ミゲル・アイマンのジンを作っていきましょう。
前回は腕部・脚部・武器を組み立て、全体のパーツが揃った。
今回は主に塗装とマーキングを進めていこう。
3月9日。
今年もザクの日がやってきたね。
いつもならいくつかザクを作るのですが……
今年の直近で作ったザクはザクII改のみですな。
筆者がほかのものを作りたい気分だったのでね。
それではSEEDのザク的存在であるジンを再開しよう。
下地を作る
とりあえず下地から。
今回は暖色系の色となりますので、マホガニーのサーフェイサーを下地にしてみましょう。
全てのパーツにこれを吹き付けよう。
本体の塗装
その後は本体の色を塗る。
使用した色はそれぞれ……
- ミサイルなどグリーン→Mr.カラーのディトナグリーン
- バックパックなどライトグレー→ガイアカラーのインテリアカラー
- 頭部や腰部のホワイト→旧ガンダムカラーのホワイト5
- 重斬刀の刃→Mr.カラーのシルバー
- 武器・関節→Mr.カラーの黒鉄色
- 足首の黒→旧ガンダムカラーのファントムグレー
- 本体のオレンジ→Mr.カラーの黄橙色
となっている。
重斬刀は先にシルバーを塗装。
乾燥後にマスキングをして黒鉄色を吹きつけですな。
それら2色とファントムグレーは下地を無視したべた塗り。
それ以外の色は下地を陰の色として残しながら塗っています。
また在庫の旧ガンダムカラーがちらほらと。
ホワイト5はそろそろ在庫が尽きてきそうだ。
ガンダム系MSの白として、様々な旧ガンダムカラーセットについてきたけど……
さすがに使い切ることに。
ただ類似色のホワイト17(ガンダムエクシア以降のガンダム系MS用ホワイト)が2本分残っていますので、次はそれの処理になるかと。
どちらの色も、現行品のMSホワイトがその役割を引き継いでいますな。
細かいところの塗装
さらに細かいところを塗り分けていく。
バーニア内部の赤はおなじみの水性ホビーカラーのモンザレッド。
今回も使用箇所は多い。
筆者はバーニア内の赤を塗る際は大体この色を使っているね。
他キットでもよくこの色が指定されていますな。
1本持っておくと便利です。
ここには写っていないけど、76mm重突撃銃は微妙に弾槽部分の色が違う。
今回はMr.メタルカラーのアイアンを筆塗りして塗り分けている。
一旦組み立ててみるとこんな感じに。
特にオレンジ1色だった重斬刀に大きな変化が現れていますね。
塗装前と比較してみると、本体色の黄色みが少し強くなったかな?
これはこれでかっこいいけど。
黄橙色はそのままだともっと赤みが強くてちょうどいいはずなんですが……
エアブラシで吹き付けると少し薄くなって黄色みが強くなりましたな。
かといって通常のオレンジだともっと赤みが強いので……。
塗った後に気づいたけど……
どうやらミゲルと同じく西川氏が演じたオレンジ機のパイロット、ハイネ専用機用のオレンジが水性のガンダムカラーで発売されているようだ。
そちらを使ってみてもよかったかもね。
スミ入れ!
マーキングを施したいけど、今回は先にスミ入れ。
タミヤエナメルのフラットブラックを使っている。
エナメル塗料は浸透して割れることがあるので
- 気持ち濃いめに調整
- スナップフィット部分は極力外してた状態で作業
をして進めていく。
特に問題なく……。
マーキング作業
ここでマーキング作業を行う。
まずはデカールから。
- 胸部に貼り付けたザフトマーク→ガンダムデカール1/100のSEED用
- 各部の黒いコーションマーク→ホビージャパンデカールコーションAブラック
をそれぞれ使っている。
ホビージャパンデカール、大活躍ですな。
ザフトマークは1/100向けのマークを1/144に……。
スケール違いで目立つほうがいいし、なにより同じものが何枚も付属するのが1/100用の長所だ。
SEEDの1/144用は主にパーソナルマークがメインでしたな。
余談ですが、1/144用には肝心のミゲル専用機のパーソナルマークは付属しません。
ということはキット付属のシールだけなんだ。
筆者は
「実在するブランド名と同じだから、版権の都合では?」
と推測している。
そして画像左側のがそのマーキングシール。
3種類が2枚ずつ付属する。
今回は1枚ずつ、計3枚を貼り付けることになる。
ちょうど各種予備が1枚ずつということですな。
ありがたいです。
今回の戦果
そのままだと余白が多いので、なるべく切り取って貼り付ける。
それでも段差が少し目立つけどね。
本当に余白をなくしたいなら1文字単位でバラバラに……
さすがに筆者はそこまでしたくないから、まとまった状態で貼り付けているけど。
今回はここまで。
次回は残りのウェザリングを施して完成予定だ。
続きは次回!
この記事で作っているキット