
ガンプラHGUCシリーズのガンダムEz8を作っていきましょう。

前回は塗装とマーキングを済ませた。
今回はウェザリングをして完成させよう。

これでまた積み、放置品が1つ消化。
順調だね。

しかしまだまだ筆者の部屋には大量に在庫があります。
これだけでは焼け石に水ですな。

全部完成するまで何年かかるんだろう……。

世の中には明らかに一生で作りきれなさそうな人もいるようだけどね。
さてEz8がどのような姿になるか、本題に入っていこう。
暗色のドライブラシを試す

スミ入れは前回行ったので、ドライブラシから。
キットの角に明るい色を擦り付けてハイライトにしてみます。
今回白い部分にはタミヤエナメルのフラットホワイト。
それ以外にはスカイグレイを使っています。

……白い部分に白いドライブラシをしてもイマイチ効果がわかりにくいね。
逆のパターンだとどうなんだろう?

……となりますと?

逆に暗い色で白い部分にドライブラシしてみるみたいな。

というわけでジャーマングレイでドライブラシしてみました。
これは……。

いいんじゃない?
なんかこう、塗装が擦れて剥がれた的な。

これは新しい発見ですな。
今後も使いたいところです。

ドライブラシに関しては過去記事参照だよ。

傷や雨だれを描きこむ

続いて傷類を描きこむ。
- ウェザリングカラー(グランドブラウン)で茶色い傷
- タミヤエナメル(クロームシルバー)を関節周りに置いて擦れたような新しめな傷
- ウェザリングライナー(泥色セットのディープブラウン)で雨だれや流れたサビ
をそれぞれ表現している。

雨だれなんかはとにかく上から下に伸ばすことでそれらしく……。
ウェザリングカラーの溶剤を使うとよいでしょう。

グランドブラウンの傷は筆者がよく戦車模型でやるやつだね。
陸戦型MSのEz8にもいい感じに。
(追記 ガンプラを使って傷・チッピング解説をしてみたよ)

足回りの泥汚れ

足元は泥汚れ。
ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンを置いて半乾きの間に擦ってぼかす。
以前組み立てたプロトタイプグフと同じ要領で行っている。


これもよく筆者が戦車模型でやるのをそのまま使い回している感じだね。
簡易的にするからか、今回は1色だけしか使っていないけど。

過去に紹介した記事では2色使っていましたな。


最後にウェザリング資材を定着させるためアクリル塗料のつや消しクリアー(フラットクリヤー)を吹き付ける。
表面がざらつくので、作業中にウェザリングマスターも使用する。
Aセット全般を足回りに。
Bセットのススを噴射口や銃口に擦りつけて変化をつける。

これも上記の戦車模型用の記事で行っていたものとほぼ同じですな。

画像ではわかりにくいけど、このタイミングで筆者が腕のマウントラッチ付近をグレーで塗り分けている。
説明書のイメージ画像を見て慌てて塗り分けたようだが、他の完成見本では塗り分けられていなかったという。

とにかく、これでガンダムEz8は完成。
以下、ギャラリーだよ。
HGUC ガンダムEz8 完成!

……そういえばパラシュートパックは?

今から取り付けます。

パラシュートパックは本体を背部に取り付け、プラ製のベルトを肩アーマーに通す。
リングを作って端の留め具をシールで再現しよう。

ベルト部分のシールは6枚3組付属しますな。
失敗しても予備があるので安心です。

取り付けた全体像はこんな感じになる。
ベルト部分は単純なプラストライプなので可動に大きな影響はない。

予備があるとはいえ、シールの着脱が少し気になるかな。
作ってみた感想のコーナー

特に大きな問題もなく……。

複雑な後ハメもそこまで多くなかったから、特に苦労はしなかった感じだ。
強いて言うならビームライフルの後ハメだけど、あそこはいずれにしろ白いパーツにグレーの部分が一体成型されている。
なので後ハメせずに筆で塗り分けてしまうのもアリだ。

今回筆者は足裏の肉抜き穴を埋めていますな。
近年のキットとしてはそのままでもそこまで目立つものでは無いですね。
どうしてもという方に、今回の作業が何か参考になればいいのですが。


可動範囲も特に問題ない感じだね。
これで本体はほとんど後ハメが必要ない構造なのがいいね。

それまではどうしても二重関節に挟み込み式はつきものでしたからね。

陸戦型ガンダム予備のパーツが少なく、現地改修という設定で登場したEz8。
ビルドファイターズシリーズのEz-SRを始めとした派生種や、陸戦型ジムなどと組み合わせたりして更なる現地改修機を作っても面白そうだね。
キットとしては互換性の有無があるけど。

陸ジムやEz-SRも筆者は放置していますな。
早く作らないと……。
(追記 Ez-SRをはじめました)


今回はここまで。
これでEz8の製作は終了となる。
次はまた別のものに手をつけることとなるだろう。

次回も。お楽しみに~。
この記事で作っているキット