ハセガワ/ドラゴンのザラマンダーを作っていきましょう。
長い中断期間を経て、前回は機内の組み立てを行った。
今回はオモリをセットし胴体を貼り合わせ。
その他の部品も取り付けて、組み立てを完了させよう。
ようやく組み立て終了に。
今月も残り少ないよ。
というより、今年も残り少ないですな。
少なくならないのは筆者の積みプラだけだ。
それでは作戦を再開しよう。
オモリをセットする
前回機内の塗装を行ったので、その続きから。
He162は前輪式のジェット機。
そのままでは尻餅をついてしまうので、オモリをセットしてバランスをとりましょう。
キットでは機首部分にセットするよう指示されている。
しかし機首は狭い上に前輪格納部分にあり、外から見えてしまう。
コクピットの後ろと主脚格納部分の間に広い空間があったので、今回は代わりにそちらへオモリをセットしてしまおう。
基本的には重心から離れた機首側にセットしたほうが少ない量で済むけど、今回はそもそも入らないから……
主脚に負荷がかかるので、なるべくオモリの量は抑えたほうがいいですな。
ナス型オモリの3号を仮セットしたところ、尻餅もつかず主脚も問題なさそうです。
今回はこれで行きましょう。
そのままでは内部でグラグラするので、エポパテを詰めて固定してしまいます。
使用したのはいつものタミヤ製エポキシパテ(速硬化タイプ)ですな。
完全に充填するよりは、とりあえずガタガタしなくなる程度で……。
完了しましたら、胴体左右を合わせ目接着。
ようやく形になりましたな。
いつもならこれはパート2の時点で出来上がっているけど、今回はすでにパート4……。
筆者はだいぶ苦戦していたみたいだね。
あまりにも苦戦したので、先にサエッタ2機を通したというやつだ。
尾翼の隙間埋め
胴体を整形し、他の用意していた部品も次々と取り付けていきます。
あっという間に形になりましたな。
主脚カバー部分は展開形態にするから3分割。
真ん中の部品は胴体に固定するけど、接着面が相変わらず狭いような……。
流し込み式速乾と瞬間接着剤でガッチリ留めてしまおう。
尾翼は水平部分基部と尾部本体の間に隙間ができた。
これは伸ばしランナーを突っ込んでから整形して埋めている。
風防の取り付け
続いて風防。
大戦末期の機体だけあって、窓枠は少ないシンプルなものとなっています。
後部風防の後ろに飛び出た箇所はパーツの一部なので、間違って切り取らないように……。
なんかちょっとグレーぽい感じに見えるのは気のせいかな?
中古品で前の持ち主が機内を塗っていたし、これも前の持ち主がスモークカラーでも吹いたのかな。
試しにMr.カラーの溶剤で拭いてみましたが、色は落ちませんでした。
おそらく元の成型色かと。
風防は開閉選択式で、開けた状態にする場合は支えのエッチングをセットする。
他にも主脚カバーを含めエッチングパーツを取り付ける箇所が多数あるんだけど……
この段階で取り付けると、間違いなく塗装中に外れる。
なので塗装後に取り付け、筆塗りすることにした。
先に取り付けるとマスキングテープとかと一緒に剥がれるやつですな。
……相変わらず主脚カバー部分のエッチングは位置が不鮮明です。
取り付け位置と思われる場所に、ピンバイスで凹みでもつけておきましょう。
それと機首のピトー管も折れかかっていたので、金属パイプに交換。
0.6mm径の洋白パイプと、0.4mm径の真鍮パイプの組み合わせだ。
今回の戦果
風防をマスキング。
ようやく組み立てが終了となりました。
なんだろう、外装パーツは少ないんだけど……
内装パーツが異様に細かいというか。
それであんまり合いがよくないみたいな。
エンジンカバーなど多少ガタつきが気になる部分もあるが、このままで進む。
切りがいいので今回はここで中断。
次回はようやく塗装作業となる。
続きは次回!