のプラモ用スチロール系接着剤で接着、強度優先にします。
どちらにしろ後で色を塗りますし、風防みたいな透明感は気にしなくても良いかと。
ただマスキングはしておこう。
サフなどの非クリアー塗料がつくことは避けたい。
今回の戦果
その後は風防や塗装済みの主脚格納部などをマスキング。
これで組み立て完了ですな。
マスキングについては過去記事を参照に……。
……今回はこれだけ?
なんか記事の配分を間違えていない?
このキットは胴体の分割が妙で整形に時間がかかりましたが、それ以外の部品の合いは良好だったというやつです。
筆者が一度ミスしているキットの仲間なので、変な先入観でもあったのでしょう。
その筆者がミスった21型(一一型初期型?)は斜銃が下部にもあったり、風防のクリアーパーツが多かったりと、今回のキットよりもより手間がかかるものだった。
今回のキットはそれらがないから、よりスムーズに進んだのかもしれない。
今の筆者ならその残骸君を再生できるんじゃないかな?
組みかけの残骸再生は新しく1から組むことよりも難しいんだけどね。
今回は少し短いけどここまで。
次回は塗装になるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット