
ガンプラのSEED HGシリーズより、セイバーガンダムを作っていきましょう。

前回は胴体上下と武器を組んだ。
今回は残りの腕部とバックパックを組んで全体の組み立て作業を終えよう。

ザクファントムと違って、今回は順調そうな。

肉抜き穴が少ないですからね。
今回その当該箇所がありますが。

今度はサクッと埋めたいところだ。
それでは作業を再開しよう。
腕部の組み立て


これがキットの腕部。
この時期キットとしては標準的なスタイルです。
前腕・肩共にモールドを無視した単純な部品分割となっていますな。

なんかやたらゲート跡が目立つような。

これを手に入れ仮組みしたのは16~7年前。
まだ筆者がゴッドハンドのニッパーを導入する前でしたからね。


肩は基部を合わせ目消しした後、アーマー部分を挟み込み再び合わせ目消しの接着。
今回は後ハメなしで進めた。
同じ色同士なので、ここはやらなくても支障がないと判断してね。


以前のジンシリーズみたいに、肩口側に板を増設するのは?

セイバーは変形時に肩アーマーを折りたたむからね。
単純な板だとそれが再現できなくなる。


仮に後ハメを行うなら、分解と折りたたみ機構保持を両立する必要がありますな。
以前やったパワードジムの足首ガードみたいに、軸にネオジム磁石を埋め込むのがいけそうな気もしますが……。


残る前腕は合わせ目を消すだけ。
単純な部品構成なので、接着さえしてしまえば工作は容易だったりします。

肩のサーベル柄は内部に固定用の軸を打つ案もあったけど……
穴開けとかをすると外から見える部分がボロボロになりそうだった。
なので今回は改造せずに進める。

これで腕部は組み立て終了だね。
バックパックの組み立て


最後にバックパック。
アームを介して本体と接続されており、ここもMA形態へ変形時に位置が変わります。

- モールドを無視した分割
- アーム部分に目立つ肉抜き穴がある
辺りかな、筆者が気になっているのは。


まずは合わせ目消しのため、接着を。
しかし内部にビーム砲の砲口があります。
挟み込む格好になりますが……。


- 段のついたモールド部分でビーム砲を分割する
- パーツがちょうど筒状になっているので、内部に1.0mm径の真鍮線を仕込む
これで後ハメ加工を施した。
真鍮線は1.0mmだと少しだけ細い。
ちょうどいい太さのものが他になかったので、これに瞬間接着剤を塗って渋みを与えてしのいでいる。


分割した基部側はバックパック内部に挟み込み。
先端部分は別パーツにして、後からさしこめるようにした。

……普通に筆塗りで済ませてもいいかも。
というか、先端パーツが脱落して内部に落ちそうなんだけど。

内部に入ってしまったことを考えて、赤い本体の白いパーツを被せて隠れる部分に穴を開けておくのもよさそうだ。
今回はとりあえずそのまま進める。


加工が済んだので、赤い本体部分を接着。
合わせ目消しですな。


目立つアームの肉抜き穴はエポパテで埋めてしまいます。
近年筆者が主力で使っている、タミヤの速硬化タイプを盛り付け、削っています。

ザクファントムのときはパテとパーツの隙間が埋まらなくて苦労したけど、今度はどうなるやら。
見た感じは綺麗に埋まっているように見えるんだけど……。


前回のシールドの整流板同様、バックパックのウィング部分は余分なフラッグがついているようです。
ここはニッパーで切り取ってしまいます。
シャープ化の必要はないように感じたので、アンテナのように削って薄くすることはしていません。


これでバックパックは組み立て終了。
ウィングの接続部はポリキャップがそのままですが、今回は手をつけずに進めます。

後でプライマーとか塗っておいた方がいいかな?
今回の戦果


これで全ての部品がそろいました。
肉抜き穴埋めが少なかったので、ザクファントムよりは楽でしたな。

合わせ目が真っ二つ。
なんだけど、単純な部品構成だからそれはそれで処理が楽だったりするんだよね。

今回はここまで。
次回は塗装になる予定だ。

続きは次回!
この記事で作っているキット