
コトブキヤのレッドホーンを作っていきましょう。

前回は脚部を組み、本体の仮組みができた。
今回は残る武器を組んで仮組みを完了させよう。

ようやく組み立てが完了。
本番はこれからなんだけどね。

道中でかなり時間がかかりましたな。
これはガンプラのときとは違って、複数回に分けて正解だったような。

ガンプラもパーツが多いときはそういうスタイルで紹介したほうがいいのかもしれない。
それでは作戦を再開しよう。
リニアキャノンの組み立て


まずは背面の主砲ともいえる、対ゾイド三連装リニアキャノンから。
旧トミー版よりも大型化されているのは気のせいですかな。

真っ二つになっている本体を組み合わせて、そこに各部品を取り付けていく感じだね。


筆者がリニアキャノンの後部噴射口を用意し忘れていたので、ここで撮影。
キャノン上部にある地対地ミサイルポッドのものと似ていますが、こちらは赤色で大型です。

リニアキャノン本体は真っ二つだけど、外装パーツのおかげで合わせ目は目立たない感じ。
代わりに可動軸部分やミサイルポッドの合わせ目は真っ二つで目立つ感じだけど。
二連装ビーム砲の組み立て


続いて80mm地対空2連装ビーム砲。
こちらも真っ二つの部品が多くて合わせ目が目立ちますな。

赤い部品と黒い部品を挟み込み合って……
ここはどうにか合わせ目処理をしたいところだね。

塗り分けしやすいように、後で筆者が後ハメ加工を施す予定。
ちなみにこの2連装砲、旧トミー版では歩行に連動して回転するギミックがあったはずだ。
今回のキットは動力なしだから、もちろんそういうことはないけどね。


とりあえず組み立てるとこんな感じに。
リニアキャノンは両側に穴がありますな。
何か追加で装備できそうです。

筆者は幼少期に学年誌のゾイド作例を見てあこがれたものだ。
今回はノーマルなレッドホーンで組むけど、そのうち改造ゾイドとかを作ってみたいところ。

とりあえず色替えとかするだけでも面白そう。


出来上がった武器を搭載し、これでレッドホーンの仮組みは終了です。
早速各部を確認してみましょう。

以下、ギャラリーだよ。
コトブキヤHMM レッドホーン 仮組み簡易レビュー



まずは前後から。
名前のとおり赤い機体色が特徴です。
鮮やかな赤色というよりは、少し彩度低めの茶色寄りですな。

色名が名前に入っているからか、色が変わると名前も変わるんだよね。
HMMでは他にダークホーンやグリーンホーンがいたり。


口は開閉可動式。
旧トミー版にはこのギミックはなかったような気がしますね。

あちらの刷り込みがあるからか、筆者は口を閉じた状態のほうがしっくりくるようだ。
アゴの濃硫酸砲はグレーの単色。
完成見本によると、ここは黒や黄色での塗り分けがあるみたいだね。


射撃ポーズ。
側面を向けての射撃はアニメで様々なゾイドが行っていましたな。

なんかコマンドウルフ辺りのイメージがあるんだよね。
こういう射撃ポーズ。


フリルについたビーム突撃砲はボールジョイントによる可動式。
前側への射撃ポーズもとれますな。

顔を見ていて思い出した。
今回「ケ」ランナーでついてきた顔側面のパーツ。
これはどうやら旧版HMMでは付属せず、このマーキングプラスVer.で新規に付属するようになったものらしい。




各部コクピットハッチオープン。
頭部のものは頑丈そうな出来ですな。
旧トミー版は単純な座席だったはずですが。

帝国軍はモルガなどの小型機に共通コクピットを採用し、パイロットの機種転換を容易にしている。
このHMM版レッドホーンもその影響を受けていると解釈して、それらの共通コクピットブロックを内蔵しているのだとか。


ちなみに背面のリニアキャノンとビークル搭載部分。
ここは左右で形が同じものとなっています。
さらにビークル接続用のK7番パーツは1つ余剰に。
なのでキャノンを外したところに余剰のK7番パーツを取り付け、尻尾のビークルを移設することで……
パイロット2人を並べて配置できたりします。

主砲を外したから火力は大幅に下がりそうだけど。
通信機器類を充実させれば、通信・指揮車輌的なものになりそうかな。


腹部にはゾイドコアを格納。
このコア部分は完成後も着脱が容易ですな。

保持力も問題ない。
筆者は自壊したジェノブレイカーを保有しているけど、あれはなんかコアブロック部分が外れやすかった気がするね。


ゾイドってそういえば1/72スケールなんだよね。
筆者の集めている飛行機たちと同じスケールという。
零戦と比較するとこんな感じだよ。

さすがにレッドホーンは大柄ですな。
脚が遅いとは言われているみたいですが、これでも設定上130km/hは出るそうで。

現実で130km/hとなると在来線の電車クラスだ。
まあ、あの世界はカメ型のカノントータスでも100km/h出る世界だからね。
次回、本格的製作へ……


とりあえず仮組みは終了。
ここからが本番だね。

かなり密度のあるキットなので、工作よりも塗装に手間がかかりそうですな。
筆者が現時点で気になっている箇所としては……。


筆者が仮組み段階のレッドホーンに対して気になっている箇所は主に
- 大半の武器周りが真っ二つで合わせ目が目立つ
- 装甲面のルーバー部分や武器など、意外と塗り分けが必要な箇所が多い
- 蹄裏側や背面のレーザーガン基部に肉抜き穴がある
といったところかな。
それとこれはHMM全体に言えることだけど、一部部品が脱落しやすい。
接着推奨箇所に指定されている尻尾のスキッドはもちろん、動かしていて後ろ足首が少し外れやすい気がしたね。

接着はくっつけるだけだからともかく、合わせ目の処理や肉抜き部分の処理がメインになりそうだね。
逆にモールドとかは十分だから、基本的にディティールアップは不要みたいな。

首周りに丸モールドを跨いだパーティングラインがあったから、そこは整形ついでにディティールアップパーツを使う予定だ。

可動範囲もそこまで広くありませんが、無理に改造しても保持力が落ちるのでその辺りは手を触れずに進めましょう。

胴体なんかは一箇所がぐにゃりと曲がるよりは、各ブロックごとに少し角度をつけることで全体の向きを変化ようなイメージだね。
保持力は勿論パーツがバラバラになるのもありえるし、今回は関節改造はせずに塗り分けなどを中心に進めていこう。
それでは今回はここまで。

続きは次回!
この記事で作っているキット