ハセガワ/モノグラムのドルニエDo17Z爆撃機を作っていきましょう。
前回は塗装とマーキングを行った。
今回はウェザリングをしつつ完成に持ち込もう。
なんか筆者の作業が遅れているなぁ。
前回の件でだいぶ消耗したかな?
作業の傍らで、選挙のことで調べ物をしていたからというのもありますな。
今回は最高裁判所裁判官の国民審査もありましたし。
筆者は本日の昼ごろに投票完了だ。
それは置いといて、Do17について見ていこう。
ウェザリングと各部の修正
ウェザリングはいつもの3点セット。
詳しくは過去記事を参照に……。
今回は銀剥がしは控えめで、排気汚れを少し強めにした感じかな?
排気管が大きめだから、主翼上面を目立つように汚して……。
それと前回のデカールがうまく貼れず、シルバリングを起こしているものが多数あった。
マークセッターやソフターもイマイチ効かなかったので、ここは下の塗装と同じ色を上から塗って処理している。
筆塗りとエアブラシ吹きだと多少色調が違うから、かえって目立っている部分もあるけど……。
最後の仕上げ
その後は水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ、風防のマスキングを剥がして各部の最終組み立て。
完成としましょう。
風防内部に多少吹き込むなどしているけど、隙間埋めにパテ埋め箇所がある。
ここで外すとパテ部分が砕けるなどしてまたトラブルに発展しそうだった。
なので今回はそのままにすることに。
これ以上長引かせると筆者の気力が危ういから……
以下、ギャラリーだよ。
ハセガワ/モノグラム ドルニエDo17Z 完成!
双発爆撃機だけど、なんか思っていたよりは小ぶりというか。
比較してみましょう。
というわけで同期のドイツ軍爆撃機達と比較。
Ju88はフィンランド軍仕様ですが。
他はHe111とJu86だね。
こうしてみるとやっぱりDo17は少し小さく見えるような。
主翼幅があるぶんJu86がやや大柄に見える。
見た目の判別方法としては……
- Do17→尾翼が双尾翼、主翼が曲線的、銃座が機首に集中
- Ju86→尾翼が双尾翼、主翼が直線的、銃座が各部に分散
- Ju88→尾翼が単尾翼、主翼が直線的、銃座が機首に集中
- He111→尾翼が単尾翼、主翼が曲線的、銃座が各部に分散
といったところ。
ドイツ軍の主力戦闘機であるBf109と比較。
さすがに戦闘機よりは大柄になります。
Bf109が戦闘機の中でもかなり小柄な部類に入るというのもありますが。
作ってみた感想のコーナー
なんか色々あったような……。
筆者の感想としては……
- 中型機であるものの、部品点数は少なめですぐ形になる
- 後述するエンジンカウル以外の部品の合いは概ね良好。風防周りに少し隙間ができるぐらいか
- 主翼パーツ上下の合いに難あり。特に主翼と一体化されたエンジンカウル周りに目立つ隙間が発生した
- 爆撃機ゆえ機首はガラス張りなものの、古いキットだからか機内は突き出たピンに座席を直接セットするなど最低限。ただ側面の機器類などは一体化ながらも再現されている
といったところ。
……デカールの件に関しては筆者側のミスなので、今回はノーカン。
箱の側面の値段表記によると、当時の定価はおそらく1600円でしょうか。
機体の大きさの割には安価だと思われます。
箱に貼られた値札シールを見たところ、筆者は中古品を1250円で購入したようですな。
今回はデカールの件の印象が残っているというか。
とりあえず干し過ぎに注意ということはわかったよ。
今までにも中古デカールが崩れることはあったけど、貼る前から目に見えてカピカピになっていたのは初めてだ。
クリアーコートによるつなぎ止めも試したけど、それもダメだった。
調べたところ、デカールの保護剤は専用のものがあるみたいですな。
筆者は保有していませんが、そのうち導入して試してみたいところです。
まだまだ筆者の在庫には中古品が多数あるので……。
今回はここまで。
筆者の作業に記事が追いついてしまっているので、次回は未定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット