
HGのセイバーガンダムを作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを行った。
今回は仕上げのウェザリングをして完成に持ち込もう。

やっと完成。
もう月の折り返し地点だよ。

もう少し速度を上げたいところですな。

ガンプラのウェザリングは筆者が着地点を見失いやすいんだ。
ともかく作業を再開しよう。
センサーを塗り直す


はじめに少し訂正を。
前回は水色のセンサー部分をクリアーブルーで塗った。
しかし色が濃すぎたように感じたので、より淡い青色に変更することに。
ちょうど筆者が出先で水性ホビーカラーのスモークブルーなる色を仕入れてきた。
これのほうがそれらしかったので、下地のシルバーと共に塗り直した。

ちょっと下地のシルバーに負けている感じもするけど、こっちのほうがそれらしいというか。

スモーク系の色は他にスモークグレーがありますな。
どちらかといえば窓などのクリアーパーツの上から塗ることが多いみたいですが。
スミ入れ!


手始めにスミ入れ。
いつも通り、タミヤのスミ入れ用ブラックとタミヤエナメルのフラットブラックを使っていきます。
モールド部分はスミ入れ用を。
ある程度の面を塗り潰す用にはフラットブラックですな。

極力分解して、スナップフィット部分に負荷がかからない状態で作業を進めるよ。
ドライブラシ!


続いてドライブラシ。
- 白い部分→ジャーマングレイ
- 武器や関節→クロームシルバー
- 赤や黒部分など→ピンク
のタミヤエナメルで施していますな。
画像では何故かフラットブラックがシルバーの代わりに写ってしまっていますが。

ドライブラシについては過去記事参照だよ。
クロームシルバーは他の色より主張が強めだから、やや弱めに施して……。

航空機っぽい感じのセイバーガンダム。
ついでにクロームシルバーを使い、そのままハゲチョロ表現も施している。
これについては航空機系のウェザリングを参考にしているね。
その他ウェザリング


バックパック側面は排気口っぽい感じがしましたので、タミヤウェザリングマスターBセットのススを擦り付け。
変化をつけています。

飛行機っぽいとは言ったけど、筆者のノリでなんか大戦機っぽい感じに。


雨だれも少し追加。
これはウェザリングライナーですな。
詳しいやり方は過去記事を参照にしていただければ幸いです。

すでに仕上げのつや消しクリアー吹きが始まってしまっている。
途中で筆者が思い出し、急遽施した感じだ。

つや消し成分によっては、塗料がざらつきにひっかかってうまくぼやけた感じにならないという。
今回はなんとかうまくいったけどね。


そのまま全体に水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹きつけ。
最終組み立てをして完成ですな。

以下、ギャラリーだよ。
HG セイバーガンダム 完成!









なんか色味がかなり渋く見えるのは気のせいかな?


塗装前はこんな感じですな。
筆者もセイバーの赤い色には悩んだようです。
設定ではオレンジっぽい感じもしますが、筆者としてはワインレッド系が好みといいますか。

下地の影響もあるかもね。
鮮やかに仕上げるなら白とかピンク系を下に塗る手もある。
筆者は陰色を塗りたがるから、マホガニーを使用したけどね。
作ってみた感想のコーナー


筆者が長期間放置していたものがようやく完成……。

筆者の感想としては……
- 合わせ目が真っ二つで目立つが、その分構造が単純なので各種工作はしやすい。可変機ではあるものそこまで複雑ではない。
- 可変機であるからか、当時のものとしては脚部分の可動範囲は広め。
- 色分けが足りていない箇所が多数。翼やバーニア内部は近年のHGキットでも塗り分けられていないし、分割も困難そうなので仕方がない部分もあるが。
- 手首は握り手が1対のみ。近年は手首の改造パーツも多数市販されているので、気になる人はそれらを追加するのがおススメ。
といった感じ。
各種工作がしやすいところが気に入ったようだ。
ABSなどの異種素材もなく、プラとポリキャップだけの構成となっている。

可変機ってなんか構造が複雑になりがちだけど、これはそうでもないというか。

関節の可動範囲拡大などの改造も施していませんな。
可変機なので下手に弄ってスタイルが崩れたりするのもアレなので……。

一番気になる肩関節は胸部の容積が狭くて、いい案が思いつかなかったというものあるけどね。
あんまり考えて先に進まないパターンに入りそうだったのもあって、今回はそのままに。

というか思いつかなくてものすごい長い期間放置していたという。

どちらかといえば可動範囲を突っつくよりも、色分けを補ってやったほうが見栄えがよくなる感じだ。
今回はここまで。
次回は……少しガンプラから離れる予定となる。

次回も、お楽しみに~。
この記事で作っているキット