2021年7月のタミヤ新製品、IV号戦車G型の初期生産車を組んでいきます。
前回は車体の前後パネルやサスペンションを取り付けた。
今回は車輪類や履帯を取り付けていこう。
ところで、筆者はどちらの塗装で作るのか決めたのかな?
今のところDAK所属車で組むつもりだそうです。
しかし、まだまだ今回の範囲でも部品選択はない。
もう少し先に行ってからだね。
車輪類の組み立て
IV号戦車系列の転輪は片側8個。
上部にも補助転輪が片側4つ装備されます。
・・・・・・今気付きましたが、上部転輪が1つ写っていませんね。
上部転輪は後のIV号戦車では多少変化が見られる。
H型の途中からゴムリムのない全金属製に。
最終生産型であるJ型の途中からは3つに減らされているんだ。
起動輪も2種類あるけど、このキットでは使うのが決まっているから、片方は余剰に。
どうやらH型で選択するみたいだね。
内部にポリキャップを仕込むのを忘れずに。
車輪をセット。
今回はまだ接着せずにしておきます。
今回はロコ組みにしてみようと思ってね。
すぐに履帯を準備だ。
履帯をロコ組みにしてみる
履帯部分はF型と同一。
まずは上部に来る部分を組み立てるよ。
付属の治具を用意。
履帯と同じEランナーに入っていますな。
履帯パーツを指示通りに並べて、接着剤を流し込む。
流しすぎると治具とくっつくから注意・・・・・・。
一番注意すべきは履帯の向きだけどね。
よく確認して作業しよう。
接着剤が固まったら治具から取り外し。
左右で同一だから2組作るよ。
先行した履帯の乾燥待ちにもう1組作るとよいかと。
その後は組み立て式履帯なので、接着剤をつけながら組み立てる。
下部も直線上だから先に組んでおくといいかも。
本来は乾燥が遅い通常のプラセメントを使っていくのがいいですが・・・・・・
今回はパーツ数が少ないので、流し込みの接着剤を使って迅速に作業を進めています。
組み立てる順番が説明書に指示されているけど、例によって筆者は無視。
起動輪部分の履帯が両端に来るよう調整している。
乾燥が早いので、完全に固着する前にさっさと巻いていく。
歯のある起動輪部分で両端を合わせるよ。
そしてロコ組みなので、巻いた履帯に転輪類を接着する。
そのままだと浮いたりするので、クリップなどで強引に接着。
接着剤乾燥後、こんな感じに取り外せるように。
これで作業が多少楽になるといいのですが。
この技法の利点はパーツをバラバラにせずとも、奥まった塗装がしやすいことかな。
筆者はよく陰色を塗るとき、転輪に隠れる車体下部か上手く塗れなくて苦戦することがあるんだ。
ブラシ吹きをしないで筆を突っ込む手段もありますが・・・・・・。
ウェザリングで粗を隠せるAFVキットだからこその作戦だね。
人によっては飛行機模型のコクピットでやる人もいるらしいけど。
やりやすいように、好きなものを選ぼう。
今回はここまで。
次回は車体上部を作っていくことになるだろう。
続きは次回!
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