フジミの夜間戦闘機月光を作っていきましょう。
前回は胴体周りの整形や、過去の筆者の後始末を行った。
今回は残りの部品を取り付けて、組み立てを完了させよう。
例によって大まかな流れは23型のものと同じかな?
ただここで両者の大きな違いである、胴体後部が出てきますな。
以前のキットと異なる部分を中心に見ていこう。
それでは作戦を再開する。
細かい部品の取り付け
とりあえず部品を再チェック。
胴体と主翼の整形が済みましたら、順次取り付けていきましょう。
……尾輪が折れていますな。
ちゃんと揃っているのかな?
残念ながら一部部品が見当たらない。
紛失したか、間違って捨ててしまったか……
詳しくは後述だ。
基本的には以前の23型と同じような内容。
ただ今回の21型の特徴である、段あり胴体周辺にクリアーパーツが増えている。
なので少し手間も増えるね。
- 小窓パーツ(G8、G9番パーツ)は外から挿入し、上部を内側から引っ掛けて全体の位置決めをする
- 斜銃部分の風防(G10番)はそのままでははめ込みがキツめなので、少しパーツの周りを削り込んで現物合わせ
といった感じに。
作業中に斜銃が外れることがあるので、まずはこの2種類のクリアーパーツから取り付けると良いかと。
大きめの部品を後回しにした方が、脱落して内部に入り込んだ部品を取り出しやすいので。
筆者は小窓パーツに苦戦していたみたい。
斜銃の風防とは反対に、緩めで脱落しやすいというか。
クリアーパーツの翼端灯を自作する
翼端灯は23型キット同様クリアーパーツですが……
どうも筆者が紛失したみたいですな。
組みかけパーツの中に入っていませんでした。
ここはクリアーランナーで自作してしまおう。
まずは適当なクリアーランナーを用意して接着。
ある程度の太さが欲しかったので、今回は手持ちのHアイズ2のものを使用した。
接着剤が乾燥後、削って整形する。
上からクリアー塗料を塗ってしまうので、接着剤による曇りは気にしない。
強度優先で済ませよう。
使用したのは前回の記事と同じ、クレオスのMr.セメントSPとアロンアルフア。
削って整形してのパターンは合わせ目消しと同じ要領だね。
……他の飛行機キットでも応用できそうな。
尾輪の支柱を自作する
折れた尾輪を接着し、ここも支柱部分を紛失したので自作します。
ベージュのV字型支柱は伸ばしランナー。
間の白い補強板はプラ板ですな。
またまた大活躍の伸ばしランナー。
プラ製だから真鍮線よりも接着しやすいんだよね。
今回は細いプラ棒としての活用に。
伸ばしランナーについては直近に記事ができましたので、そちらを参考に……。
今回の戦果
後は各部のマスキング。
塗り分けのため、接着しない部品が多数ありますな。
本体と色の違う部品や、作業中に折れやすい細い部品は別にしている。
今回は少し短いけどここまで。
次回は塗装とマーキングになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット
この記事で作っているキットの改訂版