タミヤMMの新作、ケッテンクラート中期型を作っていきましょう。
前回は車体を組み立てた。
今回は前輪……と思ったが、その前に転輪や履帯を作る指示が出ていた。
こちらから先に進めよう。
予定変更？
よくよく確認してみたら、前輪はほとんど説明することが無い。
履帯部分をメインに紹介していく。
見た感じ、このキットのこだわり箇所のようですな。
それでは作業を再開しましょう。
転輪の組み立て
転輪は他のハーフトラックや重戦車等と同じオーバーラップ方式。
組みやすさを重視してか、真ん中2列の転輪は一体成型されている。
起動輪は左右で別々の部品番号が振られている。
ごっちゃにならないようにRとLの刻印が入っていたり、接続ピンがそれぞれ違う形になっているよ。
先にランナーから切り出しても安心ですな。
トーションバー方式のサスペンションは車体側面と一体成型。
今回は変則的ロコ組みで組んでみたいので、ここの部分だけで1ブロックのパーツにする。
どういうことかな？
まぁ、見ていればわかる。
とりあえずサスペンションに転輪類をセット。
転輪はゴムリム付き。
起動輪もゴムリム付きのようですな。
履帯の組み立て
ケッテンクラートは半装軌式車輌。
なので履帯を取り付ける。
キットの履帯はこんな感じの組み立て式。
直線部分が一体になっているいつものパターン。
パッド部分が別になっているのが特徴だね。
向きに注意しつつ、履帯を接着して繋ぐ。
筆者が急いで組んでいるので、流し込み式速乾を使っている。
説明書に履帯を繋ぐ順番が書かれているね。
筆者は起動輪の途中で両端が来るように調整しているけど。
履帯同士が繋がったら、ぐるっと巻いて両端を接着。
転輪と履帯も接着してしまいましょう。
このキットの起動輪は回らない固定式。
今回は車体から離れた状態でセットするから、回らない起動輪でも履帯をセットするのは簡単。
足回りを2つ作ったら、今度はパッドを貼り付けるよ。
細かいパーツだけど、大丈夫かな？
このパッド、ランナー配置が履帯と同じ間隔になっている。
なので直線部分はまとめて接着できる。
とりあえずランナーが片側に付いた状態でパッドを用意しよう。
ランナーごとパッドを所定位置に持ってきて、流し込み式接着剤でパッドを接着。
固定後、ニッパーで切り取れば出来上がりだ。
直線部分はサクサク進みますな。
折り返し部分や微妙に曲がった部分は小分けにして接着だね。
場所によってはランナー同士が干渉するので、接着とランナー除去の繰り返しになりますな。
もしくはランナーを反対向きにしてセットするとか。
組み終わった足回りをセット。
塗装の便を考えて、仮留めにしている。
ロコ組み……ですが今回はトーションバーやそれの基部も足回り側についてきていますな。
その他本体の組み立て
後面の泥除け裏には押し出しピン跡があります。
見えるか見えないか微妙な場所ですが、筆者はパテ埋め処理。
ここで前輪登場。
とはいっても、サクサク組んでおしまいなんだけどね。
ここをメインにすると思いきや……。
組んだ後、ピンパーツのC33パーツで本体に接続する。
塗装のためピンパーツやタイヤパーツは接着しない。
今回の戦果
前輪を接続して本体が形になったね。
最新キットらしく、小さいけどシャープな感じ。
今回はここまで。
次回はトレーラーや人形を組んでいこう。
本体が小さい分、人形の組み立てがこのキットの部分をそれなりに占めますな。
続きは次回！
この記事で作っているキット
↓タミヤの公式オンラインショップはこちら↓
Follow me!
