こんなところを見ている人がいるかわかりませんが一応ご挨拶を。
どうも、本ブログの案内人であるアドルフと申すものです。
同じく、こんなところの案内人であるヴァルダ。
さて、前回完成したフィンランド軍のバッファローをはじめ、しばらく航空機の製作が続いていました。
今回も航空機の製作でしょうか。
いいや、今回は別のジャンル、AFVキットの製作といこう。
今回のお題 タミヤ1/35 ソミュアS35
さて、今回のお題紹介といこう。
筆者が先月末に密林さんから受け取ったこれ。
タミヤより「フランス 中戦車 ソミュアS35」だ。
航空機模型連打前に作ったルノーR35以来のAFVキットですね。
しかも丁度同じフランス戦車という。
ドイツ軍やソ連軍の車輌と比べるとマイナーな戦車……というのは過去の話。
近年はガルパンの各作品にも出てくるため知っている人も多いだろう。
ソミュアS35とは?
この戦車は名前の通りソミュア社が製作、1935年に正式採用されたフランス軍の騎兵戦車だ。
キットでは中戦車と表記されているけどね。
騎兵戦車?見慣れないカテゴリーの戦車ですね。
騎兵科の戦車だから騎兵戦車。
この辺の兵科間の管轄争いはどの国の軍でもあるものさ。
後のドイツ軍の突撃砲(砲兵)と駆逐戦車(戦車兵)みたいな。
専門的なことはともかく、この戦車、距離400で35mmの装甲貫通力を持つ47mm砲を装備、最大装甲厚56mmと30年代の戦車の中では強キャラだった。
機動性が低いと思われるフランス戦車だけど、コイツは最大速度も40kmほどある。
兵科だけでなく足の速さも騎兵なんだ。
この頃名目上のドイツ軍主力、III号戦車E型は最大装甲厚30mm、主砲のドアノッカーこと37mm砲の貫通力は100mで34mm、500mで29mmのようです。
実際はIII号戦車の数が少なく、これ以下の攻撃、防御力のI号、II号戦車、チェコスロバキアから分捕った35(t)、38(t)が多数だったわけですが。
優れた戦闘能力で実際に遭遇したドイツ軍戦車を軽く蹴散らしている。
本車の奮戦むなしくフランスが降伏した後はドイツ軍らによって有効活用されるのは他の戦車と同じパターン。
調べてみると、やはりキューポラのハッチを追加改造した個体が多数確認されているようですね。
中身の確認
それでは箱を開けて中身を確認しよう。
成型色はサンド色。
Aランナー。
二枚入りで主足回りの部品が入っていますね。
これを見るだけで複雑な本車の構造がわかります。
Bランナーは車体の外装が収まっている。
車体までアンダーゲートでランナーに収まっているのは鋳造表現を潰さないようにするためだろうか。
Cランナーはその他ハッチやら装甲板やらがみえますね。
DランナーとPランナーです。
主に砲塔関連の部品ですね。
気になるのがPランナー。
兵士やキューポラを始めフランス軍関連の物だけ集めたような構成になっている。
改造キューポラのドイツ軍仕様の発売でも検討しているのだろうか。
タミヤさん、是非ともお願いします。
……とかなんとか筆者が言っています。
その他付属パーツです。
クリアーパーツのGランナー、ポリキャップ、チェーン、そして履帯。
最後にデカール。
フランス軍のS35の3種類が作れる。
今回はこれを使う予定はないんだけど。
と、なりますと……?
髑髏師団出撃せよ
筆者が一緒に注文していたこのスターデカールズのマーキングを使って、武装親衛隊の「トーテンコップ師団」の所属車にする
やはりドイツ軍仕様ですか。
次回、製作開始!
パーツの紹介が終わったところで作戦開始!
……といきたいところだけど、筆者がやりたいことがあるようなので次回から作業を始める。
最近のTVみたいにまた引っ張って……。
そんなこんなで今回はここまで。
この戦車がどのような仕上がりになるのか……
この記事で作っているキット
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