エレール社キットの部品を使用した、アンコールモデルズのハインケルHe112を作っていきましょう。
前回はパーツの確認をした。
今回は作業開始。
主翼や胴体を組んでいこう。
……で、今回のキットはどのくらいの期間放置していたのかな。
詳しくは不明ですが、おそらく2015、6年ぐらいに購入したものかと。
この時期に結構積みを増やしていますな。
7、8年ぐらいかぁ……。
スケールモデルはともかく、ガンプラもキャンペーンの武器セット目当てでその時期に結構購入しているね。
とにかく、作って消費してしまおう。
作戦開始ですな。
合わせ目接着
手始めに合わせ目接着。
見た感じすぐに接着できるのはこの主翼のみなので、まずはここを貼り合わせてしまいましょう。
逆ガルとハインケル社お得意の楕円翼が組み合わさった、独特の形をしているね。
そのままだとパーツが反って乾燥前に剥がれるから、クリップで抑えつつ……。
合わせ目消しについてはいつもの過去記事です。
今回は凸モールドのキットなので、余計なところに流し込んでパーツ表面を荒らさないように注意ですな。
コクピットの組み立て
続いてコクピット内の組み立て。
元は古い製品ですが、側壁のモールド部分があるのは珍しいですな。
それ以外は座席や操縦桿など、最低限の内容。
こっちは1/72スケールの飛行機らしいというか。
組み立てるとこんな感じに。
後で詳しく触れますが、この時点では筆者が床板と後部の隔壁部分の組み合わせ方を間違えていますな。
このキットのプロペラは胴体で挟み込む形式。
なので先にプロペラも組んでしまおう。
He112のプロペラは2枚羽。
構造は可もなく不可もなく……。
組むとこんな感じに。
特に合いの悪さみたいなのもなく、問題なく組める。
コクピット内の塗装
続いて機内の塗装。
色はMr.カラーのRLM02グレーですな。
おなじみのドイツ軍機コクピット色。
だいたいこれかLM66ブラックグレーなんだよね。
その後は機内の塗り分け。
基本は説明書の指示通りですが、指示のない側壁の機器類も黒く塗っています。
この辺りはBf109とかを参考に……。
そして黒のスミ入れと白のドライブラシ。
計器類はデカールが付属しませんが、モールドはあります。
白いドライブラシで浮かせてみましょう。
計器のデカールはないんだけど、シートベルトのデカールはある。
筆者が貼り忘れているね。
風防取り付直前にでも突っ込んで貼り付けておこう。
床板と隔壁の接着位置を変える
さてコクピットを胴体で挟み込みますが……
うまくはまりませんな。
先ほどいったのはこのこと。
どうも筆者が床板(24番パーツ)と隔壁(23番パーツ)の組み合わせ方を間違えたらしい。
接着部分を切り離して再接着。
先ほどは
「床板の横に隔壁を接着」
していた。
正しくは
「床板の上に隔壁を接着」
だ。
こっちだとぴったり合わさるね。
今回の戦果
そのまま胴体を貼り合わせ。
プロペラ部分が接着剤でくっつかないように注意ですな。
筆者はトロトロタイプの接着剤で機首に土手を作ってから、流し込み式速乾接着剤で全体を合わせています。
ここも反っているからクリップで留めて……。
そのまま主翼も接着。
主翼は接着する前にラジエーターパーツを仕込んでおくのを忘れずに。
付け根部分など、少し隙間ができましたな。
後でタミヤパテでも突っ込んでおきましょう。
今回はここまで。
順調に行けば、次回は組み立て作業を全て終わらせる予定だ。
続きは次回!