HGUC ザクII(リバイブ版)をシン・マツナガ機で製作する⑤(完成)

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ガンプラ製作記録
アドルフ
アドルフ

ガンプラのHGUCシリーズより、リバイブ版のザクIIを作っていきましょう。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装とウェザリングを行い、頭と肩だけ白いシン・マツナガ中尉機になった。

今回は残りのマーキングや前回の最後で発生した破損箇所の処理を行い、完成させよう。

レーナ
レーナ

サクッと完成。

すぐできたね。

アドルフ
アドルフ

購入・仮組みしてから9ヶ月も放置していたわけですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

どのように作るか、で散々迷っていたんだ。

塗装とかマーキングとか。

それでは最終的にどうなるのか、確かめてみよう。

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マーキング

アドルフ
アドルフ

まずはマーキング。

以前作った高機動型ザクII(R型ザク)用のシールが余っていますので、今回はそれを活用します。

レーナ
レーナ

肩の青いラインがシールだと馴染ませにくいんだよね。

以前のR型はRG用のガンダムデカールを代わりに使っていたけど。

アドルフ
アドルフ

今回は肩に青いラインが入っていないので、このシールは使いません。

他のパーソナルマークや番号類をメインに使用しましょう。

アドルフ
アドルフ

貼り付けるとこんな感じに。

どうしてもシールは段差ができますな。

なるべくギリギリまで切り出していますが、マーク類は境界が複雑なので難しかったり。

ヴァルダ
ヴァルダ

胸部の国章や注意書きなどは別売りのガンダムデカールを使用。

今回はHGUCジオン用の1と4を使っている。

ここからは見えないけど、バックパックにはジオン用1に収録されている「MS-06F」の型番を貼り付けたり。

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レーナ
レーナ

ジオン用1はザクやグフなど、ジオニック社製MS向けのマークだね。

ジオン用4はゲルググを加えた同じくジオニック系向けだけど、MSVのイラストをイメージしたマーク率が高め。

MSVが初登場のシン・マツナガとは相性が良さそうな。

アドルフ
アドルフ

シン・マツナガのF型は元々はMSVで文字のみの設定で登場。

後にゲームやカードなどでその姿が確認されるように。

大尉に昇進すると同時に、有名なR型に乗るようになったみたいですな。

破損箇所を隠す

アドルフ
アドルフ

さて問題の破損箇所。

  • 筆者が仮組み後にガシガシ遊んでいて破損させる
  • 合わせ目消しの要領で接着して修復
  • 前回の組み立て時に再度破損

したわけですが。

ヴァルダ
ヴァルダ
  • 接着剤部分を削って整形し、塗装からやりなおす
  • ダメージ表現で誤魔化す

のが主な対処法。

今回は後者を選ぶ。

この様子じゃあ、修復してもまた破壊する可能性があるからね。

レーナ
レーナ

……なんかすごいことになっているねぇ。

ヴァルダ
ヴァルダ

破損箇所だけに施すと不自然なので、機体全体にダメージ表現を増やしてみた。

ただもちろん、均等にやるとまた別の不自然さが出る。

  • 可動部や角の部分など、ぶつかって塗装が剥がれそうな場所
  • 正面を向いて撃ち合うはずなので、機体の前側

を重点的に施した。

反対に背面の平面部分や脚の内側なんかはそんなに施していない。

アドルフ
アドルフ

使用した塗料はタミヤエナメルの明灰緑色ジャーマングレイですな。

元々ダークグレーの箇所はスカイグレイも試してみましたが、イメージと異なったので少量のみに。

やり方については以前紹介したチッピングと同じです。

ヴァルダ
ヴァルダ

宇宙空間をイメージして錆びっぽいアースカラーは使わず、グレー系メインで使用した感じだ。

最後の仕上げ

アドルフ
アドルフ

最終組み立てに入ります。

  • 水性ホビーカラーのつや消しクリアーを全体に吹き付け
  • 吹きつけながら、タミヤウェザリングマスターBセットのススを銃口などに擦り付け
  • Hアイズで武器のスコープ部分をクリアーパーツ化。モノアイ部分もあらかじめ用意していたものを再度取り付け

ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

Hアイズはピンク色を使用。

サイズはそれぞれ

  • モノアイ→Hアイズ3に含まれる2.8mm径(これは組み立て時点で用意)
  • マシンガン→Hアイズ3に含まれる2.2mm径
  • バズーカ→Hアイズ2に含まれる4.5mm径

となっている。

4.5mm径はHアイズ2に2つしか含まれていないので注意。

筆者のストックもあと1つしかない。

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レーナ
レーナ

こういうのって同じサイズばかり消えて、同じサイズばかり余るんだよね。

他のサイズが使えそうなのは手持ちにあったかな?

アドルフ
アドルフ

これでザクは完成ですな。

購入・仮組みしてから9ヶ月ほど放置していましたが、無事にたどり着けました。

レーナ
レーナ

以下、ギャラリーだよ。

HGUC ザクII(リバイブ版 シン・マツナガ中尉機) 完成!

レーナ
レーナ

全体的な雰囲気はMGのザクVer.2.0に近いんだよね。

脚なんか特にそっくりというか。

アドルフ
アドルフ

武器もそんな感じですな。

ただこのデザインだとマシンガンのストックが幅広で、やや構えにくいのが難点ですが。

アドルフ
アドルフ

以前作ったR型との比較。

あちらのほうが知名度では圧倒的に上ですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の手元にあるMSV本の設定によるとシン・マツナガの搭乗機は

  • 開戦時→通常カラーのC型ザク
  • ルウム戦役後→パーソナルカラーのF型ザク(今回作ったもの。「パーソナルエンブレムつき、ホワイトカラー」という記述から外伝作品では全身が白いF型ザクとして描かれているものも)
  • 大尉昇進後→白いR型ザク(後のソロモン攻略戦時に大尉は本国に召還されており、残されたザクは要塞と共に消失したとされている)

とされている。

後にゲーム作品でパーソナルマークのゲルググ系が登場したり、MSV-RでF型とR型の間に使用したとされるFS型ザクが設定されたりしているようだ。

レーナ
レーナ

「本国へ召還されていた」

っていうのが新型であるゲルググ受領のため、という解釈がされているのかな。

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

筆者はザク好きなのに、ノーマルのザクは今回初めてという。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者の感想としては

  • 3、4年前に発売されたばかりだけあって、可動範囲については申し分なし。色分けもヒートホーク周り以外ほぼ完璧
  • 武器もザクの標準的な装備が揃っており、手首バリエーションも豊富。強いて言うなら旧製品にはあったフットミサイルがないぐらい(あっても筆者はあまり使わないのでそこまで気にならなかった)
  • ポリキャップレス構造のためか、腕周りがプラ関節の挟み込み式。筆者としては「ここはポリキャップ+プラカバーでいいのでは?」と思ったり
  • 武器は同シリーズの高機動型ザクの流用品で、本キットでは不要な凹凸が多数見受けられる。シールドの規格も異なるので、付属する武器ラックもそのままでは使えない

といったところ。

さすがに可動範囲は旧製品を上回る。

筆者としては特に腰が回るようになったのが嬉しいようだ。

値段が少し上がったものの、その値段以上のボリュームはあるので不満はないとのこと。

アドルフ
アドルフ

可動範囲が広くなった分、関節パーツが複雑で細分化されていますな。

強度や耐久性がどうなるのかも気になりますが…・・・。

レーナ
レーナ

筆者も着脱に苦労して途中外装パーツを破壊していたからね。

単純なはめ込みで済ませられるポリキャップと比べると、外装ごと関節を組むから少し手間なところがあるというか。

メーカー側としてはやっぱり異素材は使いたくないのかな?

アドルフ
アドルフ

大半のユーザーはパチパチと一度だけ組んで終了ですからね。

筆者みたいな物好きは「組んで分解して塗って」を何度も繰り返しますから、手間の影響を受けますが。

ヴァルダ
ヴァルダ

関節周りは2000年代半ば~後期のABS関節を多用していたガンプラHGシリーズを彷彿とさせる。

メーカー側として模索期なのかもしれない。

筆者としては

「ABSとKPSだったらKPSのほうがいい」

みたいだけど。

アドルフ
アドルフ

筆者はその直後の、新型ポリキャップが導入された2010年前後のHGUCキットが一番作りやすいように感じているみたいですな。

というかほとんどF2ザクのことですが。

ヴァルダ
ヴァルダ

近年のキットにありがちな、目立つ箇所の肉抜き穴がないのも評価ポイントだ。

その他細かいデザインに関しては各人の好み。

筆者は

  • 旧製品の頭部は縦長感があったので、それが解消された今回のほうが好み
  • 可動のためか、今回のはスパイクアーマーが小型化されたりフロントスカートが薄っぺらく感じる

といった印象とのこと。

アドルフ
アドルフ

筆者はどちらかといえばMGのVer1.0や08HGみたいな、角張ってモールドが多めのスタイルが好みのようですな。

隙間がない&発売された年代が年代なので、可動範囲が激狭なわけですが。

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ヴァルダ
ヴァルダ

モールドが少なめなHGUC版(新旧両方)はその分改造とかのベースにしやすそうだけどね。

筆者の在庫にはMSVの旧製品がいくつかあるから、実力や気分次第で組み合わせて何か作るかもしれない。

今回はここまで。

記事が完全に筆者の作業に追いついたので、次回は不明。

レーナ
レーナ

次回も、お楽しみに~。

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