模型大隊戦闘日誌、始まるよ!
前回はなにやらレギンレイズを使ってセンサー類の塗装法を解説しましたな。
今回は……。
そのレギンレイズを作っていく。
まずは仮組み品の確認だ。
実際はもう先月末の時点で完成しているんだけどね。
ガンプラは整形に気を使いますからね。
作業の進みが遅くなると見込んで、多少余裕のあるスケジュール調整を……。
今回のお題 HG モビルレギンレイズ(ジュリエッタ機)
今回のお題はこちら。
ガンプラHGシリーズより
モビルレギンレイズ(ジュリエッタ機)だ。
ここでは初となる、鉄血のオルフェンズシリーズからの機体ですな。
というか現時点で筆者が保有している鉄血キットはこれ1種類だけという。
モビルってついているのが気になる。
詳細は不明ですが、モビルとついているのはおそらく商標関連の都合かと。
今までだとターンAのモビルスモーやSEEDのモビルジンとかがありましたな。
鉄血のオルフェンズは
- 2015年10月~2016年3月に放送された1期
- 2016年10月~2017年4月に放送された2期
の2部構成だった。
今回作るレギンレイズは2期から登場したギャラルホルンの新型機だね。
1期から登場しているグレイズの後継機とされている。
2017年4月に放送終了。
この記事を書いているのは2022年12月だから、もう6年近く前なんだね。
レギンレイズは鉄血2期が放送開始間もない2016年10月に発売。
価格は2022年12月現在税込み1320円となっている。
仮組み品簡易レビュー
まずは前後から。
ザクやジンなど、今までの作品の機体とはまた違った見た目が特徴的だ。
鉄血シリーズのMSはフレームが特徴的ですな。
レギンレイズのものはレギンレイズ・フレーム。
本機とこれをベースにしたレギンレイズ・ジュリアに採用されています。
鉄血シリーズだとガンダム・フレームを使っているMSがガンダムって定義なんだよね。
可動範囲はご覧の通り。
装甲の少ない腰部デザインの都合もあるけどヒジ・ヒザ共に180度近く曲がり、正座ポーズすら余裕でとれる。
関節は肩・腰・股関節・首にポリキャップを使っているけど、後は軟質プラのようだね。
一昔前の製品はポリキャップの代わりにABSを使っていたけど、鉄血キットは関節の大半がKPS製という。
股関節はロール可動機構つき。
底面には丸穴が空いており、別売りのアクションベースに対応している。
画像のは大型のベース1だね。
HGシリーズなら小型のベース2だとちょうど良さそう。
頭部はアンテナ付きとの選択式。
ジュリエッタ機はアンテナなしだから、アンテナ付きは基本余剰パーツ扱いだ。
調べたところこの一般販売のジュリエッタ機のほか、本キットをベースにしたイオク機と一般機がプレミアムバンダイ限定品でラインナップされているようですな。
付属シールはこんな感じ。
主にセンサー類のものだ。
筆者は今回塗装で再現するから使用しないけどね。
前回紹介したやつだね。
まだ見てない人はリンクを貼っておくからそこから飛んでね。
武器はご覧のとおり
- ライフル
- ガントレット×2
- ジュリエッタ機専用ツインパイル×2
- ツインパイル用リード線
となっております。
リード線はこれで合っているのか……。
これじゃないの?
筆者が放置品の武器はまとめて100均の透明ケースに放り込んでいるのですが、混ざっているのもありましてね。
長さ的におそらくこれだと思いますが。
ほかにもジョイントパーツが付属するみたいだけど……
こっちは筆者が完全に紛失したようだね。
今回は使わないので放置しておきましょう。
このキット、手首が独特な構造をしている。
通常のガンプラは手のひらと手の甲で挟むような構造だけど……
レギンレイズは手の甲に可動軸があり、指と手の平が一体化した筒状の部品になっている。
他の武器を流用するときは注意だ。
この構造だからか、レギンレイズの武器はほとんどグリップ部分がバラバラにできるようになっているみたいだね。
まずはライフル。
部品がモナカ割りで、真ん中に合わせ目ができますな。
手首は握った状態のものが2種類のみ。
両手で構えられないのが難点だ。
ただ別売りのHG鉄血のオルフェンズシリーズ・MSオプションセット8にレギンレイズ用の平手が含まれるようだ。
筆者はまだ保有していないけどね。
鉄血シリーズのガンプラは基本的に本体は最低限の装備で、交換用の手首や武器は別売りの形態をとっているものが多いようですな。
武器の流用とかの遊びがしやすいという点ではこれは嬉しいところです。
ライフルは組み替えてショートバレル化も可能。
また解体して各装甲面に懸架することもできる。
肩と腰のアーマーは1パーツ成型で、フレーム部分に仕込まれたボールジョイントに押し込んで接続する形。
動かして遊んでいるとこのアーマーが外れやすいのが難点かな。
続いてガントレット。
装甲と格闘用のナックルを兼ねたもののようですな。
2枚付属し、袖部分に装着できます。
手持ち武器とも併用ができるようだね。
可動範囲を妨げるけど。
ツインパイル。
名前の通り2つずつ付属する。
設定上は試作武器で、ジュリエッタが好んで使う武装のようだ。
トンファーというか十手というか。
パイル底面にはアンカーが仕込まれており、付属のリード線と組み合わせることで射出状態も再現可能です。
次回に続く……
今回はここまで。
次回から本格的な作業に入る。
そういえば筆者の在庫を漁っていたらもう1機出てきたんだけど。
先ほど
「現時点で筆者が保有している鉄血キットはこれ1種類だけ」
と表現したのはこれが原因ですな。
キットは2つありますが、同一機体という。
おそらく片方は塗り替えることになるだろう。
次回はとりあえずジュリエッタ機としてアンテナなしの機体に手をつけていく予定だ。
続きは次回!
この記事で紹介しているキット