HGUCのザクIIFZ型、ザクII改を作っていきましょう。
前回は頭部と腕部を改造しつつ組み立てた。
今回は残る武器を組み立てて、そのまま塗装を済ませてしまおう。
改造が必要な箇所はあらかた終わった感じかな。
おそらく。
なのでここからは比較的スムーズに進むかと。
武器も少しだけ手を加えていこう。
それでは作業を再開する。
武器の組み立て
付属する手持ち武器はマシンガンとヒートホーク。
どちらもそれ以前のキットに付属する同型武器よりも、大きめに造形されています。
マシンガンはともかく、ヒートホークはこのくらいの大きさのほうが迫力があっていいね。
旧来のものは小さくてスルッと手から抜け落ちやすかったし。
マシンガンは本体が真っ二つ。
ここは合わせ目消しのため接着をしておきましょう。
合わせ目消しについては過去記事を参考にしてね。
手持ち装備としてはマシンガンとヒートホークのみ。
その他腰に手榴弾が装備されている。
今回はF2ザクの余剰品を使って、手榴弾の投擲状態を作ってみよう。
F2ザクのものは2発セット。
成型色と接続部分が異なるのみで、手榴弾の形状は同一ですな。
以前のF2ザクのときに作ったものと同様、2発の手榴弾を切り離し肉抜き穴をパテで埋める。
今回はエポパテを使用した。
柄の部分は1cmぐらいの長さに切り出した2.0mm径プラ棒だね。
設定だと投げるときに柄が伸びてこんな形になるみたい。
後はヒートホークの穴を0.5mm径ピンバイスで開口。
これで終了ですな。
以前のケンプファーとは逆に、武器が少ないからすぐに終わったね。
組み立て完了!
これで全ての部品がそろいましたな。
今回はそのまま塗装に入ってしまおう。
下地を作る
手始めに1000番のサーフェイサーを。
合わせ目消しをした部分を中心に吹き付けておきます。
15年くらい前に発売した製品だから、そこそこ合わせ目が目立つ箇所にあるね。
しっかり処理できているかな?
一部やすりがけがうまくできていなかったので、再びかけ直してサーフェイサーを吹き付けている。
それとワンポイントアクセントとして、腕に帯を塗装する。
帯色としてRLM74グレーグリーンを吹き付けておいた。
この色……
以前のF2ザクと同じですな。
筆者はこのザクII改と前のF2ザク、同じ部隊所属という設定にするようだ。
それと画像には写っていないけど、ヒートホークの刃をシルバーで塗り、乾燥後マスキングをしておこう。
本体色を塗る
画像はありませんが、その後黒いサーフェイサーを全体に吹きつけて下地を整えます。
その後腕の帯をマスキングし、各色を吹き付けていきます。
塗装レシピは……
- バックパックなどダークグレー→旧ガンダムカラーのファントムグレー
- 胴体などダークグリーン→旧ガンダムカラーのグリーン3
- 手足などライトグリーン→Mr.カラーのRLM82ライトグリーン
- 足の甲などライトグレー→ガンダムカラーのMSグレー(ジオン系)
- コクピットハッチ・手榴弾のレッド→旧ガンダムカラーのレッド1
- 動力パイプのイエロー→ガイアカラーのダークイエロー1
- 武器・関節→Mr.メタルカラーのアイアン(これだけベタ塗り)
となっている。
また旧ガンダムカラーの在庫処分やってる。
ファントムグレーやレッド1なんかは近い色や同じ色が現行品でも手に入りますけどね。
グリーン3はMGの初代ザクIIや08小隊版HGのザクの胴体色です。
現行品のザクII胴体色、MSディープグリーンよりもやや暗めの色合いが特徴ですな。
ついでにファインモールドのステンシルを使い、部隊章としてクルスク戦時のダス・ライヒ師団マークをシールドにステンシル。
水性のつや消しホワイトを吹きつけてマーキングだ。
単純な形だから手描きでもいけそう。
それか戦車模型の余剰マークとか。
タミヤの初期型ティーガーなんかに収録されていますな。
今回の戦果
これで塗装は一度終了。
塗り終わったザクを組み立てるとこんな感じになります。
黒い下地のおかげで重厚感が出てきたかな?
今回はここで中断。
次回は細かい塗りわけやマーキングから再開しよう。
続きは次回!
この記事で作っているキット