タコムから発売された新製品、M7自走砲へ偽装したIII号突撃砲G型を作っていきます。
前回はパーツ紹介をした。
今回は組み立て開始。
足回りや車体下部を進めてみよう。
筆者がなんか補給してきたよ。
瞬間接着剤を補給したけど、残念ながら今回のM7偽装車組み立てには間に合っていないんだ。
オモリは航空機模型ようですな。
この謎ケースは……。
筆者が中型の双発機を収納するのに使えないかと思ってダイソーで購入してきたようだ。
画像は以前組んだマイクロエースの九六陸攻。
上部が余るけど幅的には丁度いい。
筆者は保管方法に迷ってあまり双発機が進んでいませんからね。
気に入ったので追加購入も検討中だとのこと。
とりあえずM7偽装車を進めていこう。
まずは合わせ目消し
まずは合わせ目部分を貼り合わせ。
主砲基部が真っ二つだったので、これを接着してしまいましょう。
マズルブレーキも前後に分割されていて合わせ目ができる。
今回はマズルブレーキなしの車輌を作るから手を加えないけどね。
合わせ目消しについては過去記事参照だよ。
車体下部の組み立て
車体下部はこんな感じです。
ドラゴン社系列のスマートキットに似ていますが、トーションバーが貫通していないのが特徴ですな。
内部には突撃砲の主砲をセットするための凸モールドもあります。
程よく簡略化された感じというか。
それではトーションバーなどをセットしていきましょう。
左右で異なる形の似たような部品が多いので注意です。
片側ずつ部品を用意して……。
この画像、アホな筆者が部品を1つ切り出し忘れているね。
左右共に取り付けるとこんな感じです。
全体的にプラ質が柔らかめで、やはりドラゴン社製品を思い出しますな。
部品点数に関してはやっぱりタミヤ製品よりも多いね。
後部パネルの組み立て
続いて後部パネルの組み立てです。
ここもタミヤ製品と比べると部品点数が多め。
ドラゴン製品に近いというか。
組み立てるとこんな感じに。
マフラーの上に貼り付けるM26番パーツのはめ込みが少しきつめでしたな。
部品自体の端を少し削って、上手くはまるようにしています。
ここに限らずこのキットの部品はかなりタイト。
ちょっとしたパーティングラインとかでもはまらなくなる箇所が幾つかあるね。
自分で削って調整していくことになる。
そして本体に取り付け。
組立てた2つの部品のほか、エッチングパーツで金網を再現します。
筆者は後部パネル→エッチングパーツ→張り出し部分の順に取り付けています。
下から順に取り付けている感じだね。
エッチングパーツは金属製だから瞬間接着剤を使おう。
ゼリー系が望ましいのですが、冒頭のとおり筆者の補給部隊がモタモタしていたので今回は通常の物を使っていますな。
張り出し部分の接着が今回最大の難所。
ここの部品も上手くはまってくれないんだ。
組み立てた張り出しの内側、外側両方で車体側に干渉するようですな。
筆者は引っかかっているような場所を手当たり次第削り、クリップで抑えつつ接着している。
一度抑えすぎて弾いたクリップがエッチングパーツを曲げる事故もあったので、ここはほどほどに……。
車輪の組み立て
続いて車輪の組み立て。
III号突撃砲なので、転輪は2枚重ねの構造。
隙間に塗料が入りにくいので、先に黒く塗りつぶしてしまいます。
起動輪外側はA2番パーツとE1番パーツの2種類が付属する。
今回使うのは後者。
前者は余剰パーツとなる。
E1番パーツは起動輪中央にボルトパーツがたくさん刻印されているのが特徴だね。
塗り終わったら次々切り出して……
ちょっとゲート部分が多いかな?
ここもドラゴン製品を思い出しますな。
柔らかいプラ質と多いゲートで少し整形に手間取るというか。
起動輪パーツは左右それぞれ遊びがあってずれて接着も出来る。
ずれて接着すると後で履帯がはまらなくなるので注意。
完全固着する前に履帯パーツの上で確認するといいかな。
筆者は戦車模型素人時代、ドラゴン/サイバーホビーのヘッツァーでやらかしたような……。
今回の戦果
全ての部品が揃うとこんな感じに。
ゲート数が多いものの、転輪の数は標準的だ。
そういえば上部転輪の形がいつものIII号系列と違うね。
資材節約のためか、後期のIII号突撃砲に見られるゴムリムなしの鋼製となっていますな。
ちなみに従来のゴムリム付き上部転輪も余剰パーツに含まれています。
ここで今回は一度作業を中断する。
次回は履帯の組み立てからになるだろう。
続きは次回!
この記事で作っているキット