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チェコのRSモデルズから発売されています、ドイツ軍のHe112B戦闘機を作っていきます。
![ヴァルダ](https://letztbatallion.com/wp-content/uploads/2019/08/Walda-aikon.jpg)
前回はキット内容を確認した。
今回は主翼を貼り合わせたりコクピットを組み立てたりする。
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パーツも少ないし、すぐに完成するかな?
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ところがそういうわけにも行かなく……。
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通常のプラモデルとは一味違った簡易インジェクションキット。
その世界をお届けしよう。
主翼を接着する
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まずは例によって先に主翼の接着を……
と思いきや、すんなりとは行きそうにないですな。
ゲート部分がアンダーゲートみたいにパーツ側に食い込んでいたり、パーツ裏に凸状に押し出しピン跡が残っています。
パーツを貼り合わせる前にまずここを切り取って整形しましょう。
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ここを平坦にしておかないとパーツ同士が干渉、浮いて合わなかったり……。
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パーツ構成は通常の1/72航空機模型同様となっています。
整形しても隙間が出来そうだったので、クリップでがっちりと締めつつ接着します。
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それでもどうしても隙間が出来るようだったらパテで埋めるしかないね。
コクピットの組み立て
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その後はコクピットから組み立てていきます。
コクピットは9パーツ構成。
ペダル部分まで細分化されています。
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そのまま組み立てるとこんな感じになる。
簡易インジェクションキットではよくあることだけど、接続ピンがなく部品の取り付け指示がかなり曖昧。
仮組みしながらの作業は必須だね。
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床板である1番パーツと背もたれである9番パーツがうまく合っていないね。
床板側の面が斜めになっていて、背もたれを垂直に接着するための強度が足りないというか。
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どうも簡易インジェクションキットの場合、型から部品を抜く都合か全体的に台形の部品が多いですね。
それが合いの悪さに繋がっているようです。
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それ以前にどうやって部品を組み合わせるのかな?
説明書の指示が曖昧で……。
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とりあえず筆者が手探りで組み立てたコクピットがこちら。
床板の1番パーツを平らに削り、面を垂直にしてから背もたれの9番パーツを接着している。
操縦桿の4番パーツは適当にググったところ、おそらく画像の向きだと思われる。
左側にパーツの一部がはみ出てコクピット側壁に干渉するので、ここは後で短く切り落とす。
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計器板の3番パーツに関して、説明書では床板の先端に接着するようにはっきり描かれていますな。
……ただかなり奥まった位置になってしまうようですが。
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他のキットだともっと手前にあるイメージだよね。
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あれこれ考えて最終的に筆者はこの位置で固定。
計器板は一度取り外し胴体側に接着している。
直付けでは強度が足りないので、裏からエポパテで補強しつつ接着。
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今まで作ってきたキットだとこの位置のイメージがあるね。
でもこれだと操縦桿に当たりそうな。
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正直筆者もこれらが正しい位置なのかは自信が無いようですが……
これ以上あれこれ考えるのが大変なので、これで進めてしまいます。
コクピットを塗る
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ここまで来たらコクピットを塗ってしまう。
キットでは筆者がよく使うMr.カラーやタミヤカラーの指示はなし。
グレーと書いてあるので、適当にMr.カラーのRLM02グレーで塗っている。
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細かい部分はシルバーやレッドブラウンなどなど。
ここはタミヤアクリルで塗り分けていますな。
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その後はスミ入れやドライブラシ。
これらはタミヤエナメルで行っている。
外からそんなに見える箇所ではないので、ここは軽めに……。
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このキット、側壁部分のディティールとかはしっかりしているね。
凸状だからドライブラシで際立てたいところ。
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今回の戦果
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今回最後の組み立ては胴体の貼り合わせですな。
ここもクリップでがっちり締めてやります。
それでも機種上部のインテーク(?)は隙間が出来てしまいましたが。
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ここは最初から隙間が大きく、接着剤だけでは埋まらないので後でパテを使う。
今回はこれで中断。
次回もこまごまとした調整をしつつ、先に進めていこう。
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続きは次回!
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