【2022年3月】タミヤ 1/35 KV-2 製作記⑥(完成)【新製品】

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戦車・装甲車等製作記
アドルフ
アドルフ

2022年3月発売のタミヤ新作、KV-2重戦車を作っていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ

前回は塗装作業して、ある程度のウェザリングを行った。

今回は残りのウェザリングを行ったり、資料を基にマーキングを手描きして完成させよう。

レーナ
レーナ

さすがタミヤMM。

あっという間に完成だね。

アドルフ
アドルフ

しかしあまり作業を記事から引き離せた感じがしませんな・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

筆者はYouTube視聴時間を削ることには成功したけど、どうもTwitter閲覧が逆に増えたみたいでね。

こちらも少し整理してもらいたいところだ。

アドルフ
アドルフ

「とりあえず座ったらTwitterを開く」クセをどうにかしたほうが良さそうですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

とにかくKV-2が最終的にどうなるのか、確認していこう。

 

 

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ウェザリングライナーで雨だれ表現

アドルフ
アドルフ

手描きマーキングの前にやりのこしたウェザリングを。

クレオスのウェザリングライナー泥色セットのディープブラウンを使い、垂直面を中心に雨だれを描きます。

ヴァルダ
ヴァルダ
  • ウェザリングライナーでまっすぐ線を引く。
  • 溶剤を浸した綿棒やガイアノーツのフィニッシュマスターで線を伸ばす

この2点で簡単にできる。

線を引く前にライナーのペン先を溶剤に浸すとより目立つ線が引ける。

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レーナ
レーナ

KV-2の砲塔、大きくて面が目立つからついつい書き込みたくなるんだよね。

アドルフ
アドルフ

雨だれの方法については新しくできた記事を参考に……。

サクッと!ウェザリングライナーでプラモデルに雨だれ・錆だれ汚れを施す方法
レーナ 模型大隊戦闘日誌、始まるよ! アドルフ 前回は筆者が作りかけで遺棄していたジンタイプインサージェントを使い、チッピングの実践をしていましたな。 ヴァルダ 今回はそのジンを使い、もうひと...

 

 

 

手描きマーキングを施す

アドルフ
アドルフ

ここでいよいよマーキングを手描きしていきます。

資料本を基に、まずは鉛筆で軽く下書き。

レーナ
レーナ

今回のマーキングは砲塔側面に鉄十時と鉤十字。

砲身基部の駐退機カバーにも鉄十時が描かれているっぽいね。

アドルフ
アドルフ

下書きが終わったら白い塗料で手描き。

様子を見つつ、まずは細い線で・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

使用したのはタミヤエナメルのフラットホワイト

エナメル塗料は溶剤でふき取りやすいのが利点だ。

アドルフ
アドルフ

何回か塗り重ねて・・・・・・

こんな感じでよいでしょう。

レーナ
レーナ

なんか歪んでいない?

アドルフ
アドルフ

どうも実物もフリーハンドで描かれていたらしく、ところどころ線が歪んでいたり薄くなったりしていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

資料では左側面と駐退機カバー部分のみ掲載されていた。

車体前後や右側面は不明だけど、とりあえず反対側も対照になるよう描いていく。

レーナ
レーナ

やっぱりこういう広い面には色々描きたくなるというか。

アドルフ
アドルフ

資料本の解説によると、この車輌は1941年夏に白ロシアでドイツ軍部隊に鹵獲されたものだそうです。

レーナ
レーナ

白ロシア?

アドルフ
アドルフ

現在のベラルーシのことですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

鹵獲車輌は誤射防止に国籍マークを目立つところに描くことが多いけど・・・・・・

この車輌は運用されていたものではなく、鹵獲直後のものだと思われる。

おそらくせっかく手に入れた戦利品を友軍からの攻撃で破壊されないように描かれたものだと。

鹵獲後ドイツ軍によって再利用・運用されたかは不明だとか。

アドルフ
アドルフ

ドイツ軍は鹵獲したKV-2にPz. Kpfw.KW-2 754(r)という独自名称を与えて運用していたようですな。

中には他の鹵獲車輌同様、キューポラや燃料缶ラックを増設するなど改造を施したものも存在したのだとか。

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足回りの汚し

アドルフ
アドルフ

マーキングが終了したので再びウェザリング。

足回りを進めていきます。

ヴァルダ
ヴァルダ
  • ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンでウォッシング
  • タミヤウェザリングカラーのAセットの全色を適当に擦り付け
  • タミヤエナメルのクロームシルバーで履帯凸部分や起動輪をドライブラシ

だね。

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レーナ
レーナ

あれ、いつもならウェザリングマスターは最後じゃないの?

ヴァルダ
ヴァルダ

溶剤成分が多かったからかウェザリングカラーがなかなか乾かなくてね。

それをみた筆者が

「溶剤成分で今なら粉モノが定着するんじゃないか」

と思い込み、このタイミングで擦り付けたのだとか。

レーナ
レーナ

相変わらず適当だなぁ。

アドルフ
アドルフ

イメージとしては夏の東部戦線の街道といったところでしょうか。

暗めの色の土と、乾いた地面で擦れて磨かれた履帯というか。

ヴァルダ
ヴァルダ

詳しい記事ができたので、こちらも参考にしてもらえると幸いだ。

やっつけ!戦車模型足回りウェザリング
レーナ 模型大隊戦闘日誌、始まるよ! アドルフ 前回は小改造を加えたIII号戦車N型が無事組み立て終了しましたな。 今回は……。 ヴァルダ 筆者が戦車模型のウェザリングについて記事をまとめた...

 

最後の仕上げ!

ヴァルダ
ヴァルダ

最後はいつも通りタミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシ吹き。

ついでに砲口やエンジンデッキの排気口付近に、ウェザリングマスターBセットで軽いすす汚れを擦りつけ。

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レーナ
レーナ

完成までもう少し・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

そして足回りをセット。

今まで分離していたスクレーパー(泥かき)もここで接着する。

これでKV-2は完成にしよう。

レーナ
レーナ

以下、ギャラリーだよ。

 

タミヤ 1/35 KV-2重戦車 完成!

アドルフ
アドルフ

続いてこのキットの前身となったKV-1(1941年型)と。

レーナ
レーナ

やっぱり砲塔のインパクトがあるというか。

ヴァルダ
ヴァルダ

KV-1のキットはソ連軍用のマーキングのみ収録されている。

筆者は資料本を参考にドイツ軍鹵獲車にしたけどね。

新生!タミヤ1/35のKV-1を作る①
アドルフ さて、インフィニットジャスティスとM47パットン、どちらから手をつけますかな。 ヴァルダ その前に、もう一つ紹介しておかなければならないキットがある。 それも取り上げておこう。 ...

アドルフ
アドルフ

更にトランペッター社のKV-1エクラナミと。

こちらも資料本の影響で鹵獲されていますな。

ヴァルダ
ヴァルダ

これも本来キット内はソ連軍所属のみ収録されている。

筆者はマーキングやらノテックライトを他所から持ってきて作っているね。

トランペッター 1/35 KV-1E(エクラナミ) 製作記①
レーナ 模型大隊戦闘日誌、始まるよ! アドルフ 前回はタミヤの古いパンターが完成しましたな。 今回は何を作るのでしょうか。 ヴァルダ 筆者が積みっぱなしにしていた、ある戦車を作るようだね。 ...

 

作ってみた感想のコーナー

レーナ
レーナ

タミヤMMシリーズ最新作の感想は・・・・・・。

ヴァルダ
ヴァルダ

タミヤ製品のウリである組みやすさは健在。

車体、砲塔など箱組み箇所が多数あるけど、精度が高く特に大きな問題はなく組み立てられる。

強いて言うなら装甲板の荒れ表現を崩さないような目的でアンダーゲート部分が多数存在するから、そこの整形に注意するぐらいかな。

アドルフ
アドルフ

箱組みが多くゲート部分が接着面に来るので、凸状に残っていると部品が浮いてしまうというやつですな。

ヴァルダ
ヴァルダ

キットの定価は2022年3月現在税込み4950円

さすがに後発キットなのでトランペッターなど先発キットと比較して値段はやや高め。

その分精度や組みやすさでは大幅に勝っているように感じる。

先発キットの海外製品も基本は安価だけど、入手難易度が高かったりして市場価格が跳ね上がることもあったり。

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アドルフ
アドルフ

筆者はここの開設以前にトランペッター製品のKV-2も組んでいましたな。

前述した通り開設後にも同社のKV-1エクラナミを組みましたね。

あちらは箱の値札を確認したところ、筆者は2400円で購入したようです。

ヴァルダ
ヴァルダ

トランペッター製品は量産型の他に先行量産型やドイツ軍改造車も発売している。

現時点でのラインナップではタミヤに勝っている感じだ。

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レーナ
レーナ

タミヤも今後KVシリーズをどのように展開していくのかな。

見た感じ、今の世界情勢だとロシア方面への取材が難しそうな感じもするけど。

ヴァルダ
ヴァルダ

模型業界も例の情勢の影響をあちこちで受けているようだね。

今回はここまで。

筆者がまた別のキットに取り掛かっているらしいから、次回はそれになりそうだね。

レーナ
レーナ

次回も。お楽しみに~。

この記事で作っているキット

 

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