ブレンガン(Brengun)のBV-40Rを作っていきます。
前回は塗装直前まで進んだ。
今回は塗装、マーキング、ウェザリングを行って完成させる。
なんか早くない?
ここから先はいつものパターンになる。
それと、機体自体の特徴がより製作速度を加速させた。
ロケット動力型だけあって速度には定評があるね。
筆者が燃料切れになる前に、さっさと完成させてしまいましょう。
筆者は何が燃料だっけ。
とりあえずモンエナでいいよね。
筆者はお金を入れると動きますよ。
遊園地の乗り物かい。
いえ、筆者の財布に入れるんですよ。
筆者は時代遅れだからね。
キャッシュレスがなかなか進まないんだよ。
よくわからない茶番はここまでにして、作戦を再開しよう。
機体の下地塗装を行う
本キットにはパッケージ裏に塗装図が載っている。
計画機なので好きに塗ってしまおう。
筆者は胴体の帯を省き、迷彩の境界をぼかした感じにする。
まずは下地作りです。
風防にRLM02グレー。
その後、全体にプライマー入りのサーフェイサーを吹き付けます。
エッチングパーツをたくさん使っているので、プライマーは必須です。
機体の塗装を行う
塗装は先ほどの通り一部工程を省くけど、基本は図面に準ずる感じで。
まずは機体下部と側面にRLM76ライトブルー。
上面色はRLM82ライトグリーン。
主に大戦末期の機体に使われていた色だね。
続いてRLM81ブラウンバイオレット。
これも大戦末期の航空機によく使われていた色だね。
テープは使わず塗り分けの境界線はぼかしている。
テープを使わなかったの目的は2つ。
1つは貼り付ける手間を省くこと。
もう1つは剥がしたときにエッチングパーツを一緒に持っていく可能性をなくすこと。
ロケット弾はとりあえず黒で塗装。
これで基本の塗装は終了です。
小さい機体ですから、あっという間に終了ですな。
デカールを貼り付ける
キット付属マーキングはこんな感じ。
鉤十字は分割された状態で付属する。
貼り付けるとこんな感じに。
デカールは水につけるとすぐ貼り付け可能な状態になるよ。
質はいい感じ。
やはり計画機なので、手持ちの余剰デカールで好きにアレンジしても良さそう。
筆塗り部分塗装を行う
ここで筆を使った部分塗装。
・・・・・・とはいっても。車輪ぐらい。
水性ホビーカラーのタイヤブラックを使っているよ。
ウェザリング作業をする
ここからはウェザリング。
まずはスミ入れを行う。
タミヤのスミ入れ用ブラックを使って安直に。
調子に乗ってゴシゴシ塗料を拭き取ろうとするとエッチングパーツが外れるので、慎重に・・・・・・。
後は適当に噴射口付近にウェザリングマスターのBセットで、焼けを表現。
あれ、銀剥げ表現はやらないの?
BV-40はどうやら木製らしいからね。
つやを消して完成させる。
その後、つや消しクリアーをエアブラシで吹き付けます。
車輪とロケット弾はピットマルチ君で装着。
ブレンガン ブローム・ウント・フォス BV-40R 完成!
お疲れ様でした。
最後に風防のマスキングを剥がして・・・・・・
これでブルーム・ウント・フォス BV-40Rが完成となります。
風防右後ろがなんか荒れているねぇ。
筆者が違うことを考えながら作業していたらしく・・・・・・
テープを貼り付けていない場所を引っかいて、塗装を剥がしたそうです。
何をやっているんだ。
とりあえず、以下ギャラリー。
続いてBf-109と比較。
手近にあった、タミヤのG-6型を使ってみたよ。
元々戦闘機に曳航される予定だっただけあって、かなり小柄ですな。
小柄な一番の理由は、投影面積を狭くすることで敵重爆撃機の防御弾幕をかいくぐるのが目的だったことだけどね。
作ってみた感想のコーナー
簡易インジェクションキット……
組み立ては簡易じゃなかったね。
- コクピット床板を左右から削る必要がある
- 胴体内部の押し出しピンが挟み込む際に干渉する
- 主翼下面のパーツ9、10の合いが悪い
といったところでしょうか。
他にはエッチングパーツが多数付くところですな。
幸い、何とかなくさずに済みましたが。
組み立てには苦労するけど、塗装から先は普通のインジェクションキットと変わらない。
それと、本キットには余剰品としてグライダー型の胴体も付属する。
こちらは実際に試作されたので、より馴染みがある機体になる。
こんなマイナー機に馴染み云々とかいうのもあれだけど。
簡易インジェクションキットは基本的に値段が高い代わりに、貴重なマイナー機が多いのが特徴です。
ちょっと変わったものが欲しい方はいろいろ探してみるといいでしょう。
世の中には部品が歪むなどして、更に組みにくい簡易インジェクションキットがあるとか。
筆者もまだ在庫が幾つかあるから、そのうち出てくるかもね。
とりあえず、今回はこんな感じでしょうか。
うむ。今回はこの辺りでおしまいにしよう。
次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット